映画『真夜中のパリでヒャッハー!』(お薦め度★★★★)
予測不能の面白さです。
フランス映画のコメディなんて、ピンと来ません。しかも邦題の”ヒャッハー!”だなんて全然外してると思ったのですが、意外や意外の秀作です。
主人公が子守する子どもが悪ガキで、そこに登場する彼の幼馴染がどうしようもない悪友たちです。そんな訳で主人公がとんでもない騒動に巻き込まれます。
それをサスペンス調で描くテクニックは見事でした。フランス映画の喜劇、あなどれません。
「ヒャッハー!」シリーズということで、続編に期待大です。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Babysitting
制作年:2014
制作国:フランス
内容時間:85分<スタッフ>
監督:フィリップ=ラショー、ニコラ=ブナム
製作:マルク=フィズマン、クリストフ=セルヴォーニ
脚本:フィリップ=ラショー、ピエール=ラショー、タレク=ブダリほか
撮影:アントワーヌ=マルトー
音楽:ミカエル=トルディマン、マキシム=デプレ<キャスト>
フランク:フィリップ=ラショー
ソニア:アリス=ダヴィ
サム:タレク=ブダリ
アレックス:ジュリアン=アルッティ
エルネスト:ヴァンサン=ドゥサニャ
ショデル:ジェラール=ジュニョ
エステル:シャルロット=ガブリ<イントロダクション>
フランス産のハイテンションナンセンスコメディ「ヒャッハー!」シリーズ第1作。勤務先の社長から幼い少年の子守を頼まれた主人公だが、なぜか一晩、大騒動を繰り広げる。「ハングオーバー!」のように“一晩のばか騒ぎ”を描くコミカルな物語と、ホラーでよく使われる、見つかったという設定の動画を活用した“ファウンド・フッテージ”方式を組み合わせた要注目作。中盤から一気にテンションが上がり、ドタバタやシモネタなどのナンセンスギャグを畳み掛ける。しかし意外性の高い伏線をきちんと回収していく点は秀逸だ。主人公フランク役のP・ラショーは監督・脚本(いずれも共同)も務めた。日本上陸は同じ登場人物陣が集まった続編「世界の果てまでヒャッハー!」のほうが先だった。
<放送内容>
パリの出版社で働く漫画家志望のフランクは誕生日の夜、翌日まで妻と留守にする社長のショデルに頼まれ、夫妻の幼い息子レミの子守を引き受ける。その日、ショデルの家を訪ねたフランクは生意気なレミに手を焼かされる。そこに悪友のサムとアレックス、元恋人ソニアが誕生日パーティーをしようと現われるが、パーティーと聞いた大勢が集まり、ばか騒ぎを始めてしまう。そんな中、レミが家から消え、フランクは仲間たちと彼を捜す。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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