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2020.03.09

映画『背徳と貴婦人』(お薦め度★★★)

予想していた物語とは大分違っていました。
画家と妻との不倫がテーマならば映画『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』を連想したのですが、共通項はありません。

ロマンスとは違う次元の話です。強力な主従関係がどうしようもない「渇き」を生んでしまうという悲劇が描かれていました。独特の間と哲学的な内容はフランス映画の雰囲気があります。

中国人女優・ファン=ビンビンのシンメトリーな美顔にうっとりさせられます。その神々しさは皇后役にピッタリでした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Le portrait interdit
制作年:2017
制作国:中国・フランス
内容時間(字幕版):106分

<スタッフ>
監督:シャルル=ド=モー
製作:シャルル=ド=モー、ティモシー=マウ、ファン=タオ
脚本:シャルル=ド=モー、ミシェル=フェスレール
撮影:シャルル=ド=モー

<キャスト>
ウラナラ皇后:ファン=ビンビン
ジャン=ドニ=アティレ:メルヴィル=プボー
乾隆帝:ホアン=ジュエ
チェン侍従長:チン=シーチェ
イー:ウー=ユエ

<イントロダクション>
清朝時代の中国を舞台に、実在した乾隆帝の皇后ウラナラとフランス人宮廷画家アティレとの秘めたる恋を綴る。中国を代表する女優ファン・ビンビンが皇后役を熱演。

史実をもとに、「X-MEN:フューチャー&パスト」や「スキップ・トレース」などのハリウッド映画にも出演した国際派女優ファンが、孤独を抱えた美しき皇后役を演じた歴史劇ロマンス。「わたしはロランス」などのM・プボーが清朝の乾隆帝のもとで宮廷画家を務めた実在のフランス人宣教師ジャン=ドニ・アティレ役を演じる。西洋絵画の技法で皇后の肖像画を描くよう依頼されたアティレと、彼の前でポーズを取り続ける皇后。描く者と描かれる者、無言の間に凝縮された2人の微妙な想いを感じ取りたい。

<放送内容>
18世紀。類いまれな美貌を持ち、清朝6代皇帝・乾隆帝の2人目の正室となったウラナラは、一方で夫の寵愛を受けられずに孤独を募らせていた。そんなある日、彼女の前に宮廷画家として名を上げるフランス人宣教師アティレが現われる。彼に興味を抱いたウラナラは皇帝に西洋風の肖像画をねだり、もくろみ通りアティレに作成が依頼される。キャンバス越しに見つめ合う中で、やがて2人の心には許されない感情が芽生えていき……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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