2017.03.12

映画『さざなみ』(お薦め度★★)

老夫婦の関係が微妙になっていく過程が描かれています。
一瞬サスペンスかミステリーなのかと思わせるものの、あくまでも夫婦間の感情のもつれに終始します。

夫の行動や言動は認知症or痴呆を疑ってもおかしくないにも関わらず、本作では健康状態が続いている前提で老夫婦の愛情の揺らぎを表現しています。

シャーロット=ランプリングは歳を取っても美しく魅力的な佇まいなので、夫の不誠実さにこだわる姿勢は単純に違和感があります。夫婦としてのプライドが踏みにじられたという心理状態なのでしょうか。

日本人の俺からすると、奥さんは自分を守るために離婚すればいいだけなのではと思わせる内容です。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:45 Years
制作年:2015
制作国:イギリス
内容時間(字幕版):96分

<受賞歴>
第65回(2015)ベルリン国際映画祭銀熊賞(男優賞)
第65回(2015)ベルリン国際映画祭銀熊賞(女優賞)

<スタッフ>
監督:アンドリュー=ヘイ
製作:トリスタン=ゴリハー
脚本:アンドリュー=ヘイ
撮影:ロル=クロウリー

<キャスト>
ケイト=マーサー:シャーロット=ランプリング
ジェフ=マーサー:トム=コートネイ
リナ:ジェラルディン=ジェームズ
サリー:ドリー=ウェルズ
ジョージ:デヴィッド=シプリー

<番組紹介/解説>
第65回ベルリン国際映画祭で、T・コートネイが男優賞、C・ランプリングが女優賞とW受賞。1通の手紙によっておしどり老夫婦の愛の絆が揺らぐさまを痛切に描いた秀作。

イギリスの地方都市で仲むつまじく暮らす老夫婦のジェフとケイト。2人は結婚45周年の祝賀パーティーの開催をこの週末に予定していた。ところがそこへ1通の手紙が届く。それは50年以上も前、山岳事故で亡くなったジェフの昔の恋人の遺体が、スイスの氷河の中から発見されたことを知らせるものだった。それまで何も知らなかった夫の昔の恋人の突然の浮上に、ケイトの心は大いにかき乱され、疑心暗鬼にさいなまれるようになる。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2017.02.28

映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』(お薦め度★★★)

タイトルの印象は強烈ですが、サスペンスとしての内容は伴っていません。そもそも事件としてクローズアップされる前に、ジェネラル・ルージュこと速水晃一が事務方と調整すべきだけのこととしか思えません。ましてや殺人事件にまで深刻にする必要はなかったでしょう。

物語の構成は疑問点ばかりですが、ジェネラル・ルージュを演じた堺雅人が素晴らしく、作品を背負って立っていました。彼のなり切り度は半端ありません。TVドラマでは西島秀俊が同じ役でしたが、堺雅人が描く人物像は傑出しています。

映画『チーム・バチスタの栄光』の続編として竹内結子と阿部寛のコンビは本作で終了してしまいますが、勿体無い感じがします。

映画2本からTVドラマは4シーズンに引き継がれて最後は映画で完結する「バチスタ」シリーズですが、終わりに近づくにしたがって急速に質が低下したのは残念でした。尻つぼみになったので、TVドラマのシーズン1、2は未視聴とします。

【関連記事】
2010.06.16 映画『チーム・バチスタの栄光』(お薦め度★★★)
2011.09.21 ドラマ「チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸」[全11話](お薦め度★★★★)
2014.03.24 ドラマ「チーム・バチスタ4 螺鈿(らでん)迷宮」[全11話](お薦め度★)
2017.02.18 映画『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』(お薦め度★)

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2009
制作国:日本
内容時間:123分

<スタッフ>
監督:中村義洋
製作:加藤嘉一、島谷能成、劔重徹ほか
脚本:斉藤ひろし、中村義洋
撮影:佐々木原保志
音楽:佐藤直紀
楽曲情報:EXILE「僕へ」

<キャスト>
田口公子:竹内結子
白鳥圭輔:阿部寛
速水晃一:堺雅人
花房美和:羽田美智子
佐藤拓馬:山本太郎
三船啓二:尾美としのり
磯辺信也:正名僕蔵
沼田利博:高嶋政伸
高階院長:國村隼

