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2020.06.02

映画『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』(お薦め度★★★)

興味深いものの、面白くはありません。
本作のゴーストは、日本で言うところの地縛霊なのでしょう。東洋思想の輪廻転生を扱っているようで、アメリカ映画でこのような静的な幽霊を題材にするのは異色です。

何と言っても解脱の表現にハッとさせられました。浮かばれるということがいかに重要であるかを考えさせられます。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:A Ghost Story
制作年:2017
制作国:アメリカ
内容時間:93分

<スタッフ>
監督:デヴィッド=ロウリー
製作:トビー=ハルブルックス、ジェームズ=M=ジョンストン、アダム=ドナギー
脚本:デヴィッド=ロウリー
撮影:アンドリュー=ドロス=パレルモ
音楽:ダニエル=ハート

<キャスト>
C:ケイシー=アフレック
M:ルーニー=マーラ
医師:ケネイシャ=トンプソン
車椅子の男性:グローヴァー=コールソン
リンダ:リズ=カーデナス=フランク

<イントロダクション>
「セインツ-約束の果て-」「さらば愛しきアウトロー」のD・ロウリー監督が、R・マーラ、C・アフレックらの共演で放つ、切なくも美しい新感覚のゴースト・ストーリー。

「セインツ-約束の果て-」で、一躍次代のハリウッドを担う期待の注目株となり、ロバート・レッドフォードの俳優引退作「さらば愛しきアウトロー」の監督を務めたことでも話題を呼んだロウリー。本作は意外にも、その題名からすぐさま連想させるホラーやサスペンスではなく、不慮の急死を遂げた男性が、死後もシーツを被った幽霊となって自宅だった家に住み着き、ひとり取り残された愛妻やこの世の移り変わりをじっと見守り続けるという、風変わりな新感覚の幽霊譚。実験的アート色の強い不思議な一作に仕上がった。

<放送内容>
アメリカ、テキサス郊外の小さな一軒家で幸せな日々を送る若い夫婦のCとM。ところがある日、夫のCは不慮の事故で急死。妻のMは、病院で夫の遺体を確認すると、病院を後にする。一方、死んだはずのCは、白いシーツを被った状態のまま、幽霊となってむっくり起き上がると、自宅へ戻ってくる。そして、彼の存在には気付かないまま、ひとりこの世に取り残され、悲しみに暮れるMの姿をじっと静かに見つめ続けることに。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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