ドラマ「イグアナの娘」[全11話](お薦め度★★★)
今から27年前のファンタジーによる母と娘の愛憎ドラマを初鑑賞しました。
テレビ放送当時、途中何話目か観て中断していました。その後全部観たいと考えていたのですが、機会に恵まれずに過ぎました。たまたまTverで「名作ドラマ特集150選」の中にあったので、一気見です。
今でいう子どもを愛せない毒親による児童虐待がテーマになっています。現代に通じる内容で、娘の過酷な運命が描かれています。
昔のドラマなので、違和感を多く感じるかなと思いましたが、出演者のファッションや化粧やセリフに特に気になる点はありませんでした。
主人公の菅野美穂の儚げな存在感と美少女度がドラマを盛り上げていました。
それにしても、萩尾望都先生のレプティリアンを題材にしたと思われる設定は強烈で、いまだに驚くべきものがあります。
以下、番組データ。
<オンエア情報>
テレビ朝日、1996年4月15日~6月24日。<スタッフ>
原作:萩尾望都『イグアナの娘』
脚本:岡田惠和
演出:今井和久(現:MMJ)、新城毅彦(現:5年D組)
音楽:寺嶋民哉
企画・プロデュース:高橋浩太郎(テレビ朝日)
プロデュース:東城祐司(MMJ 現社長)、塚本連平 (MMJ)
製作:テレビ朝日、MMJ
主題歌:エルトン・ジョン「YOUR SONG」<キャスト>
青島リカ:菅野美穂
岡崎昇:岡田義徳
橋本かをり:小嶺麗奈
三上伸子:佐藤仁美
中谷直紀:山口耕史(B☆KOOL)
高野春子:小松みゆき
高見沢博:井澤健
岸田由美子:佳奈
三上恵子:木内みどり
青島まみ:榎本加奈子
青島ゆりこ:川島なお美
青島正則:草刈正雄
津島和也:中江太<あらすじ>
娘を愛することが出来ない母親と母から愛されない娘・・・。
初めての娘・リカ(菅野美穂)の誕生に喜ぶ正則(草刈正雄)だが、妻・ゆりこ(川島なお美)は沈んでいた。ゆりこの目にはリカがイグアナにしか見えないのだ。やがて妹のまみ(榎本加奈子)が生まれ、ゆりこはちゃんと人間に見えるまみばかりを愛するようになる。そしてリカはひっそりと目立たない性格に…。ある日、「あの子はガラパゴスのイグアナなのよ」と叫ぶゆりこの声を偶然聞いてしまったリカは、鏡に映った自分の姿がイグアナに見えるようになってしまう…。
9年の月日が流れ、リカは17歳、まみは15歳に成長。同じ高校に通う二人だけれど…。<鑑賞チャンネル>
Tver「名作ドラマ特集150選」
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