<番組紹介/解説>
海堂尊原作による大ヒット作「チーム・バチスタの栄光」続編。竹内結子と阿部寛が再び主演、《ジェネラル・ルージュ》の異名を取る敏腕医師に掛けられた疑惑に迫る。

《チーム・バチスタ事件》の功績から、心療内科の田口医師は望まずも院内の倫理委員会委員長に任命されていた。ある日、彼女のもとに「救命救急センター長の速水医師が医療メーカーと癒着している」との告発文が届けられる。《ジェネラル・ルージュ》の異名を取る速水医師は、敏腕として知られる一方、院内に敵も多い人物だった。田口が調査に乗り出した矢先、同様の告発文が送られてきたという厚労省官僚・白鳥が現われて……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2016.12.30

映画『007 スペクター』(お薦め度★★★★★)

ギリギリの局面で究極のダンディズムをみせてくれます。
6代目ボンド・ダニエル=クレイグの第4作、007シリーズ24作目で前作に引き続きサム=メンデス監督作です。

007/スカイフォール』から話が続いているとのことでしたが、ほとんど忘れていました。前作を復習していなくても楽しめます。

本作は全てにおいてメジャー級です。
画角の構成はどっしりとして重厚感が溢れ、超一級の映像です。空と地上のアクションシーンは超弩級でした。

ボンドガールの一人レア=セドゥは、登場したときにはパッとしないのですが、ドレスアップすると妖艶でゴージャスさはピカイチでした。

いろいろな意味で楽しめた本作を劇場鑑賞しなかったのが悔やまれます。そして、ダニエル=クレイグもいよいよ見納めでしょうか。

<作品データ>
原題:Spectre
製作年:2015年
製作国:アメリカ
上映時間:148分

<スタッフ>
監督:サム=メンデス
脚本:ジョン=ローガン、ニール=パービス、ロバート=ウェイド、ジェズ=バターワース
撮影:ホイテ=バン=ホイテマ
音楽:トーマス=ニューマン

<キャスト>
ジェームズ=ボンド:ダニエル=クレイグ
オーベルハウザー=クリストフ=ワルツ
マドレーヌ:レア=セドゥ
M:レイフ=ファインズ
ルチア:モニカ=ベルッチ
Q:ベン=ウィショー
マネーペニー:ナオミ=ハリス
ヒンクス:デビッド=バウティスタ
C:アンドリュー=スコット
タナー:ロリー=キニア
ミスター・ホワイト:イェスパー=クリステンセン
エストレラ:ステファニー=シグマン

<鑑賞チャネル>
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2016.12.27

映画『さよなら歌舞伎町』(お薦め度★)

何なんでしょう、面白くありません。
歌舞伎町のラブホテルに関係する人々の群像劇なのですが、人間が描かれていません。脚本がまるでダメでした。

舞台がラブホということもあり突然ピンク映画のシーンが挿入されていています。ならば前田敦子や名の売れた女優陣にももそれなりのレベルを期待するものの、全く露出無しです。統一感のない演出で監督の意図がわかりません。コメディタッチならばまだ作品として成立できたと思うのですが、妙にリアリティを追求する部分もあって全体像にまとまりがありません。

物語の中で扱われているエピソードが平板なので、実力派の俳優陣が揃っていてもどうにもなりません。さらには上映時間が長いので、最後まで鑑賞を続けるには忍耐が必要でした。

<作品データ>
製作年:2014年
製作国:日本
上映時間:135分
映倫区分:R15+

<スタッフ>
監督:廣木隆一
脚本:荒井晴彦、中野太
撮影:鍋島淳裕
照明:豊見山明長
録音:西條博介
編集:菊池純一
音楽:つじあやの
主題歌:meg with SWEEP

<キャスト>
高橋徹:染谷将太
飯島沙耶:前田敦子
イ=ヘナ:イ=ウヌ
アン=チョンス:ロイ
高橋美優:樋井明日香
福本雛子:我妻三輪子
早瀬正也:忍成修吾
竹中一樹:大森南朋
久保田正志:田口トモロヲ
雨宮影久:村上淳
藤田理香子:河井青葉
新城竜平:宮崎吐夢
池沢康夫:松重豊
鈴木里美:南果歩

