映画『神は見返りを求める』(お薦め度★★★)
バズるという現代人の指標をシニカルに描いた作品です。
期待以上でもないし、期待以下でもありません。
「人を呪わば穴二つ」を回避できたのに、偶然による悲劇に凹みます。
岸井ゆきのは一目置く演技力の高い女優なので、彼女がどん底から成功していくことで変節する様は見応え十分でした。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
制作年:2022
制作国:日本
内容時間:105分<スタッフ>
監督・脚本:吉田恵輔(「吉」は土の下に口)
撮影:志田貴之
音楽:佐藤望<キャスト>
田母神尚樹:ムロツヨシ
川合優里(ゆりちゃん):岸井ゆきの
梅川葉:若葉竜也
チョレイ:吉村界人
カビゴン:淡梨
村上アレン:●俊太郎(●は「柳」の異体字)<イントロダクション>
ムロツヨシと岸井ゆきのを主演に迎え、「ヒメアノ~ル」「空白」の吉田恵輔が監督。ポップ&コミカルなムードで幕を開けるが意外な展開に突入していく、予測不能の愛憎劇。吉田監督の「ヒメアノ~ル」にも出演していたムロツヨシが演じる中年男性と、ドラマ「アトムの童」などで活躍する人気女優の岸井が演じる底辺YouTuberの恋を描くコメディであるかのように物語は幕を開ける。だが、状況はやがて両者の異なる価値観が火花を散らすバトルに転じ……。実際にあり得るリアリティーがあり、現代の日本人の本音に独自の視点から迫り続ける吉田監督ならではの破格な意匠は本作でも健在。主題歌「サンクチュアリ」と挿入歌「かみさま」はいずれも音楽プロジェクト・空白ごっこによる。
<放送内容>
イベント会社で働く独身の中年男性・尚樹は、コールセンターで働きながらYouTuber“ゆりちゃん”としての成功を夢見る優里と合コンで出会う。自身のYouTubeの再生回数が少ない優里は、尚樹に番組作りを手伝ってもらうようになり、2人の協力関係は強くなる。だが尚樹の同僚・梅川が優里に人気YouTuberコンビ、チョレイとカビゴンを紹介し、彼らとのコラボがバスった優里は、尚樹と番組を作らなくなり……。<鑑賞チャネル>
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