映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(お薦め度★★★)
瓢箪から駒な物語です。まあまあ面白い作品です。
前作と比べて騙され感は大分後退しています。
その代わりにホロッとさせました。
それにしても、邦画のVFXのレベルの低さに興ざめしました。水上飛行機4機が海上を飛行するシーンは合成はがっかりです。手抜きですね。
作品の味付けとしてのフェイクだと思うのですが、コックリを演じた関水渚は、ずっと広瀬すずだとばかり思って観ていました。後半になって違う人だということはわかりますが、これだけキャラがかぶる若手女優は珍しいでしょう。
それにしてもキャスティングはコロナ禍の影響としか思えない顔ぶれでした。謹んでお悔やみ申し上げます。
エンドロールの後に、映画『蒲田行進曲』をオマージュしたおまけ映像がよくできていました。長澤まさみは風間杜夫、東出昌大は平田満にそっくりで楽しめました。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
制作年:2020
制作国:日本
内容時間:124分<スタッフ>
監督:田中亮
脚本:古沢良太
撮影:板倉陽子
音楽:fox capture plan<キャスト>
ダー子:長澤まさみ
ボクちゃん:東出昌大
五十嵐:小手伸也
リチャード:小日向文世
コックリ:関水渚
トニー:柴田恭兵
レイモンド・フウ:北大路欣也
ブリジット・フウ:ビビアン・スー
スタア:竹内結子
ジェシー:三浦春馬
アジア系の女性:梨衣名<イントロダクション>
長澤まさみ、東出昌大、小日向文世が共演した人気TVドラマの映画版第2作。詐欺師チームが世界有数の大富豪の遺産を狙って仕掛ける大胆なコンゲームをスリリングに描写。古沢良太がオリジナル脚本を担当した人気TVドラマの映画版。第1作「~ロマンス編」に続く第2作となる。長澤が演じるダー子らが新たに“おさかな(ターゲット)”にするのは、世界的大富豪の遺産。長澤などTV版や第1作から続いての顔合わせとなる出演陣のチームワークは安定感抜群。要注目は、関水渚が演じる、実質的主人公とも呼べそうなコックリで、終盤の“本物も偽物もない。信じればそれが真実”というせりふは大いに盛り上がる。フウ家の執事役、柴田恭兵の渋みたっぷりの演技も見ものだ。
<放送内容>
世界有数の大富豪一家の当主レイモンド・フウが亡くなる。その遺産をめぐり火花を散らす3姉弟の前で、フウの執事トニーが発表した遺産の相続人は、誰もその存在を知らない隠し子ミシェルだった。詐欺師のダー子、ボクちゃん、リチャードは昔の詐欺仲間の娘コックリをミシェルに仕立て、遺産を奪おうとフウ家に潜り込む。だが、フウ家の遺産を狙うほかの面々がダー子たちの前に立ちはだかり、ダー子らの計画は危機を迎えることに。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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