映画『岸辺の旅』(お薦め度★★★)
不思議な物語です。
広義の大人のファンタジーと言えます。
白日夢なのか、幻覚なのか、はたまた黄泉の国を行き来しているのか。ただし、恐怖は無く、ある夫婦の愛情がさり気なく描かれています。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
制作年:2015
制作国:日本・フランス
内容時間:129分
<受賞歴>
第68回(2015)カンヌ国際映画祭ある視点部門監督賞
<スタッフ>
監督:黒沢清
脚本:宇治田隆史、黒沢清
撮影:芦澤明子
音楽:大友良英、江藤直子
<キャスト>
瑞希:深津絵里
優介:浅野忠信
島影:小松政夫
松崎朋子:蒼井優
瑞希の父:首藤康之
星谷:柄本明
<イントロダクション>
死をも超越した夫婦の純愛を独自のタッチで描き、第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で、日本人初となる監督賞を受賞。黒沢清監督の新境地を告げた不思議な感動作。
3年間の不在を経て突然帰宅した夫。「俺、死んだよ」とこともなげに告げる彼に誘われ、妻は、死者にはまるで見えない彼と不思議な旅に出ることに…。海外でも多くのファンを持つ現代日本映画界きっての異才・黒沢監督が、湯本香樹実の同名小説をもとに、死をも超越した夫婦の純愛を独自のユニークなタッチで描写。生死の境を超えてごく自然に寄り添い、愛を確かめ合う主役の夫婦を、「私の男」の浅野忠信と「悪人」の深津絵里が絶妙の味で演じ、黒沢監督の新境地を開拓した感動作として、国内外で絶賛を博した。
<作品内容>
夫の優介が不意に失踪してから3年。いまだ心に喪失感を抱えながら、ひとりつましく暮らしていた妻の瑞希のもとへ、ある日突然、優介が帰ってくる。「俺、死んだよ」とこともなげに告げる彼の言葉を、驚きながらも静かに受け入れる瑞希。富山の海で死んだという彼は、瑞希のもとに戻るために長い旅をしてきたと語り、自分が旅をした美しい場所を君にも見せたいと言って、彼女を旅に誘う。かくして2人の不思議な旅路が始まる…。
<鑑賞チャネル>
WOWOW
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