2020.01.09

映画『七つの会議』(お薦め度★★)

ドラマ「半沢直樹」のまんまの演出です。出演者もほぼ同じ起用のされ方です。
ドラマを大ヒットさせた福澤克雄監督なので仕方が無いですし、柳の下の泥鰌を期待されてのことだと思います。
しかし、職場や人間関係の描き方が違和感だらけで、主演の野村萬斎の雰囲気は全く現代劇に合いません。彼が登場する場面は常に異空間を感じさせる佇まいでした。

百歩譲って、主人公のような人物が仮にいたとして、何で会社を辞めないのが不可解です。さぼり社員を20年間に渡って演じてきた???

それとタイトルの意味がさっぱりわかりません。会議が7回開催されたということ、、、わかりません。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2019
制作国:日本
内容時間:119分

<スタッフ>
監督:福澤克雄
脚本:丑尾健太郎、李正美
撮影:橋本智司
音楽:服部隆之

<キャスト>
八角民夫:野村萬斎
北川誠:香川照之
原島万二:及川光博
坂戸宣彦:片岡愛之助
浜本優衣:朝倉あき
梨田元就:鹿賀丈史
宮野和広:橋爪功
徳山郁夫:北大路欣也

<イントロダクション>
野村萬斎、香川照之ほか、そうそうたる豪華キャストが集結した社会派エンターテインメント。20年間、グータラ社員と言われた元エリートの、積年の倍返しが始まる。

TVドラマ「ノーサイド・ゲーム」のヒットも記憶に新しい池井戸潤の大ヒット小説を、数々の池井戸作品を手掛けた福澤克雄監督が映画化。周囲にはグータラ社員だと思わせながら、実は過去と向き合い、牙を研ぎ続けている八角役の野村のひょうひょうとした演技が魅力的で、そんな彼と行動をともにする原島役の及川光博と優衣役の朝倉あきの、探偵も真っ青というコンビぶりも見もの。全体的に“濃い”演技を得意とする面々の演技合戦に加え、こんな俳優がこんな役で登場するという仕掛けを見つけるのもお楽しみだ。

<放送内容>
都内の中堅メーカー“東京建電”で営業一課の万年係長である八角は、どこの会社にもいるグータラ社員。ある日、営業一課の課長・坂戸がパワハラで訴えられ、異動処分が下される。訴えた当事者は八角だった。そんな中、課内で二番手に甘んじてきた原島が後任課長として着任。原島は怠惰で有給を取ってばかりの八角が気になり、経理担当の優衣とともに八角の身辺を探りだすが、やがて社に隠された巨大な陰謀が浮かび上がり……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.12.28

映画『ノクターナル・アニマルズ』(お薦め度★★★★)

愛と復讐をテーマにした類まれな作品です。
その解釈は観客自身に委ねるというハイレベルな脚本です。しかも、テーマからは予想がつかない前向きなエンディングです。

物語の現実にいきなり虚構が被さって、不安定な気分にさせつつスリリングな展開を加速させる構成と編集のテクニックは、並みではありません。本作が2作目というトム=フォード監督は脚本も担当しており、その能力は計り知れません。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Nocturnal Animals
制作年:2016
制作国:アメリカ
内容時間:117分

<スタッフ>
監督・脚本:トム=フォード
製作:トム=フォード、ロバート=サレルノ
撮影:シーマス=マッガーヴェイ
音楽:アベル=コジェニオウスキ

<キャスト>
スーザン=モロー:エイミー=アダムス
トニー=ヘイスティングス/エドワード=シェフィールド:ジェイク=ギレンホール
ボビー=アンディーズ:マイケル=シャノン
レイ=マーカス:アーロン=テイラー=ジョンソン
アン=サットン:ローラ=リニー
ハットン=モロー:アーミー=ハマー

<イントロダクション>
第73回ヴェネチア国際映画祭で審査員大賞を受賞。人気ファッションデザイナーとしても知られるT・フォード監督が、A・アダムス&J・ギレンホールの競演で放つ衝撃作。

