映画『劇場霊』(お薦め度★★)
骨格が薄い作品です。
等身大の人形がジェイソン並に人間を襲うという設定は、新しいかもしれませんが、背景となる設定が陳腐でした。
秋元康の企画はどうも肌に合いません。
中田秀夫監督は、出来不出来の差が大きく、評価しずらい方です。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
制作年:2015
制作国:日本
内容時間:100分<スタッフ>
監督:中田秀夫
脚本:加藤淳也、三宅隆太
撮影:林淳一郎
音楽:川井憲次<出演>
水樹沙羅:島崎遥香
野村香織:足立梨花
篠原葵:高田里穂
和泉浩司:町田啓太
児島敬一郎:中村育二
錦野豪太:小市慢太郎<イントロダクション>
元AKB48の島崎遥香を主演に迎えた中田秀夫監督のJホラー。売れない若手女優に巡ってきた舞台の主役の座。だが、やがて小道具の人形の呪いが出演者に襲い掛かる。監督デビュー作「女優霊」、そして「リング」シリーズでJホラーブームを巻き起こし、ハリウッド進出も果たした中田監督が、国民的人気ユニット、AKB48に所属していた島崎を主役に迎え、注目の若手俳優共演を実現させた。「女優霊」では撮影所が舞台だったが、今回は演劇界が舞台。“人形の呪い”が巻き起こす恐怖を、視覚的にも巧みに表現。足立梨花、高田里穂、劇団EXILEの町田啓太、ベテランの中村育二ら共演陣の中でも、ナルシスト的な演技が恐怖描写の中で笑いを誘う、小市慢太郎の熱演も見逃せない。
<放送内容>
芸能事務所に入って5年になるのに役に恵まれない若手女優の沙羅。ある日、彼女は気鋭の演出家・錦野の新作舞台に端役で出演することに。演目は若さを保つために少女の生き血を浴びて生きていた実在の女性貴族エリザベートの生涯を描く「鮮血の呼び声」。舞台にはエリザベートの内面を映し出す分身の人形が置かれ、その前で沙羅や主演の葵、香織らが火花を散らし連日稽古に打ち込むが、スタッフの変死事件が発生してしまい……。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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