映画『愛欲のセラピー』(お薦め度★★)
イマイチです。
エロティック・サスペンス仕立てですが、主人公はセラピストとしての適正が無く、そのうえ無軌道な性衝動が理解できません。
破綻すべく行動する背景はあまり説明されていないのは、昔のフランス映画のようです。
ちょっとびっくりしたのは、酔っ払って帰ったら、パートナーの男性が子どもたちに影響があるからと家に入れさせない場面でした。日本では考えられません。フランスは甘えを許さない文化なのですね。
主演のヴィルジニー=エフィラは演技力があることは感じますが、少し物足りない美人女優でした。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Sibyl
制作年:2019
制作国:フランス・ベルギー
内容時間:102分<スタッフ>
監督:ジュスティーヌ=トリエ
製作:ダヴィド=ティオン、フィリップ=マルタン、セルジュ=アヤ
脚本:ジュスティーヌ=トリエ、アルチュール=アラリ
撮影:シモン=ボフィス<キャスト>
シビル:ヴィルジニー=エフィラ
マルゴ:アデル=エグザルコプロス
イゴール:ギャスパー=ウリエル
エディト:ニールス=シュネデール
ミカ:ザンドラ=ヒュラー<イントロダクション>
セラピストのヒロインが、悩み多き女性患者のひとりに振り回されて次々と奇妙な状況に巻き込まれていくさまをブラックなタッチで描いた、不条理喜劇仕立ての官能ドラマ。自分の患者である悩み多き女優のため、とある新作映画の撮影現場に同行することになった女性セラピストが、あれよと見る間に奇妙な状況に陥っていくさまを、フランスの女性監督J・トリエがブラックユーモアたっぷりに描写。「エル ELLE」のV・エフィラが、映画の原題に当たるタイトルロールのヒロイン、シビルを好演するほか、「アデル、ブルーは熱い色」のA・エグザルコプロス、「希望の灯り」のS・ヒュラー、「エヴァ」のG・ウリエルら、共演陣も豪華多彩。第72回カンヌ国際映画祭コンペ出品作の1本。
<放送内容>
セラピストの仕事を辞め、元の作家稼業に戻ることを決意したシビル。けれども、患者のひとりである女優のマルゴが、長年自分の悩みを打ち明けてきた相談相手を新しい担当医に変えることを嫌がったことから、やむなくシビルは、彼女のカウンセリングを継続するはめに。マルゴは、新作映画で共演中の恋人イゴールがその映画の女性監督ミカと不倫していることに悩んでいた。かくしてシビルも、その映画の撮影現場に同行するのだが…。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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