映画『シャフト』(お薦め度★★)
あまりに過剰な正義感と独りよがりの主人公に呆れます。
名作のリメイクとのことですが、信じがたい内容です。
冒頭からコメディに近いトーンにも関わらず、終盤は情け容赦なく殺し合いに発展します。
殺人事件とはいえ凶悪犯罪でもなのに、執拗に主人公が追い詰めることで、凄惨な結末です。
にもかかわらず、ラストはハッピーエンドのようなノリでした。
これほどバランス感覚が欠如したヒーローものは駄目です。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Shaft
制作年:2000
制作国:アメリカ
内容時間:100分<スタッフ>
監督:ジョン=シングルトン
製作:マーク=ロイバル、スコット=ルーディン、ジョン=シングルトン
原案:ジョン=シングルトン、シェーン=セラーノ
脚本:ジョン=シングルトン、シェーン=セラーノ、リチャード=プライス
撮影:ドナルド=E=ソーリン
音楽:デヴィッド=アーノルド、アイザック=ヘイズ<出演>
ジョン=シャフト:サミュエル=L=ジャクソン
カルメン=ヴァスケス:ヴァネッサ=L=ウィリアムズ
ピープルズ=ヘルナンデス:ジェフリー=ライト
ウォルター=ウェイド:クリスチャン=ベール
ラサーン:バスタ=ライムス
ジャック=ロセッリ刑事:ダン=ヘダヤ
ダイアン=パルミエリ:トニ=コレット
叔父ジョン=シャフト:リチャード=ラウンドトゥリー<イントロダクション>
タフな黒人刑事の活躍を痛快に描いて大ブームを巻き起こした1970年代ブラック・シネマの名作「黒いジャガー」。それをスタイリッシュな映像でリメイクした痛快編!アルマーニのエレガントなスーツに身を包み、おなじみのテーマ曲をバックに、颯爽とした身ごなしで新生シャフトをカッコよく演じるのは、「アンブレイカブル」「スネーク・フライト」の人気アフリカ系スター、S・L・ジャクソン。他、「イレイザー」のV・L・ウィリアムズ、「ダークナイト」のC・ベールらが共演したほか、「黒いジャガー」シリーズで初代シャフトを演じた、R・ラウンドトゥリーが主人公の叔父役で特別出演しているのも遊び心たっぷりで見逃せない。監督は「ボーイズ’ン・ザ・フッド」などのJ・シングルトン。
<放送内容>
NYで黒人が殺される事件が起き、NY市警殺人課のシャフト刑事は黒人差別主義者のウォルターを逮捕。だが有名な不動産王を父に持つ彼は多額の保釈金を積んで刑務所を出るとそのまま海外逃亡。2年後、極秘に帰国したウォルターをシャフトは再び逮捕するが、またも保釈が成立。金でどうにでも動く司法制度にすっかり絶望したシャフトは、今度こそウォルターを刑務所に送り込もうと、事件の唯一の目撃者である女性ダイアンを探す。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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