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2020.03.08

映画『インスタント・ファミリー~本当の家族見つけました~』(お薦め度★★★★)

ホームコメディながら、実話に基づいた作品で良く出来ています。
里子を迎える米国夫婦の話は、とかくキリスト教的な背景と崇高な意識に由来していますが、本作はそんな高邁で奢ったところは無く、市井の市民が子どもが欲しいという欲求を満たすべく奮闘する話です。

里子たちからのシビアな視点が描かれて、他人同士が家族になることの難しさが伝わってきます。ただし、決してナーバスにならず、前向きで楽観的な夫婦の姿勢に感心させられます。

タイトルがチャラいですが、どうしてどうして中身のある秀作です。

長女リジーを演じたイザベラ=メルセドがエンドロールで主題歌を歌っています。若手女優で演技力もあって、歌えるとは大した才能です。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Instant Family
制作年:2018
制作国:アメリカ
内容時間:119分

<スタッフ>
監督:ショーン=アンダース
製作:マーク=ウォールバーグ、ショーン=アンダース、ジョン=モリスほか
脚本:ショーン=アンダース、ジョン=モリス
撮影:ブレット=ポウラク
音楽:マイケル=アンドリュース

<キャスト>
ピート:マーク=ウォールバーグ
エリー:ローズ=バーン
リジー:イザベラ=メルセド
カレン:オクタヴィア=スペンサー
シャロン:ティグ=ノタロ
フアン:グスタヴォ=エスコバル
リタ:ジュリアナ=ガミス

<イントロダクション>
M・ウォールバーグが主演・製作を務めた、笑いと家族愛がたっぷりな大人向けホームコメディ。子どもがいない白人夫婦は、受刑者の子どもの3人姉弟を里子に迎えるが……。

日本だけでなく米国でも少子化は社会問題になっているが、子どもがいない夫婦が3人姉弟を一度に里子にしようと決めたことから始まる新生活を描いたのが本作。とはいえ、シリアスなムードは薄め。まずは夫婦のどちらもボケ系のキャラというのが、近年の米国のコメディならではのノリ。加えて彼らが子どもたちの“今風”の感覚といちいちかみ合わないのも楽しい。それでも夫妻と子どもたちがいつしか家族の“絆”を大切にしていく姿に、爽やかな感動を誘われる佳作だ。監督は「パパVS新しいパパ」のS・アンダース。

<放送内容>
ピートとエリーの夫婦には子どもが生まれず、彼らは身寄りがいない子どもを里子にもらおうと考える。そこで、母親が刑務所にいる3姉弟、リジー、フアン、リタを里子として受け入れるが、中でも多感な年ごろの長女リジーはピートたちに対して反抗的な態度を取り続ける。それでもよき親であろうと努力を続けるピートたちに、リジーたちがようやく打ち解けようと態度を改めだす。そんな中、リジーたちの実母が刑務所から出所し……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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