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2021.01.06

雑誌「表現者クライテリオン2021年1月号」特集”菅義偉論 改革者か、破壊者か”を読んだ

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特集の目次は次の通りです。

☆【編集長インタビュー】
◇古賀誠氏に聞く――「菅改革」は保守たり得るのか?
◆亀井静香氏に聞く――菅義偉 自ら光を出せない「月の政治家」
◇政治記者・鈴木棟一氏に聞く――「改革者」菅義偉の源流

☆【特集論考】
◇菅義偉は力ずくの政治を改めなければ破壊者になる/森田 実
◆菅政権は半グレ政権――欠陥だらけの権力者の運命はいかに/佐高 信
◇「菅義偉」とは誰なのか――故郷喪失者のルサンチマンについて/浜崎洋介
◆理念より実利優先の超現実主義者――改革志向の原点は「エリート」への反発/泉 宏
◇中抜きの宰相? ――政治家・菅義偉考/與那覇 潤
◆菅首相を保守の友とすることはできない/中島岳志

編集長の藤井聡氏は、「支持や批難の枠を超えて多角的、多面的に論ずる特集「菅義偉論」を企画」と冒頭に記述しています。偏りのない人選だと思います。

しかし、率直に言ってピンと来ません。政治家としてというよりも人としての魅力が感じられません。

本誌でもブレーンが竹中平蔵氏とデービッド=アトキンソンで、彼らの言う通りに政策を打ち出していることがわかるものの、菅義偉首相の核となる部分が見えません。

秋田出身で苦労人という割には、カジノを推進して中小企業を再編しようとしており、地方を大切にしようとする雰囲気は微塵も無く、ほとんど不可解な人物としてしか連想出来ませんでした。

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