<鑑賞チャネル>
Amazonプライム・ビデオ

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2016.12.26

ドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」[全10話](お薦め度★★★)

主人公のポジティブなのにネガティブという斬新なキャラクター設定と、頻繁に変わる華麗なファッションが石原さとみにマッチして明るく楽しい魅力的なドラマとなりました。

物語は日テレらしい人情もので鉄板のエピソードが繰り返され、意外性は無いものの安心して観ることができました。

共演者も良かったですね。同じ校閲部員となるバイプレーヤーとしての江口のりこの存在感は抜群でした。良い役者です。文芸編集部の売れっ子編集者を演じた青木崇高も主人公と絶妙な絡みをみせ、ドラマを支え盛り上げました。

前向きになれる作品なので、続編を是非とも期待したいです。

以下、公式サイトから転載。

<オンエア情報>
日テレ、2016年10月5日~12月7日毎週水曜22時放送。

<スタッフ>
原作:宮木あや子「校閲ガール」シリーズ(KADOKAWA・角川文庫刊)
脚本:中谷まゆみ、川﨑いづみ
音楽:大間々昂
チーフプロデューサー:西憲彦
プロデューサー:小田玲奈、森雅弘、岡田和則(光和インターナショナル)
演出:佐藤東弥、小室直子 ほか
制作協力:光和インターナショナル
製作著作:日本テレビ

<キャスト>
河野悦子:石原さとみ
折原幸人:菅田将暉
森尾登代子:本田翼
米岡光男:和田正人
藤岩りおん:江口のりこ
尾田大将:田口浩正
今井セシル:足立梨花
波多野 望:伊勢佳世
佐藤百合:曽田茉莉江
青木祥平:松川尚瑠輝
正宗信喜:杉野遥亮
東山:ミスターちん
西田:長江英和
北川:店長松本
坂下梢:麻生かほ里
目黒真一郎:高橋修
本郷大作:鹿賀丈史(特別出演)
亀井さやか:芳本美代子
貝塚八郎:青木崇高
茸原渚音:岸谷五朗

<イントロダクション>
おしゃれ大好き!スーパーポジティブ!河野悦子(こうのえつこ)
夢のファッション誌編集者を目指し、出版社に入社。
なのに、配属されたのは・・・・超地味~な校閲部。

校閲【こうえつ】
文書や原稿などの、内容の誤りや不備な点を調べ、直し正すこと。
「原稿を-する」「専門家の-を受ける」

しかし、地味な仕事でも真っ向勝負!!
小説の些細な点が気になって舞台となる北海道に直行!
週刊誌が追う事件の真実を確かめに現場に潜入取材!
時には、矛盾点を作家に訴え内容を大幅に変更させる!

校閲の仕事を超えて大暴れ!
・・・あれ? この仕事、地味にスゴイ???
いえいえ、私がなりたいのはファッション誌編集者ですからッ!

今日も、ド派手ファッションという戦闘服に身を包み、校閲の仕事に立ち向かう!
仕事って、本気でやれば、超・おもしろい!
これは、夢を叶えた人にも、まだ叶えていない人にもエールを送るお仕事ドラマです。

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ドラマ「砂の塔〜知りすぎた隣人」[全10話](お薦め度★★★)

フェイクなサスペンスドラマです。
ハーメルン事件の真犯人と真相にはガッカリしました。

こんなサスペンスだったら、いっそのことハーメルン事件が無くてもないでしょうか。育ての親と生みの親の確執に絞ってヒューマン・サスペンスに仕上げた方が面白くなったと思います。

人物像や伏線に雑な部分が見え隠れしたものの前半から中盤にかけての、菅野美穂と松嶋菜々子の共演は見応えがありました。ドラマ「アリスの棘」でも脚本に参加していた池田奈津子なので、竜頭蛇尾となるだろうと予想していましたが、「アリスの棘」以上に尻つぼみです。

