映画『パラレルワールド・ラブストーリー』(お薦め度★★★)
期待したほどでもありません。
そもそもメインストリートとなる主人公とヒロインの最初のエピソードに説得力が無いので、結びとしては収まりが悪く、王道のラブストーリーに昇華されていません。
タイトルでパラレルワールドとしていますが、従来からSFで使われる別時空による並行世界とはちょっと違うので、物語が進むにしたがってサスペンス性ばかりが全面に出てしまいました。どこか小難しくてモヤモヤさせる展開でした。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
制作年:2019
制作国:日本
内容時間:109分<スタッフ>
監督:森義隆
脚本:一雫ライオン
撮影:灰原隆裕
音楽:安川午朗<キャスト>
敦賀崇史:玉森裕太
津野麻由子:吉岡里帆
三輪智彦:染谷将太
小山内護:筒井道隆
桐山景子:美村里江
篠崎伍郎:清水尋也
柳瀬礼央:水間ロン
岡田夏江:石田ニコル
須藤隆明:田口トモロヲ<イントロダクション>
東野圭吾のベストセラー小説をKis-My-Ft2の玉森裕太主演で映画化した恋愛ドラマ。目が覚めたら2つの世界に入り込んでいた青年。彼は真実にたどり着けるのか。映画化不可能といわれてきた原作に、「聖の青春」の森義隆監督が、一雫ライオンの脚本を得て挑戦。冒頭、玉森が演じる主人公の崇史が、吉岡里帆が演じる麻由子を、並走する電車から窓越しに見かけるシーンにまずぐっと引き込まれる。そんな麻由子が、崇史の親友の恋人である世界と崇史の恋人である世界、2つが交錯し、見る者を当惑させる作劇だが、謎を解く鍵は劇中のあるセリフにあるのでぜひ探してほしい。さらに、中盤からの思いもよらぬいきさつに驚かされ、崇史と麻由子の恋の行方の切なさを倍増させる。
<放送内容>
大学院生の崇史は、通学途中の電車でよく窓越しに見かける女性に心を奪われながら、彼女と話せずに卒業する。2年後、彼は中学時代からの親友・智彦から交際中だという女性・麻由子を紹介されるが、彼女こそ崇史がよく見かけていた女性だった。智彦に対して嫉妬を覚える崇史だが、ある朝目覚めると部屋には麻由子がいて、2人は同棲生活を送っており、智彦もいない。麻由子の立場が異なる2つの世界を行き来して、崇史は混乱する。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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