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2023.08.08

映画『鳩の撃退法』(お薦め度★★★)

小説を描いているのに現在進行形の話で、それが事実なのかフィクションなのか不思議な感覚を覚えます。
いい線行ってますが、主人公のおちゃらけた感じがリアリティを欠いて、イマイチ盛り上がりません。

全体的に説明不足ながら、盛沢山のシーンでパズルを解くような内容です。結局メインの犯罪は解決したのかどうかわかりません。しかし、消化不良ではなく、スッキリとさせているところが妙味です。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2021
制作国:日本
内容時間:119分

<スタッフ>
監督:タカハタ秀太
原作:佐藤正午
脚本:藤井清美、タカハタ秀太
撮影:板倉陽子
音楽:堀込高樹

<キャスト>
津田伸一:藤原竜也
鳥飼なほみ:土屋太鳳
幸地秀吉:風間俊介
沼本:西野七瀬
倉田健次郎:豊川悦司

<イントロダクション>
映像化不可能といわれた佐藤正午のベストセラー小説を、藤原竜也主演で映画化したミステリー。天才作家が書いた新作原稿の内容は果たして真実か、それともフィクションか。

すばる文学賞に輝く「永遠の1/2」や直木賞受賞作「月の満ち欠け」をはじめ、数ある佐藤作品の中でも屈指の評価と人気を誇る同名小説を、「ホテル ビーナス」やドラマ「赤めだか」のタカハタ秀太監督が脚本と編集も兼ねて映画化。日本映画界屈指の演技派にして怪優の藤原が、劇中人物のみならず、観客をも翻弄する主人公の天才作家・津田伸一役を熱演。担当編集者役で土屋太鳳が共演するほか、風間俊介、西野七瀬、豊川悦司ら豪華俳優陣が集結。小説と現実、過去と現在が交錯する先の読めない物語に引き込まれる。

<放送内容>
かつて直木賞を受賞した天才作家・津田伸一は、とある場末のバーで、担当編集者の鳥飼なほみに新作原稿を読ませていた。それは1年前、富山の小さな町でドライバーとして働いていた津田自身を主人公に、彼が巻き込まれた“ある事件”をもとにした物語だった。そこに記された不可解な事件に、鳥飼は果たしてこれが実話なのかフィクションなのか不安を抱き、独自に検証を始める。だが、そこには驚愕の真実が待ち受けていた……。

<鑑賞チャネル>
amazonプライム・ビデオ

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