それにしても最終回での人物の動きが奇妙過ぎて失笑ものでした。緊急を要する場面で電話を使わずに、走り回るナンセンスさは滑稽でした。

以下、公式サイトから転載。

<オンエア情報>
TBS、2016年10月14日~12月16日毎週金曜22時放送。

<スタッフ>
脚本:池田奈津子
音楽:横山 克
主題歌:THE YELLOW MONKEY「砂の塔」
編成:高橋正尚
プロデューサー:浅野敦也
演出:塚原あゆ子、平野俊一、棚澤孝義
製作:ドリマックス・テレビジョン、TBS

<キャスト>
高野亜紀:菅野美穂
生方航平:岩田剛典(EXILE / 三代目J Soul Brothers)
阿相寛子:横山めぐみ
橋口梨乃:堀内敬子
尾野綾香:ホラン千秋
津久井琢己:上杉柊平
柳 汐里:音月 桂
猪瀬伸二:木村祐一
高野和樹:佐野勇斗
橋口成美:川津明日香
高野そら:稲垣来泉
荒又秀実:光石研
三田久美子:烏丸せつこ
阿相武文:津田寛治
高野健一:田中直樹(ココリコ) 
佐々木弓子:松嶋菜々子

<イントロダクション>
煌びやかなタワーマンションの裏にある黒い闇。
セレブな主婦たちの内に潜む醜い虚栄心。
そして、美しく優しい隣人の、恐るべき真相。
次々と起こる連続幼児失踪事件。
どこよりも固いセキュリティを誇るタワーマンションという神話。
しかしそこには、家族を脅かす目に見えぬ『悪意』が渦巻いていた——

多くの話題を提供し、早くも巷の女性たちの間で期待が高まっている10月のTBS系金曜ドラマ『砂の塔〜知りすぎた隣人』。
主役の高野亜紀役には、4年ぶりのテレビドラマ主演となる菅野美穂を迎え、さらに謎に包まれた不気味な隣人・佐々木弓子役として松嶋菜々子、TBSドラマ初出演にして初の本格サスペンスに挑む岩田剛典(EXILE/三代目 J Soul Brothers)など豪華キャストが勢ぞろい。TBS伝統の金曜ドラマの中でも、ひときわ鮮明に記憶に焼きつくサスペンス作品を目指す。
夜行観覧車』『Nのために』など、スタイリッシュなサスペンスドラマを数多く手がけてきた塚原あゆ子が演出を、また完全オリジナル作品『アリスの棘』で新人ながら圧倒的な完成度の高さを見せつけた池田奈津子が脚本を担当。あらたなるオリジナルサスペンスドラマがここに誕生する。

安全で清潔で、“子育てに最高の環境”であるはずのタワーマンション。しかし実際には、セレブ妻たちの見栄と虚飾にまみれた生活に疲弊していた亜紀。そんな中で連れて行かれた娘の体操教室で、彼女は昔の自分をよく知る幼馴染み・生方航平と運命の再会を果たす。しかし、実は亜紀にもまた、生方との関係を隠さなければならない理由があって……
一方、謎の連続失踪事件が勃発し、多くの人々を不安に陥れていた。誘拐事件の犯人像と、不気味な隣人・弓子。その間に見え隠れする怪しい共通点が、徐々にあぶり出されていく……張り巡らされた伏線と、謎が謎を呼ぶ急展開の連続!
主人公を不気味に監視する謎の隣人……その正体は、子育てをおろそかにする“ダメな母親”の子どもばかりを狙う、連続誘拐事件の真犯人なのか、それとも…?
人の裏側に潜む悪意を描きつつも、あたたかい家族愛が感動を誘う、稀代のヒューマンサスペンスが登場する!

