2019.10.17

映画『人魚の眠る家』(お薦め度★★★★★)

打ちのめされました。物凄い作品です。
2つの死、脳死と心停止でこれほどの深いドラマが描かれていたとは、驚きです。胸が張り裂けそうになりました。

夫婦役の西島秀俊と篠原涼子が見事でした。さらに、この夫婦の娘と息子を演じた二人の子役も最高です。クライマックスでの篠原涼子の渾身の演技に心が震えました。悲しみと怒り、絶望がストレートに伝わってきました。

本当に素晴らしい作品です。堤幸彦監督は称賛に値します。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2018
制作国:日本
内容時間:121分

<スタッフ>
監督:堤幸彦
脚本:篠崎絵里子
撮影:相馬大輔
音楽:アレクシス=フレンチ

<キャスト>
播磨薫子:篠原涼子
播磨和昌:西島秀俊
星野祐也:坂口健太郎
川嶋真緒:川栄李奈
美晴:山口紗弥加
進藤:田中哲司
播磨多津朗:田中泯
千鶴子:松坂慶子

<イントロダクション>
東野圭吾のベストセラー小説を、篠原涼子主演で映画化したミステリー。プールで溺れて意識不明となった娘。奇跡を信じる両親が取った究極の選択が運命の歯車を狂わせる。

2015年に「天空の蜂」を映画化した堤幸彦監督が、再び東野作品の映像化に挑戦。娘に奇跡が起きるかもしれないという期待から、その愛の強さゆえに狂気をはらんでいく母親役の篠原が、渾身の演技で第43回報知映画賞主演女優賞ほか、多くの映画賞で受賞。彼女と映画初共演となった西島秀俊のほか、坂口健太郎、川栄李奈など、若手からベテランまで、幅広い世代の役者たちのぶつかり合いは見応え十分。そして、感動を盛り上げるのが子役たちの好演。その達者な演技が見ている者の胸をえぐらずにはいられない。

<放送内容>
離婚寸前の薫子と和昌のもとに、祖母やいとこらとプールに行った娘の瑞穂が溺れて意識を失い、病院に運ばれたとの連絡が入る。薫子と和昌は病院に駆け付け、担当医から瑞穂を臓器移植のドナーにしないかと提案されるが薫子は拒否し、瑞穂を自宅に連れ帰る。やがて和昌が働くIT企業に勤める星野の研究が、瑞穂を生かす手助けになりそうだと考えた和昌と薫子は星野を呼び、彼に瑞穂を託す。やがて瑞穂の体に変化が表われるが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.10.10

映画『寝ても覚めても』(お薦め度★★★)

邦画にしては、いい線いっているラブサスペンスです。
ただし、セリフ回しが時々引っ掛かり、尺の長さを感じさせます。

また、東出昌大と唐田えりかの組み合わせがイマイチでした。東出昌大の演技が『散歩する侵略者』に近い印象で、恋愛ものとしては違和感がありました。唐田えりかも悪くは無いものの、秘めた情熱を感じさせる切れはなく、中途半端な印象です。『覚悟はいいかそこの女子。』と比べて物足りなさがあります。

タイトルと内容もしっくりきません。タイトルから連想する激しさや熱情はほとんど無く、肩透かしでした。

展開としてはいろいろ用意できたと思いますが、全体から醸し出す雰囲気を裏切るラストでした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2018
制作国:日本・フランス
内容時間:120分

<スタッフ>
監督:濱口竜介
脚本:田中幸子、濱口竜介
撮影:佐々木靖之
音楽:tofubeats

<キャスト>
丸子亮平/鳥居麦:東出昌大
泉谷朝子:唐田えりか
串橋耕介:瀬戸康史
鈴木マヤ:山下リオ
島春代:伊藤沙莉
岡崎栄子:田中美佐子

<イントロダクション>
「ハッピーアワー」の俊英・濱口竜介監督が柴崎友香の同名恋愛小説を繊細かつスリリングに映画化。東出昌大のひとり二役初挑戦も評判を呼び、数多くの映画賞に輝いた秀作。

