映画『レオン 完全版』(お薦め度★★★★★)
言わずとしれた傑作です。
完全版は過去に鑑賞していますが、レビューは初めてです。
改めて、テンポの良さに痺れます。あれよあれよという展開のもとに、訪れる物語の悲劇性は何とも言えません。
ジャン=レノとナタリー=ポートマンはさることながら、ゲーリー=オールドマンのネジの外れた暴走する狂気は、真の怖さを感じさせます。
リュック=ベッソンのハリウッド進出が本作で大成功を収めたことで、フランス映画がハリウッド映画に肩を並べることになったのは間違いありません。
エンドロールで流れる「シェイプ・オブ・マイ・ハート」が渋すぎます。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Leon Integral Version
制作年:1996
制作国:フランス・アメリカ
内容時間:133分<楽曲情報>
スティング、ドミニク=ミラー「シェイプ・オブ・マイ・ハート」<スタッフ>
監督・脚本:リュック=ベッソン
製作:リュック=ベッソン
撮影:ティエリー=アルボガスト
音楽:エリック=セラ
製作総指揮:クロード=ベッソン<キャスト>
レオン:ジャン=レノ
スタンフィールド:ゲーリー=オールドマン
マチルダ:ナタリー=ポートマン
トニー:ダニー=アイエロ
マイキー:ピーター=アッペル
マチルダの母:エレン=グリーン<イントロダクション>
殺し屋と少女という異色コンビの交流と復讐の戦いを、L・ベッソン監督が描いた人気アクションロマンが、約22分の未公開場面を加えた約2時間13分の完全版として復活。再編集したのはベッソン監督(「フィフス・エレメント」)自身。復元されたのは、射撃を習ったマチルダが初の実戦に挑む場面、レオンが衝撃的な過去を告白する場面、閉ざされたマチルダの心が開かれる場面など、いずれもレオンとマチルダのキャラクターを掘り下げた重要場面ばかり。過去に「グラン・ブルー 完全版」でも“完全版復活”を成功させたベッソンの熱意に再注目したい。レオン役のJ・レノ、マチルダ役のN・ポートマン(「ブラック・スワン」)、悪徳刑事役のG・オールドマンらキャスティングも魅力的。
<放送内容>
ニューヨーク。一流の腕を持つが孤独な殺し屋レオンは、あるアパートの一室で静かに暮らしている。そんなアパートの別の部屋で家族と暮らす12歳の少女マチルダは、麻薬密売組織に両親や弟を殺されてしまうが間一髪、自分はレオンに救われる。マチルダはレオンに面倒を見てもらいながら、彼から殺し屋のテクニックを学ぶようになるが、両親を殺した麻薬密売組織と密接な関係を続ける悪徳刑事スタンフィールドへの復讐を誓い……。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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