世界的な人気ファッションデザイナーとして長年活躍する一方、2009年には「シングルマン」で映画監督デビューし、高い評価を得たフォード。そんな彼が、7年ぶりとなる監督第2作の本作では、「バイス」のA・アダムス、「ワイルドライフ」のギレンホールら、人気と実力を兼ね備えた豪華俳優陣を主役に迎えて、妖しくも危険なミステリーの世界に挑戦。強烈な美意識に裏打ちされたシックな衣装や美術の数々、そして現実と虚構世界が交錯するスリリングなストーリー展開に、つい最後まで目が離せなくなること必至。

<放送内容>
LAの先端的なアートギャラリーのオーナーとして成功を収め、確固たる地位と名声を築いたスーザン。夫のハットンと経済的には何不自由ない生活を送る彼女だったが、心の底ではどこか満たされないものを感じていた。そんなある日、彼女のもとに、20年前に離婚した元夫のエドワードから彼の書いた小説が届く。「夜の獣たち(ノクターナル・アニマルズ)」と題されたその小説には、思いも寄らぬ衝撃的な内容が綴られていた…。

<鑑賞チャネル>
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2019.11.25

映画『名前』(お薦め度★★★)

終わってみればまあ何となくでした。
冒頭はかなり無理筋のミステリー調であまりにあり得ないので、観るのを止めようと思ったほどです。

脚本はよろしくありません。少女が苦しい立場にいることは伝わって来るだけです。物語の柱となる津田寛治が演じた中年男はほとんど理解できませんでした。中年男が理解できないと、当然ながらタイトルも理解できません。

謎の中年男以上に謎の少女という関係性だけで物語を引っ張って、傷ついた少女に対する中年男のやさしさだけで救われる内容です。

津田寛治が主演で、彼が出演していた映画『三尺魂』がまずまずだったので、とりあえず鑑賞しました。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2018
制作国:日本
内容時間:115分

<スタッフ>
監督:戸田彬弘
原案:道尾秀介
脚本:守口悠介
撮影:根岸憲一
音楽:茂野雅道

<キャスト>
中村正男:津田寛治
葉山笑子:駒井蓮
榎本翔矢:勧修寺保都
小幡理帆:松本穂香
高野結衣:内田理央
葉山眞由美:西山繭子
香苗:筒井真理子

<イントロダクション>
直木賞作家の道尾秀介が原案を担当したミステリー。複数の偽名を使い分けて暮らす孤独な中年男と、彼の前に現われた女子高校生が交流を通じて自分を見つめ直していく。

「向日葵の咲かない夏」や直木賞受賞作「月と蟹」などの人気作家・道尾秀介による原案を映画化したヒューマンミステリー。本当の自分を隠すように複数の名前を使い分けていた中年男と、そんな彼をなぜか“お父さん”と呼ぶ謎の少女。前半は男の側から、後半は少女の側から同じ時間を描き、いつしか親子のような絆で結ばれる2人がそれぞれ心を解き放つ姿を綴る。中年男役は実力派の名バイプレーヤー、津田寛治。加え、少女役をTVドラマ「先に生まれただけの僕」などで注目の若手女優・駒井蓮が好演する。

<内容>
妻と別れ、経営する会社も倒産し、茨城の片田舎に身を寄せた中年男の正男。彼は幾つもの名前を使い分け、身元を偽りながら暮らしていた。ある日、勤め先で彼の嘘が発覚しそうになるが、その時、彼を「お父さん」と呼ぶ女子高校生が現われる。笑子と名乗るその少女のおかげで難を逃れた正男だったが、彼は笑子にまったく心当たりがない。彼女に振り回されるうち、正男はいつしか笑子に本当の親子のような情を覚えていくが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.10.17

映画『人魚の眠る家』(お薦め度★★★★★)

打ちのめされました。物凄い作品です。
2つの死、脳死と心停止でこれほどの深いドラマが描かれていたとは、驚きです。胸が張り裂けそうになりました。

夫婦役の西島秀俊と篠原涼子が見事でした。さらに、この夫婦の娘と息子を演じた二人の子役も最高です。クライマックスでの篠原涼子の渾身の演技に心が震えました。悲しみと怒り、絶望がストレートに伝わってきました。