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2016.12.05

ドラマ「深夜食堂 3」[全10話](お薦め度★★★)

安定した面白さです。
第三部でで脚本がより引き締まってきた感じがします。
ただし、ほのぼのさせるものの、リアリティは以前から感じません。いわゆる大人のための童話的な話です。

第3部で印象に残ったのは、次の2エピソードです。

第二十三話 里いもとイカの煮もの
興信所に勤める「男前」の探偵、里見けい(石橋けい)とまだ頼りない研修生の佐々木守。二人は、店を出たあとで一夜をともにする。佐々木は大人の割り切りを知らず、結婚を前提につきあってくれと言うが・・・。
 
第二十八話 きんぴらごぼう
「きんぴらごぼうあるかしら?」颯爽とした印象の女、市川千鶴が店に入ってくる。驚いて目を見開く、常連客で地回りのヤクザ・ゲン。千鶴は、高校時代の英語の教師であり、部活の顧問、そして憧れの女性だった。

第二十三話の女優・石橋けいのクールビューティーで潔い存在感は斬新でした。そう言えば、SEIYUのCM「やっぱコスパ」で起用されています。
第二十八話は、脚本を大胆にカットして行間で、悲劇を伝える手法を採っていました。あまりに端折り過ぎて、ネタバレをググらないと話が理解できませんでした。

【関連記事】
2016.05.27 ドラマ「深夜食堂1」[全10話](お薦め度★★★)
2012.01.21 ドラマ「深夜食堂2」[全10話](お薦め度★★★)
2016.04.17 映画『深夜食堂』(お薦め度★★★)

<オンエア情報>
TBS、2014年10月22日~12月24日放送。

<スタッフ>
原作:安倍夜郎「深夜食堂」(小学館「ビッグコミックオリジナル」連載中)
企画:遠藤日登思、芝野昌之
プロデューサー:筒井竜平、小佐野保、石塚正悟、竹園元
監督:松岡錠司、山下敦弘、熊切和嘉、野本史生
脚本:真辺克彦、向井康介、荒井美早、小嶋健作
美術:原田満生
フードスタイリスト:飯島奈美
主題歌:高橋優「ヤキモチ」(ワーナーミュージック・ジャパン)
企画:アミューズ、MBS
制作:アミューズ映像製作部、ギークサイト
製作:「深夜食堂 3」製作委員会

<キャスト>
小林薫
綾田俊樹
不破万作
松重豊
光石研
美保純
谷村美月
柴田理恵
ベンガル
つみきみほ
オダギリジョー

<イントロダクション>
ドラマ「深夜食堂」は、 2009年10月期に第一部、2011年10月期に第ニ部がTBS・MBS・RKB他にて放送されました。
 
原作は、累計発行部数約230万部のベストセラー作品で、第55回小学館漫画賞/第39回日本漫画家協会賞大賞受賞の人気漫画「深夜食堂」(小学館刊 「ビッグコミックオリジナル」連載中/原作:安倍夜郎)。
主人公のマスター役は、これまでと同様に小林薫(『春を背負って』『夏の終り』)が務め、監督に『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』で日本アカデミー賞を総なめにした松岡錠司、『もらとりあむタマ子』の山下敦弘、美術監督に 『テルマエ・ロマエ』 『テルマエ・ロマエⅡ』『舟を編む』を手がけた原田満生、フードスタイリスト飯島奈美(『かもめ食堂』、連続テレビ小説「ごちそうさん」)など、日本映画界を代表するスタッフが再結集しました。
さらに、今回は『私の男』で第36回モスクワ国際映画祭最優秀作品賞を受賞した熊切和嘉がドラマの監督に加わり、新たな「深夜食堂」の世界観を作り上げています。

<鑑賞チャネル>
amazon プライムビデオ

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2016.12.02

映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(お薦め度★★)

スター・ウォーズ終了~~!!
駄作です。

どうしてこんなエピソード7を作ったのでしょうか。
驚きも新しさも全く感じません。既視感しかありません。

元々劇場鑑賞を止めていました。ディズニーが買収したことで、WOWOWで「スター・ウォーズ」シリーズ全7作品が一挙放送されたため、観たのですが価値はありませんでした。

手垢にまみれた物語にガッカリです。次のエピソードの時系列から考えても本作の設定は旧3部作(エピソード4~6)と同レベルです。さらに過去の3人を登場させる必要があったのでしょうか。

こんな内容だったら、観たくありませんでした。

①『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』
    ↓
    10年後
    ↓
②『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』
    ↓
    3年後
    ↓
③『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
    ↓
    19年後
    ↓
④『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』
    ↓
    3年後
    ↓
⑤『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』
    ↓
    1年後
    ↓
⑥『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』
    ↓
    約30年後
    ↓
⑦『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』


