映画『シャイロックの子供たち』(お薦め度★★★)
原作は池井戸潤の小説なので、しっかりした設定と構成で面白い内容です。
しかしながら、演出が冗長でメリハリがないのが残念でした。
銀行マンの登場人物がほとんどスネに傷を持つ設定なのが、意外と納得できました。ただし、もう少し主人公の阿部サダヲが活躍してもといった物足りなさもありました。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
制作年:2023
制作国:日本
内容時間:123分<スタッフ>
監督:本木克英
脚本:ツバキミチオ
撮影:藤澤順一
音楽:安川午朗<キャスト>
西木雅博:阿部サダヲ
北川愛理:上戸彩
田端洋司:玉森裕太
九条馨:柳葉敏郎
古川一夫:杉本哲太
滝野真:佐藤隆太
沢崎肇:柄本明
石本浩一:橋爪功
黒田道春:佐々木蔵之介<イントロダクション>
人気作家・池井戸潤の小説を、阿部サダヲ主演で映画化したミステリードラマ。メガバンクの支店で起こった現金紛失事件をきっかけに、裏側にうごめく巨大な陰謀が明らかに。作品が続々と映像化される池井戸のベストセラー小説を、本木克英監督ら、映画版「空飛ぶタイヤ」のスタッフが再結集して映画化。銀行の小さな支店で起きた現金紛失事件を起点に、メガバンクの巨大な闇が暴かれるまでをスリリングに描写。事件が起こる前半、阿部演じるお客様係の西木、上戸彩と玉森裕太が演じるその後輩たちが事件の真相に迫る中盤、そして、池井戸作品には欠かせない“倍返し”が展開する後半と、本木監督の手腕で最後まで飽きさせない。柄本明、佐々木蔵之介など、豪華キャストの演技も見どころだ。
<放送内容>
東京第一銀行のある支店で現金紛失事件が発生。ベテランお客様係の西木は、支店で働く誠実でまじめな女性行員の愛理、営業の後輩で、投資信託などを担当する田端と真相を探り始める。一見すると平和な支店だが、出世コースから外れた九条支店長、超が付くパワハラ気質の古川副支店長ほか、くせ者銀行員たちが勢ぞろいしていた。そして西木はある真相にたどり着くが、それはメガバンクにはびこる巨大な不祥事の序章に過ぎなかった。<鑑賞チャネル>
DMM TV
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