本当に素晴らしい作品です。堤幸彦監督は称賛に値します。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2018
制作国:日本
内容時間:121分

<スタッフ>
監督:堤幸彦
脚本:篠崎絵里子
撮影:相馬大輔
音楽:アレクシス=フレンチ

<キャスト>
播磨薫子:篠原涼子
播磨和昌:西島秀俊
星野祐也:坂口健太郎
川嶋真緒:川栄李奈
美晴:山口紗弥加
進藤:田中哲司
播磨多津朗:田中泯
千鶴子:松坂慶子

<イントロダクション>
東野圭吾のベストセラー小説を、篠原涼子主演で映画化したミステリー。プールで溺れて意識不明となった娘。奇跡を信じる両親が取った究極の選択が運命の歯車を狂わせる。

2015年に「天空の蜂」を映画化した堤幸彦監督が、再び東野作品の映像化に挑戦。娘に奇跡が起きるかもしれないという期待から、その愛の強さゆえに狂気をはらんでいく母親役の篠原が、渾身の演技で第43回報知映画賞主演女優賞ほか、多くの映画賞で受賞。彼女と映画初共演となった西島秀俊のほか、坂口健太郎、川栄李奈など、若手からベテランまで、幅広い世代の役者たちのぶつかり合いは見応え十分。そして、感動を盛り上げるのが子役たちの好演。その達者な演技が見ている者の胸をえぐらずにはいられない。

<放送内容>
離婚寸前の薫子と和昌のもとに、祖母やいとこらとプールに行った娘の瑞穂が溺れて意識を失い、病院に運ばれたとの連絡が入る。薫子と和昌は病院に駆け付け、担当医から瑞穂を臓器移植のドナーにしないかと提案されるが薫子は拒否し、瑞穂を自宅に連れ帰る。やがて和昌が働くIT企業に勤める星野の研究が、瑞穂を生かす手助けになりそうだと考えた和昌と薫子は星野を呼び、彼に瑞穂を託す。やがて瑞穂の体に変化が表われるが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.10.10

映画『寝ても覚めても』(お薦め度★★★)

邦画にしては、いい線いっているラブサスペンスです。
ただし、セリフ回しが時々引っ掛かり、尺の長さを感じさせます。

また、東出昌大と唐田えりかの組み合わせがイマイチでした。東出昌大の演技が『散歩する侵略者』に近い印象で、恋愛ものとしては違和感がありました。唐田えりかも悪くは無いものの、秘めた情熱を感じさせる切れはなく、中途半端な印象です。『覚悟はいいかそこの女子。』と比べて物足りなさがあります。

タイトルと内容もしっくりきません。タイトルから連想する激しさや熱情はほとんど無く、肩透かしでした。

展開としてはいろいろ用意できたと思いますが、全体から醸し出す雰囲気を裏切るラストでした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2018
制作国:日本・フランス
内容時間:120分

<スタッフ>
監督:濱口竜介
脚本:田中幸子、濱口竜介
撮影:佐々木靖之
音楽:tofubeats

<キャスト>
丸子亮平/鳥居麦:東出昌大
泉谷朝子:唐田えりか
串橋耕介:瀬戸康史
鈴木マヤ:山下リオ
島春代:伊藤沙莉
岡崎栄子:田中美佐子

<イントロダクション>
「ハッピーアワー」の俊英・濱口竜介監督が柴崎友香の同名恋愛小説を繊細かつスリリングに映画化。東出昌大のひとり二役初挑戦も評判を呼び、数多くの映画賞に輝いた秀作。

