映画『HELLO WORLD』(お薦め度★★★)
映像のクオリティが高いアニメ映画です。
ただし、物語は難しくて理解出来ません。消化不良で終わってしまいました。
以下、細かいながら気になった点です。
演出は、過去のアニメ作品を彷彿とさせてオリジナリティが弱い側面がありました。
思わせぶりのシーンがあるものの、回収されておらず脚本の緻密さに難があります。
男性キャラクターの目の描き方が最後まで気になりました。
そして、ヒロインの声が物足りませんでした。人寄せパンダなのか監督の好みなのか分かりませんが、実力のあるプロの声優を抜擢すべきでした。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
制作年:2019
制作国:日本
内容時間:98分<スタッフ>
監督:伊藤智彦
脚本:野崎まど
キャラクターデザイン:堀口悠紀子
音楽:2027Sound
アニメーション制作:グラフィニカ<出演>
堅書直実:北村匠海
カタガキナオミ:松坂桃李
一行瑠璃:浜辺美波
カラス:釘宮理恵
千古恒久:子安武人
徐依依:寿美菜子
勘解由小路三鈴:福原遥<イントロダクション>
内気な男子高校生の前に“10年後の自分”が現われ、3カ月後に恋人になるはずの同級生の少女を悲劇から救えと頼むのだが……。予想外の展開が見どころのSF青春アニメ。「ソードアート・オンライン」シリーズの伊藤智彦が監督、「正解するカド」「バビロン」の野崎まどが脚本を務めたオリジナル長編劇場アニメ。10年後から来たという自分自身から、ある衝撃の事実と、同級生の少女をやがて襲う悲劇を聞かされた主人公の少年が、未来を変えるために奔走する。巧みに張られた伏線やトリッキーな世界設定で、ミステリー的にも楽しめるSF青春ラブストーリーが展開する。主人公役に北村匠海、大人になった主人公役に松坂桃李、ヒロイン役に浜辺美波という豪華な声のキャストにも注目だ。
<放送内容>
2027年の京都。内気な男子高校生・直実の前に、突然10年後の2037年から来たという未来の自分“ナオミ”が現われる。ナオミは直実に対し、ある衝撃の事実と、3カ月後、直実と恋人同士になって間もなく命を落とすという同級生・瑠璃の悲劇を語る。瑠璃にはむしろ苦手意識を抱いていた直実だったが、ナオミの指示通りに行動するうち、次第に彼女の魅力に気付いていく。そんな直実は、果たして瑠璃の運命を変えられるのか?<鑑賞チャネル>
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