かつての恋人と生き写しの男性と出会い、再び恋に落ちたヒロインの朝子。果たして、そっくりだから好きになったのか。それとも、好きになったからそっくりに見えるのか。そんな彼女の揺れる女心を、上映時間が5時間を超える異例の前作「ハッピーアワー」で国内外の多くの映画賞に輝き、次代の日本映画界を担う期待の俊英として国際的にも注目を集める濱口監督が、繊細かつスリル満点に描写。「菊とギロチン」の人気男優・東出がひとり二役に初挑戦し、不思議な魅力を発揮する一方、新星・唐田えりかの好演も見もの。

<放送内容>
大阪で暮らす21歳の女性・朝子。ある日、不思議な魅力を放つ謎めいた青年・麦と出会った彼女は、たちまち彼と運命の恋に落ちるが、やがて麦は、不意に姿を消してしまう。それから2年後、大阪から東京に転居した朝子は、まるで生き写しのように麦とよく似たサラリーマンの青年・亮平と出会う。今なお麦のことが忘れられない朝子は、戸惑いを隠せないが、そんな彼女に亮平は好意を抱き、朝子も抗しがたく亮平に心惹かれていく。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.10.07

映画『ノーマ、世界を変える料理』(お薦め度★★★★)

ドキュメンタリー映画はほとんど観て来なかったジャンルです。デンマークのノーマというレストランは全く知りませんでした。どうせ有名店のオーナーシェフをよいしょこらしょ、どっこいしょした内容と高を括っていました。

しかし、流石はイギリス映画です。一筋縄ではいかぬ重層な内容でした。レネ=レゼピの生い立ちや差別を受けてきた半生を、特別な脚色なく真摯に語らせて、その生半可でない覚悟を際立たせます。

また、食中毒による営業停止も事実として、積極的に組み込んでおり単なる提灯記事的な作品ではないことが理解出来ます。

世界的なオーナーシェフの強さや弱さを多角的に描いた骨のある内容でした。ただし、本作を観て食べに行きたいとは思えるほどではありません。料理というよりも人間ドラマとしての側面に感心させられました。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Noma My Perfect Storm
制作年:2015
制作国:イギリス
内容時間:99分

<スタッフ>
監督・撮影:ピエール=デシャン
製作:エッタ=トンプソン=デシャン
音楽:フランス=バク、ケルド=ハーニング=イブセン

<出演>
レネ=レゼピ

<イントロダクション>
英国の雑誌が選ぶ「世界ベストレストラン50」で4度も頂点に輝いたデンマークのレストラン、ノーマのオーナーシェフに密着し、その人気の秘密に迫ったドキュメンタリー。

「世界ベストレストラン50」でこれまで4度も第1位に選ばれ、世界で最も予約の難しいレストランの一つといわれるデンマークのレストラン、ノーマ。そのオーナーシェフであるR・レゼピは、季節や土地柄にあくまでこだわって、地元の北欧の旬の食材だけを使い、さらには花やアリなどを食材に用いて、従来の美食の概念を覆す、斬新で独創的な料理を次々に生み出し、革命的旋風を巻き起こしてきた。本作では、そんな彼の革新的な料理術や人生哲学を4年もの歳月にわたって密着取材し、その人気と魅力の秘密に迫る。

<放送内容>
デンマークの首都コペンハーゲンにある世界屈指の人気レストラン、ノーマ。天才的なオーナーシェフ、レゼピが作り出す、地元の北欧産の旬の食材にあくまでこだわった、従来の既成概念にとらわれない斬新でユニークな料理の数々は、世界中のグルメたちをあっと驚かせ、2010年から3年連続して「世界ベストレストラン50」の第1位をみごと獲得。ところが2013年、思いがけない事件が発生して同店は危機的事態に陥り…。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.07.03

映画『No.22 怒りのチェイサー』(お薦め度★★★)

