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2020.10.17

『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(お薦め度★★)

面白くありません。
昔からの悪しき邦画の香りがプンプンします。
今一押しの女優・石橋静河がW主演なので、我慢して観ました。

政治の無策によって、貧困化させられている現代日本の若者たちを描いていますが、群像劇のような深みや広がりは無く、ましてや驚きもない脚本です。

ただただ、追い詰められた弱者が、気休めで気を紛らすだけの無力感しかありません。

こんなに夢も希望も無い未来ある若者を矮小化した作品が評価されたとは、悲しいです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2017
制作国:日本
内容時間:108分

<スタッフ>
監督・脚本:石井裕也
撮影:鎌苅洋一
音楽:渡邊崇

<出演>
慎二:池松壮亮
美香:石橋静河
智之:松田龍平
岩下:田中哲司
美香の母:市川実日子

<イントロダクション>
石井裕也監督が池松壮亮&石橋静河のW主演で最果タヒの詩集を斬新なタッチで映画化。第91回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位ほか、数々の賞に輝いた傑作恋愛映画。

注目の詩人・最果タヒの詩集をもとに、現代の東京で宿命的に出会った1組の男女が、さまざまな不安や困難を乗り越えてともに生きて行こうとするさまを、「舟を編む」の石井裕也監督が、観る者の五感を揺さぶる斬新な映像表現を駆使しながら、みずみずしくも繊細に描写。第91回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位をはじめ、数々の映画賞に輝き、絶賛を博した。これが映画初主演となった石橋静河の初々しい好演も高い評価を得、数々の新人女優賞を獲得。松田龍平、田中哲司ら豪華共演陣の好演も見もの。

<放送内容>
東京の片隅の古いアパートでひとり暮らしをする慎二。日雇いの建設現場で働く彼は、ある日、年上の同僚・智之らに連れられてガールズバーに出向き、そこでバイトをしている美香と初めて出会う。それから間もなく智之が建設現場で突然倒れてそのまま帰らぬ人となり、葬儀に参列した慎二は美香と再会。さらに後日、建設現場でけがをした慎二が治療のため病院を訪れると、看護師としてそこで働く美香とまた思いがけず出会うことに…。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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