映画『パカリアン』(お薦め度★★★★)
短編の人形アニメですが、十分満足できます。
SFとホラーとギャグがほどよく組み合わされており、物語の構成と脚本が良く練られています。タイトルは『エイリアン』のオマージュでしょか(笑)。
人形アニメなのに、妙にゾワゾワさせられたのは驚きです。
世界マーケットに通用する秦俊子監督の才能に注目すべきです。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
制作年:2017
制作国:日本
内容時間:11分<スタッフ>
監督・脚本・編集:秦俊子
音楽:根木マリサ
美術:宮島由布子、池田恵二、近藤翔<キャスト>
ロメロス:斎藤工
“ナタ男”:こがやったけ<イントロダクション>
斎藤工が声優を務めた、新鋭ストップモーションアニメ作家・秦俊子の短編。アルパカにそっくりな宇宙人ロメロスは、地球で、故郷の星との通信が途絶えるなどの非常事態に。ストップモーションアニメ作家として、斎藤も製作に参加した「映画の妖精 フィルとムー」などを手掛け、海外でも活躍の場を広げている秦監督の自主製作作品として作られた11分弱の短編。アルパカにそっくりな宇宙人が地球を訪れて非常事態に遭遇する、シュールなホラーギャグ人形アニメ。秦監督の才能を見込んだ斎藤は、主人公の宇宙人ロメロスの声を熱演。ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2017で話題賞に、ロンドンのディスカバー・フィルム賞でベストアニメーション賞に、それぞれ輝いた。
<内容>
地球のアルパカにそっくりな容姿をした宇宙人ロメロスは、自分の星が地球を侵略するのに値するかどうかを調査するため、宇宙船で地球へ向かう。だが地球に到着する際に事故が起き、故障した宇宙船が不時着する事態に。ロメロスの故郷の星との通信が途絶えてしまった上、宇宙船が不時着した山中には山小屋があったが、そこで奇妙なマスクを着けた“ナタ男”に襲われてしまう。さらに、ロメロスを待ち受けていた意外な運命とは……。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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