ドラマ「浦安鉄筋家族」[全12話](お薦め度★★★★★)
昨今のコンプライアンスを投げ捨てた”神ドラマ”です。
抱腹絶倒のギャグコメディながら、笑わせて泣かせる内容で、濃すぎるキャラクターたち、文句無しでした。
制約ばかりで表現の自由が大幅に狭まった現代でも製作できたとは奇跡です。
しかも、予想不能な伏線の張り方が半端ありません。最終回で全てが回収できるなんて天晴です。脚本の3つのルールを踏襲しており、秀逸でした。
コロナ禍で撮影が中断され、その間に大沢木家のシーンの撮影に使用していた一軒家が解体されて、別の家で撮影を継続して、間取りの違いを劇中ネタにするという強引さにも感心させられました。
個性豊かなキャラクターの中でも8発目ゲストの霊媒師・ボギー愛子役の池谷のぶえと小鉄の担任・春巻龍役の大東駿介が強烈で忘れられなくなりました(笑)。
それと何と言っても、長女・大沢木桜役の岸井ゆきのが最高でした。28歳なのに女子高生が普通に演じられる才能にメロメロです。天賦の才能を感じます。
以下、番組サイトから引用。
<オンエア情報>
テレビ東京、2020年4月11日〜5月16日、(コロナ禍で中断)8月22日〜9月26日毎週土曜24時12分放送。<スタッフ>
原作:浜岡賢次『浦安鉄筋家族』(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載)
脚本:上田誠、諏訪雅、酒井善史(ヨーロッパ企画)
監督:瑠東東一郎、吉原通克、諏訪雅、松下敏也
チーフプロデューサー:阿部真士(テレビ東京)
プロデューサー:藤田絵里花(テレビ東京)、神山明子
制作:テレビ東京、メディアプルポ
製作著作:「浦安鉄筋家族」製作委員会オープニングテーマ:サンボマスター「忘れないで 忘れないで」(ビクターエンタテインメント/Getting Better)
エンディングテーマ:BiSH「ぶち抜け」(avex trax)<キャスト>
大沢木大鉄:佐藤二朗
大沢木順子:水野美紀
大沢木桜:岸井ゆきの
大沢木晴郎:本多力
大沢木小鉄:斎藤汰鷹
大沢木裕太:キノスケ
大沢木金鉄:坂田利夫
花丸木:染谷将太
春巻龍:大東駿介
麻岡ゆみ:松井玲奈
仁ママ:宍戸美和公
大鉄のタクシー常連客:滝藤賢一<イントロダクション>
「週刊少年チャンピオン」にて25年以上連載を続けており、30代・40代から絶大な人気を誇る大人気ギャグ漫画シリーズ『浦安鉄筋家族』を、主演・佐藤次朗×監督・瑠東東一郎(EX「おっさんずラブ」シリーズ)×脚本・上田誠(ヨーロッパ企画)という超強力な三銃士で初ドラマ化します。子供から大人まで幅広い支持を得る個性派バイプレイヤー・佐藤が、とにかく超テキトーでだらしがない大沢木家の大黒柱・大鉄を演じます。
このドラマは千葉県浦安市に住むパワフルな一家・大沢木家が巻き起こす、どんな些細な出来事もドンチャン騒ぎになってしまう家族のエクストリーム・ホームコメディ!
大鉄をはじめ、個性豊かな大沢木家メンバーや近所に住む仲間達が”常に全力”で愛らしい浦安の日常をお届けします!<あらすじ>
限りなく東京に近い千葉、浦安。”夢の国”から少し外れたところに、パワフルでハチャメチャな家族--大沢木家が住んでいた。
お父さんの禁煙作戦には家族総出で大乱闘、外食すればなぜか大食いバトルへ発展し、息子が熱を出せば近所を巻き込んで、なぜかベビーファイトからのマザーファイトが始まってしまう…
どんな些細な出来事も、この大沢木家にかかれば想像を絶するドンチャン騒ぎ!!大鉄をはじめ大沢木家のメンバーや原作でもお馴染みの春巻先生、花丸木くん、土井津親子など個性豊かなご近所キャラクターも勿論登場!笑って笑って笑ってたまに泣ける!???
とにかくパワフルで極端な家族が、”浦安愛”に満ち溢れた最高のエクストリーム・ホームコメディをお届けします!1発目:大鉄ノースモーキン「コンプラ上等ダメ親父に愛の禁煙刑」
2発目:順子エマージェンシー「命懸け!ベビーファイトのゴングが鳴る」
3発目:桜らむドリーミン「娘の彼は全裸男!父怒りの電気アンマ」
4発目:春巻ティーチン「ダメ教師が遭難!?炎のカンフー対決」
5発目:西川家ムービン「負けたらハリセン!?世紀の東西バトル!」
6発目:チャーハン平らげヌーン「激マズ中華店で大食いチャレンジ!?」
7発目:山田誉あけナイト「ビンのフタVS浦安の猛者達!?」
8発目:金鉄アセンション「夏の心霊祭り!?稲川淳二も参戦!?」
9発目:晴郎アローン「ニート決死の留守番で返り咲き!?」
10発目:子供たちグローイン「長女に妊娠疑惑!?母のスパイ大作戦」
11発目:大沢木家トラベリン「大沢木家がサンタモニカ旅行!?」
最後の一発:続・大沢木家トラベリン「忘れないで……ダメ父の愛が時空を超える」
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