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2021.09.02

映画『ブラックブック』(お薦め度★★★)

怒涛の展開で演出が冴えています。
実話から閃いた物語のため、リアリティが弱いものの、圧倒的なストーリー性で押し通します。

流石はポール=ヴァーホーヴェン監督です。

正義は必ず報われるというテーマに共感します。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Zwartboek
制作年:2006
制作国:オランダ・ドイツ・イギリス・ベルギー
内容時間:146分

<スタッフ>
監督:ポール=ヴァーホーヴェン
製作:サン=フー=マルサ、テューン=ヒルテ、ジョス=ヴァン=ダー=リンデン
原案:ジェラルド=ソエトマン
脚本:ポール=ヴァーホーヴェン、ジェラルド=ソエトマン
撮影:カール=ウォルター=リンデンローブ
音楽:アン=ダドリー

<出演>
エリス(ラヘル):カリス=ファン=ハウテン
ムンツェ:セバスチャン=コッホ
ハンス=アッカーマン:トム=ホフマン
フランケン:ワルデマー=コブス
ロニー:ハリナ=ライン
スマール:ドルフ=デ=ヴリーズ

<イントロダクション>
鬼才P・ヴァーホーヴェン監督が母国オランダに戻って手掛けた、衝撃の戦争映画。ナチスに家族を殺されたユダヤ人女性はレジスタンスのスパイとしてドイツ将校に接近する。

オランダで「ルトガー・ハウアー/危険な愛」などの衝撃作を手掛けた後、米国で「ロボコップ(1987)」「氷の微笑」などを放ったヴァーホーヴェンが20数年ぶりに母国で製作した本作。日本円にして約25億円というオランダ映画史上最高製作費を注いだのも話題だ。ナチス対レジスタンスの死闘という題材自体珍しくないが、テンションの高い演出、刺激的なバイオレンスとエロティシズム、タフな女性像など、ヴァーホーヴェンのトレードマークは健在。監督が完成当時68歳だったと思えないほどエネルギッシュだ。

<放送内容>
1944年9月、オランダ。ユダヤ人の女性歌手ラヘルはナチスの弾圧から逃れるべく、両親や弟と南部に逃亡。だが道中に現われたドイツ軍はラヘルの家族を含むユダヤ人たちを皆殺しにし、遺体から金品を奪う。脱出したラヘルはレジスタンスにかくまわれ、髪をブロンドに染め、名前をエリスと変える。やがて現地のドイツ軍事情を探るスパイ役を頼まれたエリスはドイツ軍将校のムンツェに接近。彼の愛人になることに成功するが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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