映画『フライト・キャプテン 高度1万メートル、奇跡の実話』(お薦め度★★★★)
よく出来た作品ですが、中国映画は要注意です。
明らかに「中国共産党」を宣伝しています。
出発前の機内でクルーらに、機長が「共産党員は?」と自分を含めて手を上げさせます。10名のうち3、4人は手を上げていました。
要するに、「共産党員」の機長の元で奇跡を成し遂げたとプロパガンダしています。アンドリュー=ラウ監督といえども、「中国共産党」に取り込まれたのでしょう。
ところで、このシーン以外は問題ありません。ハリウッド並みの迫力ある映像です。『ハドソン川の奇跡』と肩を並べていました。もはや日本映画は追いつけないレベルです。
途中、緊迫感のある場面で情緒的な不必要なシーンが挿入されていますが、情緒的でアジア的な演出かもしれません。舞台となる中国の航空会社は統制が欧米並みに取れています。
それにしても、キャビンアテンダントが美形揃いです。スタイルは良いし、演技力もあり、世界マーケットでも遜色ありません。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:中國機長
制作年:2019
制作国:中国
内容時間:111分<スタッフ>
監督:アンドリュー=ラウ
製作:アンドリュー=ラウ、ペギー=リー
脚本:ユー=ヨンガン
撮影:アンドリュー=ラウ、フォン=ユンマン
音楽:チャン=クォンウィン、チェン=チーイー<キャスト>
リュー=チャンジェン機長:チャン=ハンユー
シュ=イーチェン副操縦士:オウ=ハオ
リィァン=ドン第二機長:ドゥー=ジアン
ビ=ナン:ユアン=チュアン
フォアン=ジャ:チャン=ティエンアイ
ウー=ヤン:ガオ=グェ
ヂョウ=ヤーウェン:リー=ミィ<イントロダクション>
高度1万メートルの上空で重大なトラブルに襲われた中国の旅客機。機長たちクルーは乗客の命を守るため決死の努力を続ける。奇跡の実話を映画化した感動の航空パニック。2018年、中国・四川航空の旅客機が高度約1万メートルの上空でフロントガラス大破の事故に見舞われ、墜落の危機に陥りながらも、ひとりの死者も出さずに緊急着陸を成功させた。「インファナル・アフェア」などのアンドリュー・ラウ監督が、中国版“ハドソン川の奇跡”と呼ばれたこの実話を映画化した。危機また危機の緊迫感と、最後まで乗客の命を守り抜こうと一丸となるクルーたちの尽力が見どころだ。絶体絶命の中でも冷静さを失わなかった機長役を、「マンハント」などのチャン・ハンユーが熱演。
<放送内容>
2018年5月。四川航空3U8633便は、リュー機長以下9人の乗員と119人の乗客を乗せ、重慶の空港を飛び立った。だが、高度およそ1万メートルを飛行中に突然操縦室のフロントガラスが大破、機体は操縦困難に陥ってしまう。第二機長が大けがを負うという絶体絶命の状況で、リュー機長はなんとか機体を立て直そうと奮闘する。彼を信じる乗員たちもまた、乗客がパニックを起こす中、一丸となって危機に立ち向かっていく。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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