映画『スモーク・アンド・ミラーズ 1000の顔を持つスパイ』(お薦め度★★★★)
邦題からは予想もできない面白さです。
はっきり言って邦題は失敗してます。
派手さは無いのですが、息詰まるミステリー・サスペンスでした。
実話に基づいているためでしょうか、ドンパチは無いし、無慈悲は殺戮はありません。
スペイン映画の凄さを実感する作品です。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:El hombre de las mil caras
制作年:2016
制作国:スペイン
内容時間:123分<スタッフ>
監督:アルベルト=ロドリゲス
製作:ホセ=アントニオ=フェレス、アントニオ=アセンシオ、フランシスコ=ラモスほか
脚本:ラファエル=コボス、アルベルト=ロドリゲス
撮影:アレックス=カタラン
音楽:フリオ=デ=ラ=ロサ<キャスト>
フランシスコ=パエサ:エドゥアルド=フェルナンデス
ヘスス=カモエス:ホセ=コロナド
ルイス=ロルダン:カルロス=サントス
ニエベス:マルタ=エトゥラ
カストゥレリ:エンリク=ベナベント<イントロダクション>
スペイン政府の元スパイで政府の裏切りのせいで苦汁をなめた男が、今度は腐敗した政府高官を相手に痛烈なしっぺ返しを食らわすさまを、実話事件をもとに描いた痛快娯楽作。1990年代に実際に起きた巨額詐欺事件で、謎めいた事件の真相が次第に明らかになるにつれ、スペイン全土を揺るがす政治スキャンダルにまで発展した「ロルダン事件」。そのなんとも奇怪な事件の全容を、事件に関わったとされる実在の元スパイ、F・パエサの話題の告白書をもとに映画化。「しあわせな人生の選択」の実力個性派E・フェルナンデスが、幾つもの顔を持つ主人公を鮮やかに好演。監督は、前作「マーシュランド」が、スペインのアカデミー賞に当たるゴヤ賞の主要10部門を制覇した俊英A・ロドリゲス。
<放送内容>
スペイン政府管轄の秘密組織の一員として働いてきたパエサ。ところが、政府の裏切りによって彼の運命は暗転し、私財を差し押さえられたまま、パエサは国外での逃亡生活を余儀なくされるはめに。その後ようやくスペインに戻った彼のもとへ、内務省の公金を15億ペセタも横領し、裁判所に召喚される直前だった治安警備総局の局長ロルダンが、どうか自分を助けてほしいと泣きついてきたことから、絶好の復讐の機会がパエサに訪れる。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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