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2020.10.13

映画『キューブリックに魅せられた男』(お薦め度★★★★★)

巨匠キューブリックに心酔して、俳優から彼の助手として人生を捧げた男のドキュメンタリーです。そこには究極の自己犠牲が描かれています。

完璧主義の天才に対しての献身ぶりは、想像を遥かに超えていました。キューブリック作品のために生まれてきたかのようです。

監督亡き後に、完璧な形で作品を鑑賞できるのは、本作に登場するレオン=ヴィターリによるものだということが深く理解出来ました。

キューブリックの光と影の両面のうち、光が『キューブリックに愛された男』のエミリオ=ダレッサンドロで、影が本作のレオン=ヴィターリと言えます。両作品を観れて本当に良かったと感じます。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Filmworker
制作年:2017
制作国:アメリカ
内容時間:94分

<スタッフ>
監督・撮影:トニー=ジエラ
製作:エリザベス=ヨッフ、トニー=ジエラ

<出演>
レオン=ヴィターリ
ライアン=オニール
マシュー=モディーン
R=リー=アーメイ
(アーカイブ映像)スタンリー=キューブリック

<イントロダクション>
天才監督S・キューブリックに心酔するあまり、俳優から裏方業に転身し、ひたすら同監督に自らの生涯をささげた男L・ヴィターリの数奇な半生を見つめたドキュメンタリー。

1970年代半ば、当時新進の若手俳優だったヴィターリは、映画「バリー・リンドン」に出演。そこで憧れの天才監督キューブリックに間近で接して、ますます彼への尊敬の念を深めたヴィターリは、以後、俳優の道を捨ててキューブリックの専属アシスタントに転身。キャスティングから子役の世話係、プリントチェックに至る、映画作りのさまざまな雑事をこなし、ひたすらキューブリックのために献身的に働く滅私奉公の人生を送ることに。そんなヴィターリのなんとも数奇な半生を彼自身や関係者の証言を交えて振り返る。

<放送内容>
1970年代初頭、当時イギリスの有望な若手俳優だったヴィターリは、憧れの天才監督キューブリックの新作映画「バリー・リンドン」に出演。撮影初日、監督に初めて出会った瞬間、思わず電流が走ったという彼は、以後、さまざまな厳しい要求にも応えて信頼を勝ち得、キューブリックと親交を結ぶことに。かくしてその後、俳優の道を捨てて同監督の専属アシスタントとなったヴィターリのアッと驚く壮絶な滅私奉公の人生が始まる。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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