以下、WOWOWオンラインから転載。

<作品データ>
原題:Star Wars:The Force Awakens
製作年:2015年
製作国:アメリカ
内容時間:139分

<スタッフ>
監督:J=J=エイブラムス
製作:J=J=エイブラムス、キャスリーン=ケネディ、ブライアン=バーク
脚本:J=J=エイブラムス、ローレンス=キャスダン、マイケル=アーント
撮影:ダニエル=ミンデル
音楽:ジョン=ウィリアムズ

<キャスト>
ハン=ソロ:ハリソン=フォード
レイア=オーガナ:キャリー=フィッシャー
レイ:デイジー=リドリー
フィン:ジョン=ボイエガ
カイロ=レン:アダム=ドライヴァー
ポー=ダメロン:オスカー=アイザック
マズ=カナタ:ルピタ=ニョンゴ
スノーク:アンディ=サーキス
ルーク=スカイウォーカー:マーク=ハミル

<番組紹介/解説>
一度は6部作で完結した「スター・ウォーズ」シリーズの続編3部作が幕開け。その第1作で、サーガの“エピソード7”。2015年末に公開され、全世界で大ヒットを記録!

旧3部作(エピソード4~6)に続いて新3部作(エピソード1~3)が作られ、全6作が全世界合計で43億ドルの興行収入を記録した、映画史上の記念碑的シリーズ「スター・ウォーズ」。ありとあらゆるファンが待ち望んだこの続編は、旧3部作の主要登場人物が再結集した上、新世代のキャラ陣も登場し、新旧の観客がいずれも楽しめるものに。旧3部作の見どころを研究し尽くしたJ・J・エイブラムス監督の功績は大きい。北米では史上ナンバーワンの大ヒットを記録。続編(エピソード8)は2017年末に完成予定。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2016.11.23

映画『シン・ゴジラ』(お薦め度★★★★★)

2016年7月29日公開された話題作をようやく劇場鑑賞しました。両親を含め家族全員です。
素晴らしく面白い作品です。
いやぁ~、もっと早くに観るべきでした。今年の夏映画は本作と『君の名は。』が大ヒットしました。『シン・ゴジラ』は興行収入80億円を突破しています。

ゴジラという巨大災害に対するシミュレーション映画です。東宝製作のゴジラシリーズの第29作ですが、極めて優れた一本です。

ゴジラという存在をとことんまで突き詰めた庵野秀明総監督には脱帽です。脚本が完璧でした。福島原発事故や日米関係なども散りばめた内容は秀逸です。

「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズを彷彿とさせる演出があるものの、旧来のゴジラをオマージュしたうえに、さらに現代の解釈で昇華させた才能は計り知れません。

