先日の音楽会でCDを購入したので、ノートPC(IdeaPad Flex 550i)に外付けドライブを繋いで、ソニーのMusic Center for PCソフトを導入して、楽曲をリッピングしました。
リッピング自体は数年ぶりです。最近ではYouTube Musicのサブスクだけなので、リッピングの操作方法を忘れていました。
また、外付けドライブは2018年10月22日に前のノートPC用(Lenovo G560)に購入したものの、当時OSがWindows 7で外付けドライブが認識出来ずに、使うのを諦めていた機器です。次の商品を7,980円で購入していました。
ロジテック ブルーレイドライブ 外付け USB3.0 再生 編集ソフト付 9.5mm薄型ドライブ ブラック LBD-PUD6U3VBK
説明書や付属のソフトはどこに片づけたのかわからないので、単純にWindows 11のノートPCに接続しただけですが、すぐに動作してくれました。
Music Center for PCソフトでのCD取り込みのフォーマットはFLACです。
取り込んだ楽曲はアルバム毎に聴きました。昔から音楽鑑賞はアルバム毎だったのに、今のサブスクではお気に入りの曲を連続再生させていて、音楽鑑賞の仕方それ自体が変化してしまったことに改めて気付きました。
はっきり言って、今のサブスクの視聴スタイルは演奏家に対して、礼儀を欠いていると思います。それは、自分自身の演奏家に対するリスペクトも軽いものになってしまったのではないかと感じます。
演奏家が熟考のうえ、曲順も創作の一部として一つのアルバムにまとめていたのに、サブスクでそれをいとも簡単に解体してしまいました。常にベスト盤を聴き続けることが習慣化してしまいました。
昔の聴き方が良いとかと言ったことではなく、聴者として自分の記憶に留める作業や演者に対する想像力を放棄してしまったのではないかと感じます。
何が言いたいかというと、これは音楽鑑賞における進化でなく退化ではないかという疑義です。作り手が構築した物語を無視し、受け手の都合で消費していくことが健全な音楽業界の発展にはならないのではないでしょうか。
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