「さようなら全てのエヴァンゲリオン~庵野秀明の1214日~」は泣けた
2021年GWの初日は、午前10時27分頃、宮城県で最大震度5強を観測する地震がありました。最近小さな地震が多く気になっていましたが、ついに関東地方も大きな揺れがありました。そんなこともあって、久しぶりに昼間からビールを飲んで心を落ち着かせています。
本番組は、2021年3月22日にNHK総合テレビで放送された「プロフェッショナル 仕事の流儀〜庵野秀明スペシャル〜」75分版に続き、2021年4月29日にNHK_BS1スペシャルとして、プロフェッショナルには放送時間の都合上入りきらなかった映像やインタビューを新たに加え、100分の拡大版として放送されました。
75分版は映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の前に観ており、100分拡張版は映画を観たうえでの視聴になります。
100分拡張版は75分版に単に追加したものでは無く、新たに再編集されており別物です。大きな違いは街の模型での取材を大幅に増やしている点と、新型コロナの影響で公開延期になってからの制作の追い込みに関して詳細が描かれている点でした。
100分拡張版のほうがより”産みの苦しみ”を描いており、回顧する映画とシンクロして泣けました。特に声優たちの最後のアフレコは心の叫びのように心に響きました。
きっと先の75分版は大反響で、それによる批評もかなりあったのでしょう。100分版では4年に渡った独占密着は、番組スタッフのここまで取材していたのだという執念の証を残したいという思いが施されているように感じます。ナレーションが無かったのもそれを強調するようで興味深かったです。
今後、映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』を再鑑賞する時が訪れたら、100分拡張版も観たいと思います。
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