エヴァの「人類補完計画」が分かった!
映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』を観終わっても、重要なテーマの「人類補完計画」については理解出来ませんでした。
基本的に作品から理解できないものは、あえて他の資料を調べることはしていません。もちろん漫画は読んでいますが、謎のままになるところでした。
ところが、意外な方の御蔭で「人類補完計画」を理解しました。
単行本『「戦争と平和」の世界史 日本人が学ぶべきリアリズム』の著者・茂木誠氏です。
YouTubeもぎせかチャンネルの次の動画です。
「エヴァを語る(設定入門編)」(公開日2021年4月2日)
https://youtu.be/83RA6SQ78JM
人間を神にすることだったのですね。
「新世紀エヴァンゲリオン」の英語表記は「NEON GENESIS EVANGELION」で、NEONはラテン語で「新しい」、GENISISは英語で「世紀」を意味します。つまりネオンジェネシスは、単純に言えば「新たな創世記・世界のはじまり」で、創世記、旧約聖書の一節から、知恵の実を食べた今の人類と永遠の命を持ち目覚めた使徒とを対比させて、生命の起源から人類を解き明かそうとする物語だったのです。
恐れ入りました。四半世紀もの長きに渡り、興味を引いたのはこのような壮大なテーマが設定されていたからです。
もちろん、その他にもいろいろなテーマが組み込まれているのでしょうが、ベースが分かったことでより「エヴァンゲリオン」シリーズが好きになりました。
岡田斗司夫氏のシン・エヴァ解説と合わせて、作品世界を反芻します。
| 固定リンク
コメント