映画『X(エックス) 謀略都市』(お薦め度★★★★)
驚くべきサスペンスです。
ハンガリー映画は初鑑賞です。タイトルからはB級作品と思っていたのですが、ハイレベルな作品でした。
風景を上下逆さまに映し出す不安定さを組み込んだセンスは並大抵ではありません。SF並みのインパクトを感じました。
ラストに関しては、納得感がありません。過去に社会主義国家だったことが背景にあるのかもしれません。本当に欧州映画は侮れません。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:X.
制作年:2018
制作国:ハンガリー
内容時間:115分<スタッフ>
監督:ウッイ=メーサーロシュ=カーロイ
製作:ガーボル=フェレンジー、アンドラーシュ=ムヒ
脚本:バーリント=ヘゲドゥーシュ、ウッイ=メーサーロシュ=カーロイ
撮影:マルティン=シェクサノフ
音楽:ダーニエル=チェンゲリ<キャスト>
エーヴァ:モーニカ=バルシャイ
ペーテル:ゾルターン=シュミエド
フェリ:サボルチ=ベデ=ファゼカシュ
カティ:ゾフィア=ブヤーキ
ホルヴァート=カールマーン:クルカ=ヤーノシュ
ガーボル:エルネー=フェケテ<イントロダクション>
パニック障害に悩まされる女性刑事が、連続殺人の謎を追う中で深い闇に足を踏み入れる……。かつて社会主義国家だったハンガリーの政治体制を背景にしたサスペンス。1989年まで社会主義国家体制が続いていたハンガリーの歴史に潜む闇と陰謀が明るみに出ていく犯罪サスペンス。同じ刑事だった夫の自殺というショックから、死体を見るとパニック発作に襲われてしまうようになった刑事のヒロインが、連続する奇妙な事故死に連続殺人ではないかという疑いを抱き、やがて国家を揺るがす陰謀へと近づいていく。「リザとキツネと恋する死者たち」のM・バルシャイが主人公の女性刑事を熱演。古都ブダペストの重厚な街並みを上下逆さまに映し出すなどのスタイリッシュな映像も魅力的だ。
<放送内容>
ハンガリー、首都ブダペスト。殺人課の敏腕刑事だったエーヴァは、同僚でもあった夫の自殺によってパニック障害となり、死体を見ると発作を起こすようになってしまった。以来閑職に回されていた彼女は、ある時、事件性はないと判断された一連の老人死亡事故に違和感を覚える。連続殺人の可能性を疑う彼女は、新任刑事ペーテルとともに独自の捜査を開始、現場から見つかったメッセージの断片を手掛かりに謎を追うが……。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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