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2020.06.08

映画『ファイブ・ウォリアーズ』(お薦め度★★★)

解せないラストです。どう考えても有り得ません。
魅力的な作品ですが、どの国でも一般的に当たり前に通用する展開になりません。南アフリカ映画という特殊性なのでしょうか。

20年経とうが、大事件を起こして去った人間が帰ってくればすぐに分かるでしょう。その前提を無視する展開は、尋常ではありません。ワザとではなく分かろうとしないのかとも思えたのですが、話が進むにつれてそうでもない設定なので、普通に混乱しました。

どんな物語でも敵の敵は味方であり、悪者をやっつけたならお約束の結末が用意されています。しかし、本作は全てを裏切ります。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Five Fingers for Marseilles
制作年:2017
制作国:南アフリカ
内容時間:119分

<スタッフ>
監督:マイケル=マシューズ
製作:アスガー=フセイン、ヤロン=シュワルツマン、マイケル=マシューズほか
脚本:ショーン=ドゥラモンド
撮影:ショーン=ハーリー=リー
音楽:ジェームズ=マッテス

<キャスト>
タウ:ブヨ=ダブラ
セポコ:ハミルトン=ドゥラミニ
レラト:ゼツ=ドロモ
ボンガニ:ケネス=ンコシ
ルヤンダ:ムドゥドゥジ=マバソ

<イントロダクション>
戦士たちに希望を。悪党に裁きを。第14回アフリカ映画アカデミー賞で作品賞をはじめ、計5部門で受賞。これが史上初となる、南アフリカ共和国製のウエスタンアクション。

「ツォツィ」のギャヴィン・フッド、「第9地区」のニール・ブロンカンプなど、南アフリカ共和国に生まれ育ち、その後、ハリウッドにも進出して活躍する実力派監督たちの台頭が近年目立つ中、今回はついに、これが史上初となる南アフリカ共和国製のウエスタンが登場。広大な自然の風景をバックに展開される勇壮なドラマは、迫力と見応え満点で、第14回アフリカ映画アカデミー賞において10部門にノミネートされ、作品賞をはじめ、計5部門で受賞を果たした。監督は、これが長編デビュー作となるM・マシューズ。

<放送内容>
暴力的な白人警官たちが支配する、アパルトヘイト体制下の南アフリカの町マルセイユ。その地で自らの自由を守るために戦っていたのは、〈ファイブ・フィンガーズ〉と呼ばれる血気盛んな5人の少年少女たちだった。グループのリーダーである少年タウは、ある日、上納金を取り立てにやって来た白人警官の2人組を、怒りに駆られてついに射殺すると、町から逃走。それから20年後、成長したタウがマルセイユの町へ戻って来る。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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