かつての恋人と生き写しの男性と出会い、再び恋に落ちたヒロインの朝子。果たして、そっくりだから好きになったのか。それとも、好きになったからそっくりに見えるのか。そんな彼女の揺れる女心を、上映時間が5時間を超える異例の前作「ハッピーアワー」で国内外の多くの映画賞に輝き、次代の日本映画界を担う期待の俊英として国際的にも注目を集める濱口監督が、繊細かつスリル満点に描写。「菊とギロチン」の人気男優・東出がひとり二役に初挑戦し、不思議な魅力を発揮する一方、新星・唐田えりかの好演も見もの。

<放送内容>
大阪で暮らす21歳の女性・朝子。ある日、不思議な魅力を放つ謎めいた青年・麦と出会った彼女は、たちまち彼と運命の恋に落ちるが、やがて麦は、不意に姿を消してしまう。それから2年後、大阪から東京に転居した朝子は、まるで生き写しのように麦とよく似たサラリーマンの青年・亮平と出会う。今なお麦のことが忘れられない朝子は、戸惑いを隠せないが、そんな彼女に亮平は好意を抱き、朝子も抗しがたく亮平に心惹かれていく。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.10.07

映画『ノーマ、世界を変える料理』(お薦め度★★★★)

ドキュメンタリー映画はほとんど観て来なかったジャンルです。デンマークのノーマというレストランは全く知りませんでした。どうせ有名店のオーナーシェフをよいしょこらしょ、どっこいしょした内容と高を括っていました。

しかし、流石はイギリス映画です。一筋縄ではいかぬ重層な内容でした。レネ=レゼピの生い立ちや差別を受けてきた半生を、特別な脚色なく真摯に語らせて、その生半可でない覚悟を際立たせます。

また、食中毒による営業停止も事実として、積極的に組み込んでおり単なる提灯記事的な作品ではないことが理解出来ます。

世界的なオーナーシェフの強さや弱さを多角的に描いた骨のある内容でした。ただし、本作を観て食べに行きたいとは思えるほどではありません。料理というよりも人間ドラマとしての側面に感心させられました。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Noma My Perfect Storm
制作年:2015
制作国:イギリス
内容時間:99分

<スタッフ>
監督・撮影:ピエール=デシャン
製作:エッタ=トンプソン=デシャン
音楽:フランス=バク、ケルド=ハーニング=イブセン

<出演>
レネ=レゼピ

<イントロダクション>
英国の雑誌が選ぶ「世界ベストレストラン50」で4度も頂点に輝いたデンマークのレストラン、ノーマのオーナーシェフに密着し、その人気の秘密に迫ったドキュメンタリー。

「世界ベストレストラン50」でこれまで4度も第1位に選ばれ、世界で最も予約の難しいレストランの一つといわれるデンマークのレストラン、ノーマ。そのオーナーシェフであるR・レゼピは、季節や土地柄にあくまでこだわって、地元の北欧の旬の食材だけを使い、さらには花やアリなどを食材に用いて、従来の美食の概念を覆す、斬新で独創的な料理を次々に生み出し、革命的旋風を巻き起こしてきた。本作では、そんな彼の革新的な料理術や人生哲学を4年もの歳月にわたって密着取材し、その人気と魅力の秘密に迫る。

<放送内容>
デンマークの首都コペンハーゲンにある世界屈指の人気レストラン、ノーマ。天才的なオーナーシェフ、レゼピが作り出す、地元の北欧産の旬の食材にあくまでこだわった、従来の既成概念にとらわれない斬新でユニークな料理の数々は、世界中のグルメたちをあっと驚かせ、2010年から3年連続して「世界ベストレストラン50」の第1位をみごと獲得。ところが2013年、思いがけない事件が発生して同店は危機的事態に陥り…。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.07.03

映画『No.22 怒りのチェイサー』(お薦め度★★★)

てっきりアメリカが舞台だと思って観てしまいました。
カナダのレッカー車の運転手が、借金苦から抜け出すためにチェイサーの世界に足を踏み入れて行くサスペンスアクションです。

