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2020.06.14

映画『ザ・ファブル』(お薦め度★★★)

ともかくテンポが悪く、設定が分かりにくくクライマックスしか評価はできません。
最も売りとなるクライマックスでのガンアクションは『ジョン・ウィック』のものとカンフーを組合わせた新しさがありました。ただし、リアリティはありません。

また、コミカルなトーンにも関わらず、アクションシーンの凄惨な演出はいただけませんでした。もう少し編集で尺も含めてカバーできたのではと感じます。

主役級の豪華キャストによる作品ながら、俳優陣を上手く活かしていない物足りなさを感じさせる作品でした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2019
制作国:日本
内容時間:124分

<楽曲情報>
レディー=ガガ「ボーン・ディス・ウェイ」

<スタッフ>
監督:江口カン
脚本:渡辺雄介
撮影:田中一成
音楽:グランドファンク
ガンエフェクト:納富貴久男

<キャスト>
ファブル/佐藤明(アキラ):岡田准一
佐藤ヨウコ:木村文乃
清水ミサキ:山本美月
フード:福士蒼汰
小島:柳楽優弥
砂川:向井理
田高田:佐藤二朗
海老原:安田顕
ボス:佐藤浩市

<イントロダクション>
岡田准一、木村文乃、山本美月ら人気俳優陣が共演し、南勝久による人気コミックを映画化。普通の暮らしをすることになった殺し屋の運命を描く、痛快なコミカルアクション。

岡田が演じる、“ファブル(寓話)”と呼ばれる凄腕殺し屋だが、ある事情から東京を離れて大阪で潜伏することになり、しかも一般人として普通に暮らすことになり……。緊迫した状況だが、“ファブル”が殺し屋と一般人の生活の違い、加えて関東と関西のカルチャーギャップに悩まされる姿が大いに笑いを誘う。主演の岡田(大阪府枚方市出身)は「SP」シリーズや「図書館戦争」2部作などで見せてきた高い身体能力を本作の“ファブル”役でも発揮し、銃撃戦などのアクション場面は海外の同類の映画に負けない迫力だ。

<放送内容>
敵を必ず6秒以内に仕留める伝説の殺し屋“ファブル”だが、自分の育ての親のボスから1年間の休養を命じられ、しかもその間、決して人を殺せなくなる。そんな“ファブル”はアキラという偽名を使い、相棒のヨウコと兄妹を装い、大阪の街で一般人として暮らしだす。社会に溶け込もうと奮闘するアキラはバイト先の女性ミサキや社長の田高田と親しくなり、少しずつ普通の生活が板につきだすが、殺し屋に戻らざるを得ない事態が……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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