ドラマ「書類を男にしただけで」(お薦め度★★)
タイトルはパッとしないし、内容は表層的で深みはありません。
目玉となる男性だと思ったら女性だったというギャップは皆無でした。
大体、小芝風花は男性に見えません。
実際、ハラスメント防止が叫ばれている企業で、男女の区別を扱う設定自体が旧さを感じさせます。
ラブコメとしても消化不良でした。
以下、番組サイトから引用。
<オンエア情報>
TBS、2020年10月11日(日)14時放送。<スタッフ>
脚本:飯野陽子
演出:石井康晴
プロデュース:中西真央、韓 哲
製作著作:TBS<キャスト>
箕輪 祐希:小芝風花
杉田哲也:竜星 涼
須藤あやか:水沢エレナ
鈴木翔平:奥野 壮
柏木未来:高橋メアリージュン
古橋敏之:デビット伊東
渡辺リカ:友近<イントロダクション>
小芝風花TBSドラマ初主演!
『書類を男にしただけで』女として失敗し続けた私は、今日から男として生きていく!
転職活動でうっかり、たまたま男として採用試験を突破し、
大企業にエリートとして入社することに!?
でも、同僚の男性に恋をしてしまい…「男に生まれてみたかった」「こんな時男だったら…?」
女性の日常に散りばめられた理不尽さや悔しさを痛快に描いた働く女子の共感必至な“社会派ラブコメディ♡”
TBSでは、10月11日(日)午後2時からドラマ『書類を男にしただけで』を放送する(※一部地域をのぞく)。
主人公の箕輪祐希(みのわ・ゆうき)はセクハラ上司を背負い投げしたことが原因で前職をクビになり、転職活動中。だが、気の強すぎる性格が災いしてか、転職活動は連戦連敗。おまけに彼氏にもフラれ、踏んだり蹴ったり。そんな中、最終選考まで通過した一社…それは広告業界最大手の一つ「インサイトエージェンシー」だった。祐希は気を引き締めて「インサイトエージェンシー」の最終選考でもある健康診断に行くのだが、そこで自分の性別が男として登録されていることが発覚。健康診断を担当する医師に「ここで女だって言ったら落とされるよ」と追い詰められ、祐希の頭の中には“女として失敗し続けた過去”が走馬灯のように駆け巡り…。祐希は「男で天下取ってやる!」と、性別を偽り男として働くことを決意。男として入社し、女性であることがバレないように奮闘しつつ仕事を頑張る。しかし、同僚の男性に恋をしてしまい…!?
本作は「男に生まれてみたかった」「こんな時男だったら…?」と、女性の日常に散りばめられた理不尽さや悔しさを痛快に描いた、働く女子の共感必至な“社会派ラブコメディ”だ。
主人公の箕輪祐希を演じるのは、シリアスからコメディーまで演じ分ける実力派若手女優として、若い世代を中心に男女問わず人気を博す小芝風花。今回がTBSドラマ初主演となる。今作で演じる祐希は自身より少し年上の会社員で、女性であることを隠し、男性として転職先の大企業で若手エースとして奮闘するキャラクター。そんな祐希を小芝が表情豊かに演じる。時代は多様性を尊重し女性の活躍する場も年々増えている傾向にあるが、その一方で男性優位な文化は色濃く残っているのが現実だ。本作は、そんな現実を「ラブコメディの世界を借りて、明るく切なく、そして痛快に蹴飛ばしたい」という思いから入社5年目の女性プロデューサーが企画したオリジナルドラマだ。
頭ではわかっていても、「性別など関係ない!」と簡単に言える世の中ではないからこそ、「お互いの個性が尊重され、自分のなりたい自分でいられて誰にも傷つけられることのない、そんな世界になりますように」という願いを込めて、ハートフルに描いていく。
今後、主人公の祐希を取り巻く個性豊かなキャスト陣も発表予定。10月11日(日)午後2時からお届けする『書類を男にしただけで』にご期待ください。
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