てっきりアメリカが舞台だと思って観てしまいました。
カナダのレッカー車の運転手が、借金苦から抜け出すためにチェイサーの世界に足を踏み入れて行くサスペンスアクションです。

長いこと映画を観てきましたが、レッカー車に焦点を当てた作品は初めてだと思います。自動車事故を飯のタネにハイエナのように群がる職業を初めて知りました。

前半は貧困を描くためにもっさりとしていて退屈ですが、後半は一気呵成の展開です。それなりに爽快感はありますが、そもそも犯罪と言わないまでも、チェイサーというグレーゾーンに飛び込んで金を稼ぐというサクセスストーリーと呼べない身の丈のお話は設定そのものが切ないです。社会派ドラマとも呼べません。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:22 Chaser
制作年:2018
制作国:カナダ
内容時間:87分

<スタッフ>
監督:ラファル=ソコロウスキー
製作:ダニエル=ベイカーマン、ドン=カーモディほか
脚本:ジェレミー=ボクセン
撮影:キャボット=マクネンリー
音楽:イゴール=ヴラバク、ケン=ワース

<キャスト>
ベン:ブライアン=J=スミス
エイブリー:カニエフティーオ=ホーン
ウェイン:ラオール=トゥルヒロ
ショーン:アーロン=アシュモア
レイ:エイダン=ディヴァイン

<イントロダクション>
生活に困窮したレッカー車のドライバーが怒りを爆発させる、異色のサスペンスアクション。自動車事故の現場に急行するレッカー車の運転手たち、“チェイサー”の世界とは?

警察などの無線を傍受し、自動車事故の現場にいち早く駆け付け、仕事を手に入れるレッカー車の運転手を、本作では“チェイサー”と呼ぶ。真面目で善良だが貧しい運転手である本作の主人公は、借金に追われて“チェイサー”になるが、ライバルの“チェイサー”たちと敵対し……。スクープカメラマンを主人公にした「ナイトクローラー」に影響を受けたムードがあるが、前半、追い詰められていく主人公を丁寧に描いており、彼がついに怒りを爆発させる後半がしっかりと盛り上がる佳作だ。WOWOWの放送が日本初公開。

<放送内容>
カナダのトロント。レッカー車の運転手ベンは共働きでウエートレスをしている妻エイブリーや幼い息子と暮らすが、駐車違反の車を運ぶ安い仕事ばかりをしているために貧しく、高利貸もしている警官レイから大金を借りてしまう。だがレイに厳しく取り立てられても借金を返せず、警察などの無線を傍受して自分から自動車けん引の仕事を取りに行く同業者たち、“チェイサー”に加わろうとするが、他の“チェイサー”の妨害を受け……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2018.05.05

映画『22年目の告白−私が殺人犯です−』(お薦め度★★★)

驚きのサスペンスです。
韓国映画のリメイクですが、日本の設定に見事に合わせたよく出来た脚本でした。

しかし、謎解きの手品のごとく出来過ぎの展開に感情移入が出来ません。そのため、評価は並となりました。

もう少し伏線で別の登場人物からの視点を入れていれば完璧な作品になったのではと思います。

以下、WOWOWオンラインからの引用。

<作品データ>
制作年:2017
制作国:日本
内容時間:117分

<スタッフ>
監督:入江悠
脚本:平田研也、入江悠
撮影:今井孝博
音楽:横山克

<キャスト>
曾根崎雅人:藤原竜也
牧村航:伊藤英明
岸美晴:夏帆
小野寺拓巳:野村周平
牧村里香:石橋杏奈
滝幸宏:平田満
山縣明寛:岩松了
橘大祐:岩城滉一
仙堂俊雄:仲村トオル

<イントロダクション>
1995年の連続殺人事件の最後の事件が15年後に時効を迎えてから7年後、自分が犯人だと名乗る男が現われる……。藤原竜也、伊藤英明らが豪華共演した犯罪ミステリー!

