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2021.05.03

映画『日の名残り』(お薦め度★★★)

映画として重厚でよく出来ています。編集も秀逸です。

アンソニー=ホプキンスとエマ=トンプソンの共演は見事でした。

 

しかし、主人公の生き方に全く共感できません。執事としての仕事に生きる姿勢は理解出来ません。外面だけで人生に失敗しています。

 

長崎県出身の日系イギリス人小説家であるカズオ・イシグロの小説が原作ですが、世界観は重厚ですが、日本らしさを感じることが出来ません。特に父と子の関係が日本人からすると違和感だらけでした。

 

ノーベル賞文学賞受賞で日系と日本のマスコミこぞって紹介しましたが、英国人小説家と考えたほうが納得できます。

 

以下、WOWOWオンラインから引用。

 

<作品データ>

原題:The Remains of the Day

制作年:1993

制作国:アメリカ

内容時間:135分

 

<スタッフ>

監督:ジェームズ=アイヴォリー

製作:イスマイル=マーチャント、マイク=ニコルズ、ジョン・キャリー

脚本:ルース=プラワー=ジャブヴァーラ

撮影:トニー=ピアース=ロバーツ

音楽:リチャード=ロビンス

編集:アンドリュー=マーカス

衣装:ジェニー=ビーヴァン

 

<キャスト>

スティーヴンス:アンソニー=ホプキンス

ミス=ケントン:エマ=トンプソン

カーディナル:ヒュー=グラント

ダーリントン卿:ジェームズ=フォックス

ルイス:クリストファー=リーヴ

ウィリアム:ピーター=ヴォーン

 

<イントロダクション>

2017年度ノーベル文学賞を受賞した英国人作家、カズオ・イシグロによる同名小説を、「眺めのいい部屋」の名匠J・アイヴォリー監督が華麗に映画化した、大人のドラマ。

 

イシグロが1989年に発表した同名小説が原作。英国の上流家庭を舞台に、仕事に忠実な執事と彼が愛した女性との繊細な関係を、華麗かつ重厚な演出で描写。アイヴォリー監督が前年に発表した「ハワーズ・エンド」のA・ホプキンスとE・トンプソンというオスカー俳優2人を再びキャストに迎え、アイヴォリー作品の常連スタッフが集った中、アイヴォリーは密度の濃い演出を披露。第66回アカデミー賞8部門ノミネートやキネマ旬報ベスト・テン第7位などの好評を博し、東京地区公開は20週続く大ヒットを記録した。

 

<放送内容>

1958年、オックスフォード。ある貴族の屋敷でずっと働いてきた老執事スティーヴンスだが貴族が亡くなった後、屋敷は米国人の富豪ルイスのものとなり、スティーヴンス以外の使用人たちは屋敷を去ってしまっていた。そんなある日、スティーヴンスのもとに以前屋敷で働いていたミス・ケントンから手紙が届き、彼は彼女に会いに行くことに。かつてケントンはスティーヴンスに好意を抱いていたが、別の男性からプロポーズされ……。

 

<鑑賞チャネル>

WOWOW

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