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2020.06.05

映画『グランド・マスター』(お薦め度★★★)

いわゆるカンフー映画ではありませんでした。
カンフーアクションはふんだんに取り入れていますが、全てが絵画的な様式美による演出です。独創的でともかく美しい絵作りが魅力的でした。

イップ・マンの物語ではあるのですが、チャン=ツィイー演じるゴン=ルオメイの復讐劇に力点が置かれていました。

イップ・マンと言えば、ドニー=イェン主演の「イップ・マン」シリーズですが、伊達男のトニー=レオンも悪くありませんでした。チャン=チェンやマックス=チャンとの共演も楽しめました。マックス=チャンは後の『イップ・マン外伝 マスターZ』で主役でしたので、イップ・マンの作品に縁があるようです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:一代宗師
制作年:2013
制作国:中国
内容時間:124分

<スタッフ>
監督・原案:ウォン=カーウァイ
製作:ウォン=カーウァイ、ジャッキー=パン
脚本:ウォン=カーウァイ、チョウ=ジンジ、シュー=ホーフェン
撮影:フィリップ=ルースロ
音楽:梅林茂、ナサニエル=メカリー

<キャスト>
イップ=マン:トニー=レオン
ゴン=ルオメイ:チャン=ツィイー
カミソリ:チャン=チェン
マーサン:マックス=チャン
ゴン=パオセン:ワン=チンシアン

<イントロダクション>
ウォン・カーウァイ監督が、ブルース・リーの師であった武術家イップ・マンの壮絶な闘いと悲恋を独特の映像美で描いた、トニー・レオン、チャン・ツィイー共演の話題作。

イップ・マンといえば、近年ドニー・イェンらの主演によってその生涯が相次いで映画化されたのが、記憶に新しいところ。でも、ウォン監督が彼を主人公に映画を作ろうと思い立ったのは、それよりずっと早い1996年のこと。以来、構想17年。ウォン映画の常連スター、レオンが、4年間にわたるハードな特訓を経てプロ顔負けの武術と拳法を披露。また、真のグランド・マスター(宗師=武術家)の座をかけて彼と相争い、激しい愛憎を燃やすヒロインを、「HERO」のツィイーがスリリングに熱演するのも見逃せない。

<放送内容>
日中戦争勃発前夜の1936年、中国。北の八卦掌の宗師パオセンが引退を決意。武術における南北の統一が悲願だった彼は、引退試合を開き、さまざまな流派の武術家たちを倒した末、自分と勝負し、見事な腕前と見識の高さを示した南の詠春拳の宗師、イップ・マンを真のグランド・マスターと認め、その使命を委ねる。しかし、あくまで北の名誉にこだわるパオセンのひとり娘ルオメイや、一番弟子のマーサンがそれに不服を唱えて…。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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