韓国映画「殺人の告白」を「ジョーカー・ゲーム」「ビジランテ」などの入江悠監督がリメイク。韓国を舞台にしたオリジナル版が原作ながら、日本で1995年に起きた阪神・淡路大震災、2010年の刑事訴訟法の改正によって一部の凶悪犯罪の公訴時効が無くなったことなど22年間の印象的な出来事を背景に盛り込み、事件の意外な真相の究明を緊迫感たっぷりに描いたスリリングな話題作。演技派・藤原を筆頭に、アクティブな伊藤、役になり切った夏帆、ベテランの粋に達しつつある仲村トオルらが、それぞれ熱演した。

<放送内容>
1995年の連続殺人事件の最後の事件が15年後に時効を迎えてから7年後、自分が犯人だと名乗る男が現われる……。藤原竜也、伊藤英明らが豪華共演した犯罪ミステリー!

阪神・淡路大震災が起きた1995年に発生した5件の連続殺人事件は15年後、最後の事件が時効を迎えたが、2017年、自分こそが連続殺人事件の犯人だという男、曾根崎が犯行手記を刊行し、マスコミのスポットライトを浴びる。曾根崎は記者会見を開き、かつて事件の捜査に当たった刑事、牧村の心は騒ぐ。やがて22年前のある被害者の親戚に当たるヤクザの橘は、別の記者会見の場に、復讐のためのヒットマンを送り込むが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2018.03.04

映画『ねこあつめの家』(お薦め度★★★)

近頃の猫ブームに合ったタイムリーな作品です。

伊藤淳史が主役なのと、舞台が多古米で有名な千葉県の多古町なので、何となく居心地の良さを感じて観ました。最後はほっこりします。

ゲームアプリ「ねこあつめ」にストーリーを付けて映画化した背景からか、低予算で物語は非常にシンプルです。はっきり言えば全然物足りない脚本なのですが、特に猫好きでもないどん詰まりの男が猫と仲良くなることで復活してゆく話は単純に癒やされます。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2017
制作国:日本
内容時間:93分

<スタッフ>
監督:蔵方政俊
原案:Hit‐Point
脚本:永森裕二
撮影:安田圭
音楽:ペイズリィ8

<キャスト>
佐久本勝:伊藤淳史
十和田ミチル:忽那汐里
鴨谷進:戸田昌宏
猿渡めぐみ:大久保佳代子
浅草史郎:田口トモロヲ
寺内洋子:木村多江

<イントロダクション>
スマートフォン向け人気ゲームアプリ「ねこあつめ」を映画化。スランプの作家は地方に引っ越すが、庭先で近所の猫たちを集めだす。伊藤淳史、忽那汐里、木村多江らが共演。

プレーヤーがステージの“家の庭先”で餌やグッズを使い、キュートな猫たちを呼び集めるというゲームアプリ「ねこあつめ」を、伊藤演じる悩み多き作家を主人公とするストーリーにして映画化。いつも不機嫌だった作家はニャンコたちに癒やされ、穏やかな心を取り戻していく。猫たちを演じるのは某梅酒のCMに出演したスコティッシュホールド“シナモン”、「猫なんかよんでもこない。」の日本猫“りんご”、「世界から猫が消えたなら」の日本猫“キャベツ”などのスター猫たちで、本作でも愛らしさをたっぷりと発揮。

<放送内容>
スマートフォン向け人気ゲームアプリ「ねこあつめ」を映画化。スランプの作家は地方に引っ越すが、庭先で近所の猫たちを集めだす。伊藤淳史、忽那汐里、木村多江らが共演。

若くして新人賞を受賞して人気作家になった小説家の佐久本だが現在はスランプで、週刊誌での連載も低迷。年下の担当編集者ミチルに励まされても筆は進まない。ある夜、占い師風の女性から“タコ”というキーワードを教えてもらった佐久本は地方の多古町にある古民家に引っ越すが、そこで近所から庭先に集まってくる猫たちに魅了され、餌などを与えてかわいがるように。一方、週刊誌では佐久本の連載を打ち切ることが決まるが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2018.02.25

