映画『アイネクライネナハトムジーク』(お薦め度★★)
面白くありません。
コメディ作品ならまだしも、恋愛群像劇での描き方として少しも受け入れられません。今泉力哉監督の感性は合わないようです。
故人を偲んでの鑑賞という目的があったにもかかわらず、最後まで観るのが結構辛かったです。
ともかく、カットが気持ち長めで冗長です。セリフにところどころクスッとさせるところがあるものの、リアリティが皆無です。特にボクシングに関しては的外れでした。
俺にとっての見どころは、反抗期真っ只中の女子高生役の恒松祐里でした。正統派美少女の女優ですが、ドラマ「リフレイン」から注目しています。終盤でのヒロインを堂々と務めました。彼女の主演作を多く観たいと思ってます。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
制作年:2019
制作国:日本
内容時間:120分<スタッフ>
監督:今泉力哉
脚本:鈴木謙一
撮影:月永雄太
音楽:斉藤和義<出演>
佐藤:三浦春馬
本間紗季:多部未華子
織田一真:矢本悠馬
織田由美:森絵梨佳
織田美緒:恒松祐里
美奈子:貫地谷しほり
藤間さん:原田泰造<イントロダクション>
伊坂幸太郎×斉藤和義。この2人の奇跡のコラボから生み出された同名連作小説を、「愛がなんだ」の今泉力哉監督がユニークなキャストの共演で映画化した恋愛群像ドラマ。「重力ピエロ」「ゴールデンスランバー」などで知られる人気作家の伊坂と、「やさしくなりたい」などのヒット曲でおなじみの人気シンガーソングライターの斉藤。お互いのジャンルを超えたこの2人の奇跡のコラボから生まれた同名連作小説を、恋愛群像劇の名手・今泉監督が映画化。今年惜しくも急逝した三浦春馬と多部未華子が、10年越しの付き合いを通してようやく結婚を決意するに至る不器用な男女のカップルを、等身大の魅力で好演するほか、矢本悠馬、貫地谷しほり、原田泰造らがユニークな個性と存在感を発揮。
<放送内容>
マーケティングリサーチの会社に勤める佐藤。ある日彼は、仙台駅前で街頭アンケートの調査中、そこでギターの弾き語りに耳を傾けていた若い女性とふと目が合う。思い切って彼が声を掛けると、彼女はアンケートに協力してくれ、こうして佐藤と紗季の2人は、奇妙な出会いを果たす。本来、劇的な運命の出会いを待ち望んでいた佐藤は、既に妻子を持つ友人の織田や会社の上司・藤間らに、出会いについてのアドバイスを求めるのだが…。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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