長いこと映画を観てきましたが、レッカー車に焦点を当てた作品は初めてだと思います。自動車事故を飯のタネにハイエナのように群がる職業を初めて知りました。

前半は貧困を描くためにもっさりとしていて退屈ですが、後半は一気呵成の展開です。それなりに爽快感はありますが、そもそも犯罪と言わないまでも、チェイサーというグレーゾーンに飛び込んで金を稼ぐというサクセスストーリーと呼べない身の丈のお話は設定そのものが切ないです。社会派ドラマとも呼べません。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:22 Chaser
制作年:2018
制作国:カナダ
内容時間:87分

<スタッフ>
監督:ラファル=ソコロウスキー
製作:ダニエル=ベイカーマン、ドン=カーモディほか
脚本:ジェレミー=ボクセン
撮影:キャボット=マクネンリー
音楽:イゴール=ヴラバク、ケン=ワース

<キャスト>
ベン:ブライアン=J=スミス
エイブリー:カニエフティーオ=ホーン
ウェイン:ラオール=トゥルヒロ
ショーン:アーロン=アシュモア
レイ:エイダン=ディヴァイン

<イントロダクション>
生活に困窮したレッカー車のドライバーが怒りを爆発させる、異色のサスペンスアクション。自動車事故の現場に急行するレッカー車の運転手たち、“チェイサー”の世界とは?

警察などの無線を傍受し、自動車事故の現場にいち早く駆け付け、仕事を手に入れるレッカー車の運転手を、本作では“チェイサー”と呼ぶ。真面目で善良だが貧しい運転手である本作の主人公は、借金に追われて“チェイサー”になるが、ライバルの“チェイサー”たちと敵対し……。スクープカメラマンを主人公にした「ナイトクローラー」に影響を受けたムードがあるが、前半、追い詰められていく主人公を丁寧に描いており、彼がついに怒りを爆発させる後半がしっかりと盛り上がる佳作だ。WOWOWの放送が日本初公開。

<放送内容>
カナダのトロント。レッカー車の運転手ベンは共働きでウエートレスをしている妻エイブリーや幼い息子と暮らすが、駐車違反の車を運ぶ安い仕事ばかりをしているために貧しく、高利貸もしている警官レイから大金を借りてしまう。だがレイに厳しく取り立てられても借金を返せず、警察などの無線を傍受して自分から自動車けん引の仕事を取りに行く同業者たち、“チェイサー”に加わろうとするが、他の“チェイサー”の妨害を受け……。

<鑑賞チャネル>
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2018.05.05

映画『22年目の告白−私が殺人犯です−』(お薦め度★★★)

驚きのサスペンスです。
韓国映画のリメイクですが、日本の設定に見事に合わせたよく出来た脚本でした。

しかし、謎解きの手品のごとく出来過ぎの展開に感情移入が出来ません。そのため、評価は並となりました。

もう少し伏線で別の登場人物からの視点を入れていれば完璧な作品になったのではと思います。

以下、WOWOWオンラインからの引用。

<作品データ>
制作年:2017
制作国:日本
内容時間:117分

<スタッフ>
監督:入江悠
脚本:平田研也、入江悠
撮影:今井孝博
音楽:横山克

<キャスト>
曾根崎雅人:藤原竜也
牧村航:伊藤英明
岸美晴:夏帆
小野寺拓巳:野村周平
牧村里香:石橋杏奈
滝幸宏:平田満
山縣明寛:岩松了
橘大祐:岩城滉一
仙堂俊雄:仲村トオル

<イントロダクション>
1995年の連続殺人事件の最後の事件が15年後に時効を迎えてから7年後、自分が犯人だと名乗る男が現われる……。藤原竜也、伊藤英明らが豪華共演した犯罪ミステリー!

韓国映画「殺人の告白」を「ジョーカー・ゲーム」「ビジランテ」などの入江悠監督がリメイク。韓国を舞台にしたオリジナル版が原作ながら、日本で1995年に起きた阪神・淡路大震災、2010年の刑事訴訟法の改正によって一部の凶悪犯罪の公訴時効が無くなったことなど22年間の印象的な出来事を背景に盛り込み、事件の意外な真相の究明を緊迫感たっぷりに描いたスリリングな話題作。演技派・藤原を筆頭に、アクティブな伊藤、役になり切った夏帆、ベテランの粋に達しつつある仲村トオルらが、それぞれ熱演した。

<放送内容>
1995年の連続殺人事件の最後の事件が15年後に時効を迎えてから7年後、自分が犯人だと名乗る男が現われる……。藤原竜也、伊藤英明らが豪華共演した犯罪ミステリー!