映画『7500』(お薦め度★★)

清水崇監督のハリウッド第3弾なので期待したのですが、しっくり来ませんでした。
ホラーというよりもブラックファンタジーに近いテイストです。そのため、ホラー度も中途半端な仕上がりです。

全編緊張感が漂うものの、怖さは皆無でした。
旅客機のホラーは新しいものの、かなり設定に苦労している印象です。

本作の存在はWOWOWで放送されて知ったので、話題に登っていなかったと思われます。段々とレベルダウンしているようなので、Jホラーの旗手としては物足りません。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Flight 7500
制作年:2014
制作国:アメリカ
内容時間:80分

<スタッフ>
監督:清水崇
製作:一瀬隆重、ロイ=リー
脚本:クレイグ=ローゼンバーグ
撮影:デヴィッド=タッターサル
音楽:タイラー=ベイツ

<キャスト>
ブラッド:ライアン=クワンテン
ピア:エイミー=スマート
ローラ:レスリー=ビブ
スージー:ジェイミー=チャン
リズ:ニッキー=ウィーラン
リック:ジェリー=フェレーラ

<イントロダクション>
ロサンゼルスから東京に向かって飛ぶ旅客機7500便の中で、乗員乗客たちが恐るべき呪いに襲われていく。「呪怨」シリーズの清水崇監督が手掛けたハリウッド第3作。

THE JUON:呪怨」「呪怨 パンデミック」の2作を撮り上げた清水崇監督が、新たなホラーストーリーに挑んだハリウッド進出第3弾。今回は航空機という一種の密室を舞台に、さまざまな事情を抱えた乗客たちの群像ホラーが展開する。「呪怨」シリーズ同様、怪異を惜しげもなく画面に登場させて恐怖を積み重ねていく演出は本作でも健在。さらには逃げ場のない空の上という緊迫感が加わり、恐怖のジェットコースターと呼ぶべきスリルが味わえる。出演はTVドラマ「トゥルーブラッド」のR・クワンテンなど。

<放送内容>
ロサンゼルスから東京に向かって飛ぶ旅客機7500便の中で、乗員乗客たちが恐るべき呪いに襲われていく。「呪怨」シリーズの清水崇監督が手掛けたハリウッド第3作。

ビスタパシフィック航空7500便は、大勢の乗客を乗せ、ロサンゼルスから東京へのフライトを開始した。だが太平洋上で突然の乱気流に襲われ、機内はパニックに陥る。ようやく気流が落ち着いたと思いきや、今度は機内に怪しげな木箱を持ち込んでいたビジネスマン風の男性乗客が苦しみだし、血を吐いて絶命する。この奇怪な死を皮切りにして機内では次々と怪奇現象が発生、7500便は空飛ぶ化け物屋敷と化していく。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2018.02.18

映画『人魚姫(2016)』(お薦め度★★★)

ベタなコメディが満載のファンタジーで、特別面白いと感じません。中国特有のお笑いが満載で、日本人には通じない居心地の悪い喜劇です。

作品自体がどうなることやらと思っていたのですが、クライマックスではチャウ=シンチー監督らしさが発揮されます。

アジアを中心にヒットしたのでそれなりの価値はありますが、期待したほどの作品ではありません。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題: 美人魚
制作年:2016
制作国:中国
内容時間:94分

<キャスト>
リウ:ダン=チャオ
シャン(シャンシャン):ジェリー=リン
タコ兄:ショウ=ルオ
ルオラン:キティ=チャン

<スタッフ>
監督:チャウ=シンチー
製作:チャウ=シンチー、アイヴィ=コン
脚本:チャウ=シンチー、ホー=ミョウキ、ケルヴィン=リーほか
撮影:チョイ=スンファイ
音楽:レイモンド=ウォン、ウェンディ=チェン

<イントロダクション>
「少林サッカー」で主演・監督を務めた笑いの才人C・シンチーが監督。中国などのアジアで歴史的ヒットを記録したファンタジーコメディ。“人魚族”は人間たちとの戦いへ!

