映画『上海バンスキング(1984)』(お薦め度★)
喜劇とばかり思っていたのですが、悲劇なのですね。
人気舞台劇なのは昔から知っていましたが、映画化された内容はガッカリするほど酷い作品です。
何も伝わりません。リアリティは皆無です。映画『熱海殺人事件』と同レベルです。
映画『蒲田行進曲』の監督、キャストが再結集したのに無残です。映画は脚本が全てということがわかります。
ところで、バンスキングは、借金王のことで、ジャズメンたちが給料の前借りばかりしていてという意味だそうです。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
制作年:1984
制作国:日本
内容時間:121分<スタッフ>
監督:深作欣二
脚本:田中陽造、深作欣二
撮影:丸山恵司
音楽:越部信義<キャスト>
波多野まどか(マドンナ):松坂慶子
波多野四郎(シロー):風間杜夫
松本旦(バクマツ):宇崎竜童
林珠麗(リリー):志穂美悦子
弘田真造:平田満<イントロダクション>
1982年につかこうへいの人気舞台劇「蒲田行進曲」を映画化した深作欣二監督が、同作の主要キャストを再び主役陣に据え、斎藤憐作の同名舞台劇を映画化した音楽群像劇。劇団〈オンシアター自由劇場〉によって1979年に初演され、異例のロングランヒットを記録した同名人気舞台劇を、深作監督が映画化。やはり人気舞台劇を映画化して高い評価を得た「蒲田行進曲」の松坂慶子、風間杜夫、平田満、志穂美悦子に、宇崎竜童も新たに加わり、豪華多彩な競演を披露。1930年代後半から1945年にかけての上海を舞台に、時代の波に翻弄される日本人ジャズメンや歌姫たちの運命を歌や踊りを交えて華やかに描く。1988年には舞台のオリジナルメンバーたちによる再映画化版も作られた。
<放送内容>
1936年夏。ジャズメンである夫のシローとともに船で上海にやって来た、マドンナことまどか。2人の目的地はパリのはずだったが、シローは当初から、東洋きってのジャズの聖地である上海で音楽生活を楽しむ腹づもりでいた。2人は、シローの旧友のバクマツこと松本が働くダンスホールで、歌姫とバンドの一員として働きながら、上海での生活を送り始めるが、やがて日中戦争が始まり、彼らの人生を大きく左右するようになる。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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