映画『キャラクター』(お薦め度★★★)
思っていたよりも面白くありません。
物語の設定や展開は練られているのですが、演出が駄目です。サスペンスに必要な緩急がまるでなく平板で、息苦しさはハラハラ感は皆無でした。
鑑賞後に永井聡監督と知って驚きました。『帝一の國』や、『恋は雨上がりのように』で高評価している方だったからです。どうもサスペンスものでは力を発揮出来ていないようです。
Fukaseの演技が凄いと前評判は高かったのですが、演技は悪くはないものの特筆すべきものは感じませんでした。
以下、オフィシャルサイトから引用。
<作品データ>
制作年:2021
制作国:日本
内容時間:125分<スタッフ>
監督:永井聡
原案・脚本:長崎尚志
プロデュース:村瀬健<出演>
山城圭吾:菅田将暉
両角:Fukase(SEKAI NO OWARI)
川瀬夏美:高畑充希
真壁孝太:中村獅童
清田俊介:小栗旬
大村誠:中尾明慶
加藤一郎:岡部たかし
山城綾:見上愛
辺見敦:松田洋治
山城健太:橋爪淳
浅野文康:テイ龍進
本庄勇人:宮崎吐夢
山城由紀:小島聖
奥村豊:小木茂光<イントロダクション>
もしも、売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら?
しかも、その顔を“キャラクター”化して漫画を描いて売れてしまったとしたら??そんなアイデアを基軸に、登場人物(キャラクター)それぞれが幾重にも交錯する物語を描いたダークエンターテインメント・映画『キャラクター』。「20世紀少年」「MASTERキートン」を始め、浦沢直樹作品を数多く手掛けてきたストーリー共同制作者・長崎尚志が10年の歳月をかけて、練りに練り上げた企画がついに実写映画としてそのベールを脱ぎます。
スケッチに向かった先で、一家殺人事件の現場に遭遇し犯人を目撃してしまう主人公・山城圭吾(やましろけいご)を演じるのは、第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を始めとする各映画賞を総なめにし、若手屈指の演技派俳優として活躍が目覚ましい菅田将暉。お人好しな性格ゆえに、人の悪を描けず苦悩する才能のない漫画家が、殺人事件の犯人と出会ったことで運命に翻弄されていく姿を、確かな演技力で繊細に演じます。
山城と出会い運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角(もろずみ)を演じるのは、本作が俳優デビューとなるSEKAI NO OWARIのボーカル・Fukase。今年、メジャーデビュー10周年のアニバーサリーを迎えたSEKAI NO OWARI。アーティストとして多くの人を魅了してきた彼が俳優として、全てが謎に包まれる異質な存在・両角を、独特の存在感と美しさで熱演。
そして、山城が描いた漫画「34」と事件の関連性にいち早く気づき、その真相を探る刑事・清田俊介(せいだしゅんすけ)を演じるのは小栗旬。さらに、清田の上司・真壁孝太(まかべこうた)を中村獅童、漫画家として鳴かず飛ばずの山城を陰で支える恋人・川瀬夏美(かわせなつみ)を高畑充希がそれぞれ演じ、エンタメ界を牽引する豪華俳優陣が集結。『世界から猫が消えたなら』(16年)、『帝一の國』(17年)、『恋は雨上がりのように』(18年)など、作品ごとに新しい映像世界を作り上げてきた永井聡が監督としてメガホンを取ります。<鑑賞チャネル>
Google TV(レンタル400円)
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