映画『きみがぼくを見つけた日』(お薦め度★★★★)
タイムトラベラーを扱った秀逸なラブファンタジーです。
主人公は自分の意志に関係なく時空をさまよう設定で、しかもパズルのような時系列なので予想できない展開に絶えずハラハラします。
ヒロインを演じたレイチェル=マクアダムスと子ども時代のブルックリン=プルーのシンクロが見事でした。2人が同一の人格をシームレスに演じていたと感じました。
幸も不幸も乗り越える母娘の2代に渡って描かれる愛情に和まされました。
邦題もまた格別です。原題以上に作品を表しています。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:The Time Traveler's Wife
制作年:2009
制作国:アメリカ
内容時間:108分<スタッフ>
監督:ロベルト=シュヴェンケ
製作総指揮:ブラッド=ピットほか
製作:ニック=ウェクスラー、デデ=ガードナー
脚本:ブルース=ジョエル=ルービン
撮影:フロリアン=バルハウス
音楽:イケル=ダナ<キャスト>
ヘンリー=デタンブル:エリック=バナ
クレア=アブシャイア:レイチェル=マクアダムス
リチャード=デタンブル:アーリス=ハワード
ゴメス:ロン=リヴィングストン
デヴィッド=ケンドリック医師:スティーヴン=トボロウスキー
チャリス:ジェーン=マクリーン
子ども時代のクレア:ブルックリン=プルー
アネット=デタンブル:ミシェル=ノルデン<イントロダクション>
意志に関わりなく時空をさまよう男性と、そんな彼を待ち続けるひとりの女性の切ない恋を綴るラブファンタジー。「きみに読む物語」のR・マクアダムスがヒロイン役を好演。A・ニッフェネガーの同名ベストセラー小説を映画化した感動編。自分の意志と関わりなく、過去と未来をランダムに行き来してしまうタイムトラベラーの男性と、少女時代から彼を想い続けてきたヒロイン、2人の恋を綴った。主人公の男性が初めてヒロインに出会ったとき、彼女はすでに彼と恋に落ちているなど、時系列が複雑に入り組んだストーリーを混乱させずに展開した脚本が秀逸だ。後に「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~」にも出演するマクアダムスの可憐さが光り、「ミュンヘン」のE・バナも魅力的。
<放送内容>
幼いころ、母親を奪った交通事故をきっかけに時間を旅する超能力に目覚めたヘンリー。だがその能力は彼の意志と関係なく発現し、彼を過去と未来をランダムに行き来する“時の放浪者”に。そんなある日、彼は美しい20歳の女性クレアと出会う。なんと彼女はヘンリーがタイムトラベラーだと知っており、6歳の時に彼と初めて出会ったという。彼女と恋に落ちたヘンリーだが、そんな2人を予期せぬタイムトラベルは引き離し続け……。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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