中国を含むアジアを中心とする全世界の合計興行収入が5億5000万ドルを突破した、肩が凝らずに楽しめる痛快エンターテインメント編。「西遊記〜はじまりのはじまり〜」に始まる新シリーズにも参加して快調のシンチーだが、独特のセンスに満ちたユーモアや環境問題に対する真摯な批判を、最新VFXを使って想像力豊かに強調して笑いに転化させた手つきは、いまだに進化を止めていない。米アニメーション映画「リトル・マーメイド」の実写リメイクが決まる前に本作を放った、その旺盛な企画力も特筆すべきだろう。

<放送内容>
「少林サッカー」で主演・監督を務めた笑いの才人C・シンチーが監督。中国などのアジアで歴史的ヒットを記録したファンタジーコメディ。“人魚族”は人間たちとの戦いへ!

太平洋に面した中国の青羅湾は、リゾート開発によって環境破壊の危機に直面していた。ここに住む“人魚族”は開発を止めるため、開発プロジェクトのトップである富豪リウの暗殺を計画する。その刺客として送り込まれたのは、若くて美しい女性の人魚シャン。リウからデートに誘われることに成功したシャンだったが、暗殺に失敗したことに加え、なんと彼に好意を抱いてしまう。一方、リウはシャンが人魚だと知って大いに驚くが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2018.02.17

ドラマ「眠狂四郎 The Final」(お薦め度★★★)

田村正和による眠狂四郎のラスト作品で、人気女優の吉岡里帆が時代劇に初挑戦しています。

眠狂四郎の出自から、驚愕の血縁関係までラストに相応しい盛り沢山の内容でしたが、物語としてはダークファンタジーというかホラーテイストなクライマックスを用意しており、期待される時代劇とは一線を画す内容でした。

良い悪いは別にして、田村正和の老いによる衰えを感じさせない作品に仕上げる必要があったのだと思います。殺陣に関してはキレは無いものの無難な仕上がりで、格好良く勇退できたと思います。

ヒロインの吉岡里帆ですが、武家の娘としてなかなか様になっていました。ただし、脚本の人物設定がイマイチだったので、ラストに関して物足りなさが残りました。

以下、フジテレビサイトから引用。

<オンエア情報>
フジテレビ、2月17日(土)21時~23時10分放送。
※1972年~1973年に放送された田村正和主演の連続ドラマ「眠狂四郎」は関西テレビ制作。

<キャスト>
眠狂四郎:田村正和
操:吉岡里帆
金八:八嶋智人
松平主水正:津川雅彦
文字若:名取裕子
加賀美耀蔵:椎名桔平

<スタッフ>
原作:柴田錬三郎(「眠狂四郎無頼控」新潮社刊)
脚本:齋藤雅文
編成企画:保原賢一郎、加藤達也
プロデューサー:河瀬光(東映)、小林由幸(東映)、江平光男
監督:山下智彦
制作:フジテレビ、東映

<イントロダクション>
複雑な生い立ちを持ち、伝説の剣を操る眠狂四郎(田村正和)が、江戸にもどり自らの出生や運命に立ち向かう!『眠狂四郎 The Final』。そして今作で対峙する、最大の敵!その剣豪は、狂四郎と同じく円月殺法を使う妖術の使い手・加賀美耀蔵(椎名桔平)だった!!果たして狂四郎は最大の敵を前にして、自らの残酷な運命を切り開けるのか!?
狂四郎の育ての親とも言える空然和尚(中原丈雄)が何者かに斬殺され、江戸に戻ってきた狂四郎。幼い頃から慈しみ深く育ててくれた空然の死に狂四郎は言葉にできないほどの悲しみを覚え、幼い頃の記憶を思いおこす。そんな中、なじみの文字若(名取裕子)の家でくつろいでいると、瓦版屋の金八(八嶋智人)が血相を変えて騒々しく駆け込んできた。狂四郎に会いたいという若い娘がたずねてくるというのだ。文字若の家に現れた操(吉岡里帆)は、狂四郎をいきなり父上と呼び、狂四郎を絶句させる。

