映画『孤狼の血』(お薦め度★★★)
リアリティを追及したバイオレンス映画です。
しかしながら、アクションよりも細部にこだわり過ぎる演出が合わず、イマイチ作品の世界観に入っていくことが出来ませんでした。
また、役所広司が演じたベテラン刑事が、殺されるかもしれない立場なのに何を軸に行動しているのか理解出来ないところに物足りなさを感じました。
終盤の展開も説明不足で消化不良の面がありました。
新人刑事の恋人役で登場した阿部 純子が、凄惨な物語の中で唯一ホッとさせてくれる存在で、非常に和ませてくれました。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
制作年:2018
制作国:日本
内容時間:127分<スタッフ>
監督:白石和彌
脚本:池上純哉
撮影:灰原隆裕
音楽:安川午朗<キャスト>
大上章吾:役所広司
日岡秀一:松坂桃李
高木里佳子:真木よう子
高坂隆文:中村獅童
一之瀬守孝:江口洋介
五十子正平:石橋蓮司
瀧井銀次:ピエール瀧<イントロダクション>
柚月裕子のベストセラー小説を、役所広司、松坂桃李ら豪華キャスト陣を迎えて、「凶悪」の白石和彌監督が映画化した、衝撃のバイオレンス群像劇。2021年に続編が誕生。原作者自ら、“「仁義なき戦い」なくしては生まれなかった”と語る同名小説を、続編「孤狼の血 LEVEL2」も手掛ける白石監督が、渾身の力を込めて映画化。昭和63年の広島県の某市を舞台に、暴力団同士の抗争が次第に激化する中、ベテランと新人エリートという対照的な刑事コンビが決死の覚悟で巨悪に立ち向かっていく姿を、すさまじいバイオレンス描写を満載しながら活写。役所、松坂をはじめ、豪華俳優陣も火花飛び散る熱演を披露し、往年の東映実録ヤクザ映画の世界を彷彿とさせる会心の一作に仕上がった。
<放送内容>
暴力団対策法成立直前の昭和63年の広島県の架空都市・呉原。地元の暴力団・尾谷組と、広島の巨大組織・五十子会をバックに同地に進出してきた新興組織・加古村組が、一触即発の状態でにらみ合いを続ける中、加古村組の関連企業の経理担当者が不意に失踪する事件が発生。呉原東署に新たに配属されたエリート新人刑事の日岡は、暴力団との癒着が取り沙汰されるマル暴のベテラン刑事・大上とコンビを組んで、事件の捜査に乗り出す。<鑑賞チャネル>
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