映画『Love Letter』(お薦め度★★★)
25年前に作られたラブストーリーです。
旧さを感じさせませんが、明らかにファンタジーですね。
過去に観たと思うのですが、ほとんどストーリーを覚えていませんでした。
前半は頭がこんがらがる内容で、サスペンスのようでストレスがかかりました。
生身の女性を描くのではなく、全体的にお利口さん的な展開で、中山美穂のプロモーションビデオのようでもあります。
先日鑑賞した『ラストレター』のほうが、より岩井ワールドが感じられます。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
制作年:1995
制作国:日本
内容時間:117分<スタッフ>
監督・脚本:岩井俊二
製作:村上光一
プロデュース:小牧次郎、池田知樹、長澤雅彦
撮影:篠田昇
音楽:REMEDIOS、マリオウマリ、桃田英美子
編集:岩井俊二
助監督:行定勲<出演>
渡辺博子/藤井樹[現在・小樽](2役):中山美穂
秋葉茂:豊川悦司
藤井樹[過去・小樽]:酒井美紀
藤井樹[過去・小樽、博子の恋人]:柏原崇
藤井晶子:范文雀
藤井剛吉:篠原勝之
藤井安代:加賀まりこ
早苗:鈴木蘭々
藤井精一:鈴木慶一
藤井慎吉:田口トモロヲ<イントロダクション>
岩井俊二監督初の長編。中山美穂がひとり2役で演じるヒロイン2人が、同じある男性に寄せた想いを描く、感動のラブストーリー。監督は25年後、「ラストレター」も発表。中山が演じるのは、神戸と小樽に住む2人の女性。彼女たちが文通で交流するユニークな展開、繊細な映像美を通じ、届かぬラブレターに託された想いが“愛の奇跡”を生む……。それまでCMやTVドラマで活躍してきた岩井監督が、第34回日本映画監督協会新人賞に輝いた翌年、初めて手掛けた長編。後に「リリイ・シュシュのすべて」などで“岩井ワールド”と呼ばれる独自の感性を早くも発揮していた天才ぶりに注目を。1995年に公開された本作も映画ファンの話題を独占し、韓国でも大ヒットという伝説を残した。
<放送内容>
神戸に住む博子は、山の遭難で命を落としてしまった婚約者、樹を忘れられない。彼に届かないと分かりながら、思わず彼が以前暮らしたという小樽の家に彼宛ての手紙を出してみる。偶然にも、現在そこに住むのは、樹と同姓同名の女性だった。しかも彼女は樹の中学時代の同級生で、樹が博子の手紙を読んだことから樹と博子は文通を始める。中学時代、小樽で2人の樹は互いに好意を抱いているのかどうかも分からない微妙な関係だった。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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