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2017.09.29

映画『ニック/NICK アウトサイダー』(お薦め度★★)

あれっ?シリーズ第5作は爆死です。
あり得ない設定で、リアリティを無視した演出にガッカリです。TVシリーズが第4作で終了して、第5作は映画として製作されたのですが、有終の美を飾ることが出来ませんでした。

第4作から引き続きロシアンコネクションの意味がわかりません。トルコ、ロシアと映画ならではの贅沢なロケを敢行しましたが、説明不足で消化不良に陥ります。

さらには、ヒヤヒヤドキドキを強調するあまり、臭すぎる演技のオンパレードでお手上げになりました。

シリーズ最後に失敗作を持ってくるところが、ドイツらしいのでしょうか。はっきり言って第5作の劇場版は不要でした。

【「ニック」シリーズ5作関連記事】
2017.09.08 映画『ニック/NICK 狼の掟』(お薦め度★★★★)
2017.09.13 映画『ニック/NICK リベンジ』(お薦め度★★★★)
2017.09.23 映画『ニック/NICK ハードペイン』(お薦め度★★★★★)
2017.09.26 映画『ニック/NICK ラスト・フューリー』(お薦め度★★★★)
2017.09.29 映画『ニック/NICK アウトサイダー』(お薦め度★★)

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Tschiller: Off Duty
制作年:2016
制作国:ドイツ
内容時間:125分

<スタッフ>
監督:クリスティアン=アルヴァルト
製作:クリスティアン=アルヴァルト、ジークフリート=カムル、ティル=シュヴァイガーほか
脚本:クリストフ=ダルンスタット
撮影:クリストフ=ヴァール
音楽:マルティン=トードシャローヴ

<キャスト>
ニック=チラー:ティル=シュヴァイガー
ヤルシン=グメル:ファーリ=ヤルディム
シェケル:ウーズグール=エムレ=イルディリム
レニー=チラー:ルナ=シュヴァイガー
フィラト=アスタン:エルダル=イルディズ
ダーシャ:アリオナ=コンスタンチノヴァ
ゴリツィン刑事:エゴール=パツェンコ

<イントロダクション>
T・シュヴァイガーがはみ出し刑事ニックを熱演するハードアクション第5弾。捕らえられた娘を捜してロシアへと飛んだニックが、凶悪ロシアンマフィアと死闘を繰り広げる。

ドイツのテレビ局で1970年から続く長寿警察ドラマ「Tatort(犯行現場)」内で、シュヴァイガー扮する刑事ニックを主人公にするシリーズ4作が放送された後、好評を受けて製作された劇場版。舞台はTV版のハンブルクからトルコ、ロシアへと拡大し、ロシアンマフィアを相手にこれまで以上のハードアクションが展開する。過去4作で死闘を繰り広げた宿敵アスタン団の首領フィラトとの決着、そして死んだと思われていたある人物の復活など、シリーズものならではの要素も多数あり、ぜひ順を追って楽しみたい。

<放送内容>
T・シュヴァイガーがはみ出し刑事ニックを熱演するハードアクション第5弾。捕らえられた娘を捜してロシアへと飛んだニックが、凶悪ロシアンマフィアと死闘を繰り広げる。
ニックの活躍によって犯罪組織アスタン団は壊滅、逮捕された首領フィラトはトルコに送還された。一方、ニックの娘レニーはフィラトに復讐するため、父にも知らせずトルコへ入国するが、裏から手を回して自由の身となったフィラトによって逆に捕まってしまう。連絡の取れない娘の身を案ずるニックは携帯電話の信号を追ってトルコへ飛ぶが、彼女はフィラトが新たに手を組んだロシアンマフィアによってモスクワへと連れ去られていた。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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