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2020.10.01

映画『決算!忠臣蔵』(お薦め度★★★)

意外な面白さを秘めた作品です。全体を通じてペーソスなコメディに仕上がっていました。

かかった費用を現代のお金に換算して吹き出しで解説する手法は、非常にユニークでした。
旅費だけでも相当な金額がかかっていたことが理解出来て、討ち入りまでの苦しい台所事情が良く呑み込めました。

限られた予算なのに、野放図な家臣たちのに振る舞いや考えはいつの時代にも通じるものがあります。

戦にはお金が必要という当たり前の事実を改めて本作から教えられました。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2019
制作国:日本
内容時間:126分

<スタッフ>
監督・脚本:中村義洋
撮影:相馬大輔
音楽:高見優

<キャスト>
大石内蔵助:堤真一
矢頭長助:岡村隆史
大高源五:濱田岳
不破数右衛門:横山裕
大石理玖:竹内結子
瑤泉院:石原さとみ
浅野内匠頭:阿部サダヲ
大野九郎兵衛:西川きよし

<イントロダクション>
堤真一と岡村隆史がW主演したエンターテインメント時代劇。藩主が起こした刃傷沙汰でお取り潰しとなった赤穂藩。限られた予算内で討ち入りの準備をする浪人の奮闘を描く。

「忠臣蔵」の物語を、“予算”という角度から読み解いた歴史学者・山本博文の著書を、「殿、利息でござる!」「忍びの国」の中村義洋監督が映画化。映画の中に出てくる事柄や予算金額が現代の用語や金額に置き換えて解説されるのがユニークで、堤演じる大石内蔵助が関西弁で話し、周囲の人々の言動にツッコミを入れていくさまに大いに笑わされる。これまでの「忠臣蔵」とかなり異なるが、“討ち入りの日”というゴールまで描かれるさまざまな人間模様が魅力。竹内結子、石原さとみなど豪華俳優陣の共演も楽しい。

<放送内容>
幕府の重臣・吉良上野介に切りかかった赤穂藩主・浅野内匠頭は即日、切腹させられる。藩はお取り潰しになり、家老の大石は幼なじみの勘定方・矢頭に力を借りて残務整理の日々を過ごす。御家再興の道が閉ざされた彼らに残された希望は宿敵・吉良邸への討ち入りだが、討ち入りには費用が必要で、使える予算は現在の貨幣価値に換算すると9500万円。生活費や食費、家賃、江戸往復など、お金が出ていくばかりで、大石は頭を抱える。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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