ゴジラに対して完璧に統制された自衛隊が総攻撃をかけるシーンでは、その美しさを感じさせる戦闘に対して全く歯が立たない圧倒的な存在に涙がこぼれました。

続編を願うばかりです。

<作品データ>
製作年:2016年
配給:東宝
上映時間:119分

<スタッフ>
総監督・脚本:庵野秀明
監督:樋口真嗣
准監督:尾上克郎
製作:市川南
撮影:山田康介
音楽:鷺巣詩郎、伊福部昭

<キャスト>
矢口蘭堂(内閣官房副長官・政務担当):長谷川博己
赤坂秀樹(内閣総理大臣補佐官・国家安全保障担当):竹野内豊
カヨコ・アン・パタースン(米国大統領特使):石原さとみ
志村祐介(内閣官房副長官秘書官[防衛省]):高良健吾
大河内清次(内閣総理大臣):大杉漣
東竜太(内閣官房長官):柄本明
花森麗子(防衛大臣):余貴美子
尾頭ヒロミ(環境省自然環境局野生生物課長補佐):市川実日子
財前正夫(統合幕僚長):國村隼
里見祐介(農林水産大臣):平泉成
泉修一(保守第一党政調副会長):松尾諭
郡山(内閣危機管理監):渡辺哲
金井(内閣府特命担当大臣[防災担当]):中村育二
柳原(国土交通大臣):矢島健一
森(厚労省医政局研究開発振興課長):津田寛治
間(国立城北大学大学院生物圏科学研究所准教授):塚本晋也
安田(文科省研究振興局基礎研究振興課長):高橋一生
小塚(東京都知事):光石研
沢口(警察庁長官官房長):古田新太
早船(フリージャーナリスト):松尾スズキ
矢島(統合幕僚副長):鶴見辰吾
西郷(タバ戦闘団長):ピエール瀧
ベテラン官邸職員の小母さん:片桐はいり
消防隊隊長:小出恵介
池田(第1戦車中隊長):斎藤工
カップルの女:前田敦子
河野(総務大臣):浜田晃
関口(文部科学大臣):手塚とおる
立川(資源エネルギー庁電力・ガス事業部原子力政策課長):野間口徹
根岸(原子力規制庁監視情報課長):黒田大輔
町田(経産省製造産業局長):吉田ウーロン太
東部方面総監幹部幕僚長:橋本じゅん
山岡(統合部隊指揮官):小林隆
田原(東京都副知事):諏訪太朗
川又(東京都副知事):藤木孝
片山(臨時外務大臣):嶋田久作
風越(新政務担当総理秘書官[外務省]):神尾佑
新人記者:三浦貴大
警察庁刑事局長:モロ師岡
古代生物学者:犬童一心
生物学者:原一男
海洋生物学者:緒方明
第2戦車中隊長:KREVA
芦田(第2飛行隊第1小隊長):石垣佑磨
避難民:森廉
岡本喜八(写真)
野村萬斎

<鑑賞チャネル>
イオンCINEMA 幕張新都心

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2016.11.15

映画『ソロモンの偽証 後篇・裁判』(お薦め度★★★★)

悪くはないのですが、「脚本の3つのルール」の一つとなる“結論には驚きがなければいけない”がありませんでした。

裁判の中盤から結末がある程度予想出来てしまいます。もう少し深みなり、ヒネリがあればインパクトの強い作品になっていたでしょう。残念ながら前篇の追い詰められる感覚はかなり後退しています。

それにしてもキャスティングが抜群でした。中堅から若手まで文句無しです。中でも女優では事件の中心人物となる石井杏奈は抜群でした。感情の起伏や強弱の振り幅の大きい難しい役をその圧巻の演技力で存在感を示しました。男優では被告となる不良の清水尋也が流石でした。ドラマ「高校入試」で演じた静的な存在感とは真逆の憎々しい動の存在感も見応えがありました。

久々の邦画による長尺ミステリーの傑作と感じます。

以下、WOWOWオンラインから転載。

<作品データ>
製作年:2015年
製作国:日本
内容時間:147分

<スタッフ>
監督:成島出
脚本:真辺克彦
撮影:藤澤順一
音楽:安川午朗
主題歌:U2「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー」

<キャスト>
藤野涼子:藤野涼子
神原和彦:板垣瑞生
三宅樹理:石井杏奈
大出俊次:清水尋也
藤野剛:佐々木蔵之介
藤野邦子:夏川結衣
三宅未来:永作博美
森内恵美子:黒木華
津崎校長:小日向文世
中原涼子:尾野真千子
柏木卓也:望月歩

<番組紹介/解説>
宮部みゆきのヒット小説「ソロモンの偽証」を映画化した2部作の後篇。ある男子中学生の死の真相を問う“学校内裁判”では知られざる事実が次々と明らかになっていき……?

東京・下町の中学校で、ある男子生徒が自殺したと思われた件は、そんな彼の死の真相を問う“学校内裁判”に発展し……。現代の日本で大きな社会問題になっている“いじめ”“家庭内暴力”などを背景としつつ、事態の発端を描いた前篇に続き、少年少女が“学校内裁判”を通じて事態の真相に迫っていく様子を追ったのがこの後篇。助監督出身で、「八日目の蝉」など多彩な作品を手掛けてきた成島出監督にとっても会心の2部作になったに違いない。本作でデビューした主演の藤野涼子は、本作での役名を芸名にした。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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