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2020.12.29

映画『“隠れビッチ”やってました。』(お薦め度★★★)

思った以上に深みはあるものの、ヒロインの人柄は同性から共感できるものなのでしょうか。詰め込み過ぎて病んでいるようにしか感じません。

佐久間由衣は映画初主演ということで、主人公を大胆かつ繊細に熱演しています。ところどころで彼女の表現する心の傷に共感できました。

しかし、ラストシーンでの匂わせは、これまでの葛藤をご破算にするもので頂けません。監督の力量に疑問符が付きました。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2019
制作国:日本
内容時間:114分

<スタッフ>
監督・脚本:三木康一郎
撮影:板倉陽子
音楽:小山絵里奈

<キャスト>
荒井ひろみ:佐久間由衣
小島晃:村上虹郎
大村彩:大後寿々花
安藤剛:小関裕太
三沢光昭:森山未來
ひろみの母:渡辺真起子
ひろみの父:光石研

<イントロダクション>
佐久間由衣が映画初主演したラブストーリー。清楚系女子の振りをして男性を落とす“隠れビッチ”な女性。だが本当の自分を愛してくれる男性に出会った彼女の心は揺れ……。

あらいぴろよの同名コミックエッセイを、「旅猫リポート」や「弱虫ペダル」の三木康一郎監督が脚本も兼ねて映画化。相手の“告白”を求めて男たちを翻弄するが、実は心に傷を持っているヒロインのひろみ役を、佐久間は繊細かつ感情豊かに演じ、座長としての存在感を発揮した。一方ひろみを成長させる役割を担う三沢役を演じた森山未來が佐久間の熱演を受け止め、みごとな助演ぶりを魅せる。また、ひろみのシェアハウス仲間を演じる村上虹郎と大後寿々花がいい位置取りで好演し、初主演の佐久間を盛り上げている。

<放送内容>
26歳、独身のひろみの趣味と特技は異性にモテること。絶妙のタイミングでのスキンシップや会話で相手を翻弄し、本気の告白をされたところでフェイドアウトする。そんな彼女をシェアハウス仲間の小島と彩は、あきれ顔で“最低の隠れビッチ!”とたしなめるが、彼女の耳には届いていなかった。ある日、ひろみはイケメンの安藤と出会うが裏切られ、やけ酒をあおって酔いつぶれているところを同じ職場の三沢に目撃されてしまい……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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