映画『リトル・ジョー』(お薦め度★★★)
静的な異色のホラーです。
動きが無いものの、雅楽を連想させる効果音(音楽)が不気味で不安感を煽ります。
考えすぎかもしれませんが、新型コロナ対策のワクチン接種を象徴しているようで、リアルな恐怖も感じました。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Little Joe
制作年:2019
制作国:アメリカ
内容時間:106分<スタッフ>
監督:ジェシカ=ハウスナー
製作:ブルノ=ワグナー、ベルトラン=フェヴル、ジェシカ=ハウスナーほか
脚本:ジェシカ=ハウスナー、ジェラルディン=バヤール
撮影:マルティン=ゲシュラハト
音楽:伊藤貞司<出演>
アリス:エミリー=ビーチャム
クリス:ベン=ウィショー
ベラ:ケリー=フォックス
ジョー:キット=コナー
カール:デヴィッド=ウィルモット<イントロダクション>
第72回カンヌ国際映画祭で一躍評判を呼び、主演のE・ビ-チャムが女優賞を獲得。真っ赤に咲き誇る新種の花が人々にもたらす不気味な恐怖を鮮烈に描いた新感覚スリラー。遺伝子操作による品種改良によって開発された新種の植物、〈リトル・ジョー〉。人を幸せにするといううたい文句とは裏腹に、毒々しいまでに妖しく咲き誇るこの真紅の花は、人々にある思いがけない変化をもたらすのだった…。気鋭の女性映画監督J・ハウスナーが、耽美的な色彩と、今は亡き日本人作曲家・伊藤貞司による、尺八や琴など、和楽器を使ったオリエンタルな音楽を全編に効果的に用いて、不穏なムードを巧みに演出。研究者のヒロインを好演したビ-チャムが第72回カンヌ国際映画祭で女優賞にみごと輝いた。
<放送内容>
とあるバイオ企業で新種の植物開発に取り組む、シングルマザーの研究者アリス。彼女は、遺伝子操作による品種改良により、幸せな香りを放つ新種の真紅の花を生み出すことに成功。息子のジョーにちなんで〈リトル・ジョー〉と名付けたこの花を、ある日アリスは、会社の規定に反して、息子への贈り物として一鉢、自宅にひそかに持ち帰る。しかし、その花の香りを吸い込んだ人々は、やがて人が変わったような態度を見せるようになる。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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