【A180】メルセデス・ベンツ日本に物申す
10月に入り、郵送で「サービスキャンペーン(無償修理)のご案内」が届きました。
次の内容です。
不具合によりMBUXマルチメディアシステムの制御プログラムのアップデートが必要で、今年1月に国土交通省に通知して、リモートソフトウエアアップデートで対応したが、情報通信サービス契約を更新していなかったユーザーは、入庫作業で実施する。最寄りのメルセデス・ベンツ指定サービス工場へ予約のうえ、対策作業を実施せよ。工賃は無償。
不具合内容
画像表示装置(カーナビのモニタ)において、MBUXマルチメディアシステムの制御プログラムが不適切なため、起動時に何も表示しない、あるいは、起動後に再起動し数秒間画像表示が途絶えることがあります。
前述と同じ不具合は、既に2021年2月にディスプレイ交換をしています。更に2022年1月に車検で地図情報アップデートをしてもらっています。にもかかわらず、対策が必要なのか疑問に感じました。
そこで、レターにサポート電話番号が記載されているので、最寄りのメルセデス・ベンツ指定サービス工場へ予約したうえで、連絡しました。
質問内容は次の通りです。
①2021年2月にディスプレイ交換したのに、更に制御プログラムのアップデートが必要か。
②情報通信サービス契約を更新していないとリモートソフトウエアアップデートがされないことの説明を聞いていない。
前述の不具合内容は致命的です。特に参ったのはETCも使えなくなっているかどうかわからない状態になり、高速道路に入るときにETCレーンではなく手動レーンから入らなければならない不自由を負わされました。
たまたまこのときは、高速に入って走行中にETCが稼働していることがわかり、出口ではETCレーンから出られました。
本当に制御プログラムの不具合はあってはならない事態です。なのに、情報通信サービス契約を更新していないユーザーに問題があるようなニュアンスのレターは心外です。
で、サポート窓口は何と答えたかというと①②ともに明確ではありませんでした。①に関しては対策作業をしたディーラーに確認して欲しいで、②に関しては的を得た内容ではありませんでした。
いつもの通り、本社に問い合わせしても、詳しい話は販売店に聞いて欲しいとのことで埒があきません。
ということで、販売店に連絡してみたところ、①に関して不明とのことでした。本来であれば販売店に修理を依頼すべきなのですが、メルセデス・ベンツ日本本社の煮え切らない対応なので、販売店に迷惑を掛けたくないため、先日ベンツCクラスに試乗させてもらった所にお世話になりました。
10時半に預けて、15時に受け取りに行きました。2か月前からサボって汚れていた車体を洗車もしてもらってました。ありがたいです。販売店を後にして「ヘイ、メルセデス」とMBUXマルチメディアシステムに話しかけたところ、無反応だったので、急遽販売店に戻り、診てもらいました。
全システムを再起動したら不具合が解消されたとの報告で、16時に再度A180を受け取り帰宅の途に着きました。
A180は良い車だと思いますが、ナビを含めたMBUXマルチメディアシステムはいまだに疑問符が付きます。
| 固定リンク
コメント