ドラマ「エピルス」[全10話](お薦め度★★★★)
長澤まさみが大女優としてのパフォーマンスを存分に発揮した作品でした。
存在感と演技力は圧巻でした。しかも、感情の機微を見事に表現していました。
主人公の仕事仲間を演じた眞栄田郷敦も、なかなかの演技力をみせてくれました。
冤罪を扱ったミステリーです。事件に関わった人々の群像劇がメインに描かれており、社会正義を貫くことの苦悩や挫折がダイレクトに伝わってくる物語でした。
何通りかのラストが考えられる展開でしたが、納得できる内容に収まってくれました。
以下、番組オフィシャルサイトから引用。
<オンエア情報>
フジテレビ、2022年10月24日~12月26日毎週月曜220時放送。新・月10ドラマ枠。<スタッフ>
脚本:渡辺あや
演出:大根 仁、下田彦太、二宮孝平、北野 隆
音楽:大友良英
プロデュース:佐野亜裕美、稲垣 護(クリエイティブプロデュース)
制作協力:ギークピクチュアズ、ギークサイト
制作著作:カンテレ<キャスト>
浅川恵那:長澤まさみ
岸本拓朗:眞栄田郷敦
大山さくら:三浦透子
滝川雄大:三浦貴大
名越公平:近藤公園
笹岡まゆみ:池津祥子
海老田天丼:梶原 善
松本良夫:片岡正二郎
大門雄二:山路和弘
村井喬一:岡部たかし
木村 卓:六角精児
岸本陸子:筒井真理子
斎藤正一:鈴木亮平<イントロダクション>
長澤まさみ4年半ぶりの連ドラ主演となる 新・月10ドラマは、脚本 渡辺あや (民放連ドラ初執筆)×監督 大根 仁による 社会派エンターテインメント!スキャンダルによって落ち目となったアナウンサーと、バラエティー番組の若手ディレクターらが、10代の女性が連続して殺害された事件の冤罪疑惑を追う中で、一度は失った“自分の価値”を取り戻していく姿を描く。
エルピス(Elpis)とは?古代ギリシャ神話で、中からさまざまな災厄が飛び出したと伝えられる「パンドラの箱(壺)」に唯一残されていたものとされ、良きことの予測として【希望】、悪しきことや災いの予測として【予兆・予見】とも訳される言葉。このドラマでは、真相に迫っていく過程で登場人物たちはさまざまな「希望」を見出すが、自身やその周囲、所属する組織に対し、痛みや破綻といった「災い」も降りかかる。はたして、彼らがパンドラの箱を開けたことでもたらされる混沌の先に残されているのは、希望か、それとも災いか――。
| 固定リンク
コメント