映画『ブラック アンド ブルー』（お薦め度★★★★）

よく出来た作品です。
タイトルの通り、黒人で警官、しかも女性という人物設定が見事でした。

人種問題と警察の腐敗が絡んで、主人公が窮地に追い込まれるという不条理さとスリリングな展開は、ハラハラドキドキさせられます。

アメリカ映画の奥深さを感じさせる秀作です。

以下、WOWOWオンラインから引用。

＜作品データ＞
原題：Black and Blue
制作年：2019
制作国：アメリカ
内容時間：108分

＜スタッフ＞
監督：デオン=テイラー
製作：ショーン=ソーレンセン
脚本：ピーター=A=ダウリング
撮影：ダンテ=スピノッティ
音楽：ジェフ=ザネリ

＜キャスト＞
アリシア=ウェスト：ナオミ=ハリス
マイロ=ジャクソン：タイリース=ギブソン
テリー=マローン：フランク=グリロ
ダリウス：マイク=コルター
ケヴィン：リード=スコット

＜イントロダクション＞
犯罪多発地帯と化した故郷の町。そこに戻った女性警官が、孤立無援の状態で悪戦苦闘する、ハードなポリスサスペンスアクション。「ムーンライト」などのＮ・ハリスが主演。

「ムーンライト」で第89回アカデミー賞の助演女優賞にノミネートされ、“007”シリーズ第23～25作でマネーペニー役を演じるなど活躍を続けるハリスが主演。彼女が演じる女性の新人パトロール警官は、故郷の町の犯罪組織と地元警察の両者から攻撃されながらも事件の真相を追うが……。ハードな運命の中でもくじけないヒロインを描き、“ブラック・ライブズ・マター”“＃MeToo運動”の両方を盛り込んだような社会派映画の秀作。共演は「ワイルド・スピード」シリーズの一部でおなじみのT・ギブソンら。

＜放送内容＞
ハリケーンが何度も襲来して荒廃したニューオーリンズ。アフガニスタンの戦場で従軍した後、そんな故郷に帰ってきたアリシアは市警のパトロール警官になったが、初めての夜勤の翌朝、先輩警官と向かった廃工場で、先輩警官と同僚の刑事たちがある組織の犯罪者たちを射殺する光景を、自身が装着した“ボディカメラ”で記録してしまう。そのため悪徳警官グループと彼らに癒着したギャングという2つの勢力の両方から命を狙われ……。

＜鑑賞チャネル＞
WOWOW