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2024.05.07

映画『縁の下のイミグレ』(お薦め度★★★)

ハワイ在住の知人から5月末まで無料で観れると情報共有してもらったので、2024年GW中に視聴しました。
映画『君たちはまだ長いトンネルの中』で知った なるせゆうせい監督作です。

衝撃的です。
その主張はシンプルに「現代の奴隷制度」ということです。
外国人労働者の現状をわかりやすく解説して問題点を洗い出しています。

外国人労働者にも日本人にも悲劇でしかありません。

岸田文雄首相は日本を移民国家にしようと考えていますが、外国人労働者を含めて移民政策は日本を不幸にするしかありません。

本作で多くの日本人が目覚めることを期待したいです。

※イミグレとは、イミグレーション(immigration)を省略した言葉であり、入国審査や出入国管理のことを指します。

<作品データ>
公開日:2023年6月30日(金)
制作年:2022
内容時間:78分

<スタッフ>
監督・脚本:なるせゆうせい
原案:近藤秀持著『アインが見た、碧い空。あなたの知らないベトナム技能実習生の物語』
(学面図書刊)
原案・監修:近藤秀将(特定行政書士・社会学者)
制作プロデューサー:堀内博志
撮影:佐藤雅樹
録音:池田知久
美術:高木翔
衣装:RYUSEI MORI
ヘアメイク:池田眞美子
助監督:長嶺将貴
制作担当:河野宗彦
制作デスク:森谷友美
スチール:masashi
編集:小鷹裕
製作協力:オフィス・インベーダー
キャスティング:渡邉直哉(パロマプロモーション)、阿保友里恵(パロマプロモーション)、甘利佳他
制作プロダクション:パーフェクトワールド株式会社
企画・製作:らくがきエンターテイメント
配給:株式会社トリプルアップ

<キャスト>
ナターシャ
堀家一希
中村優一
猪俣三四郎
マギー
ラサール石井

<あらすじ>
貧しい家族を支えるため発展途上国から【技能実習生】として日本にやってきたハイン(ナターシャ)。
ジャパニーズドリームを夢見て工場で働くも、職場での不遇が続いた。

そんな状況を不憫に思った日本の知り合い土井(堀家一希)は、どこに相談していいかわからなかったが、ネットで無料相談を見つけ、相談の予約をする。
訪れた先の行政書士の事務所では、曲者の行政書士・近藤(マギー)と、新垣(中村優一)に対応を受けるが、その中で、ハインが借金をせざるを得なかったことも知り、「技能実習生」の制度の闇が徐々にわかっていく土井。
曲者の近藤は、本来の仕事を超え、ハインをサポートする監理団体という団体と直接やりとりをし、それを受けて慌てて監理団体の西村(ラサール石井)も駆けつけるが、その行政書士事務所に相談したのがハインだとわかると逆にクレーム、我々を攻めるならハインも一緒に攻めるべきだと。話が二転三転する中、さらに話に乱入する野々村議員(猪俣三四郎)。
この国の深刻な労働者不足を外国人で補おうという政策を推進しているおバカ二世議員も話に加わり、話は思わぬ方向へ・・・。
賃金をあげよう!と躍起になる政府。だが、その下で最低賃金のまま働かされる外国人労働者。

この滑稽な矛盾。果たして、この国に夢を描いてやってきた外国人労働者に未来はあるのか!?外国人労働者を受け入れるこの制度で、労働力不足は補えるのか!?
「安い国ニッポン」の底を支えてる陽の目を見ない外国人労働者にスポットが当てた異色の社会派ブラックコメディ

<鑑賞チャネル>
YouTube《無料配信期間》
5月1日(水)19時00分~5月31日(金)23時59分

https://youtu.be/bfMm-PYGtao?si=AUmW4GDXIGwBC6v0

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