阪神・淡路大震災が起きた1995年に発生した5件の連続殺人事件は15年後、最後の事件が時効を迎えたが、2017年、自分こそが連続殺人事件の犯人だという男、曾根崎が犯行手記を刊行し、マスコミのスポットライトを浴びる。曾根崎は記者会見を開き、かつて事件の捜査に当たった刑事、牧村の心は騒ぐ。やがて22年前のある被害者の親戚に当たるヤクザの橘は、別の記者会見の場に、復讐のためのヒットマンを送り込むが……。

<鑑賞チャネル>
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2018.03.04

映画『ねこあつめの家』(お薦め度★★★)

近頃の猫ブームに合ったタイムリーな作品です。

伊藤淳史が主役なのと、舞台が多古米で有名な千葉県の多古町なので、何となく居心地の良さを感じて観ました。最後はほっこりします。

ゲームアプリ「ねこあつめ」にストーリーを付けて映画化した背景からか、低予算で物語は非常にシンプルです。はっきり言えば全然物足りない脚本なのですが、特に猫好きでもないどん詰まりの男が猫と仲良くなることで復活してゆく話は単純に癒やされます。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2017
制作国:日本
内容時間:93分

<スタッフ>
監督:蔵方政俊
原案:Hit‐Point
脚本:永森裕二
撮影:安田圭
音楽:ペイズリィ8

<キャスト>
佐久本勝:伊藤淳史
十和田ミチル:忽那汐里
鴨谷進:戸田昌宏
猿渡めぐみ:大久保佳代子
浅草史郎:田口トモロヲ
寺内洋子:木村多江

<イントロダクション>
スマートフォン向け人気ゲームアプリ「ねこあつめ」を映画化。スランプの作家は地方に引っ越すが、庭先で近所の猫たちを集めだす。伊藤淳史、忽那汐里、木村多江らが共演。

プレーヤーがステージの“家の庭先”で餌やグッズを使い、キュートな猫たちを呼び集めるというゲームアプリ「ねこあつめ」を、伊藤演じる悩み多き作家を主人公とするストーリーにして映画化。いつも不機嫌だった作家はニャンコたちに癒やされ、穏やかな心を取り戻していく。猫たちを演じるのは某梅酒のCMに出演したスコティッシュホールド“シナモン”、「猫なんかよんでもこない。」の日本猫“りんご”、「世界から猫が消えたなら」の日本猫“キャベツ”などのスター猫たちで、本作でも愛らしさをたっぷりと発揮。

<放送内容>
スマートフォン向け人気ゲームアプリ「ねこあつめ」を映画化。スランプの作家は地方に引っ越すが、庭先で近所の猫たちを集めだす。伊藤淳史、忽那汐里、木村多江らが共演。

若くして新人賞を受賞して人気作家になった小説家の佐久本だが現在はスランプで、週刊誌での連載も低迷。年下の担当編集者ミチルに励まされても筆は進まない。ある夜、占い師風の女性から“タコ”というキーワードを教えてもらった佐久本は地方の多古町にある古民家に引っ越すが、そこで近所から庭先に集まってくる猫たちに魅了され、餌などを与えてかわいがるように。一方、週刊誌では佐久本の連載を打ち切ることが決まるが……。

<鑑賞チャネル>
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2018.02.25

映画『7500』(お薦め度★★)

清水崇監督のハリウッド第3弾なので期待したのですが、しっくり来ませんでした。
ホラーというよりもブラックファンタジーに近いテイストです。そのため、ホラー度も中途半端な仕上がりです。

全編緊張感が漂うものの、怖さは皆無でした。
旅客機のホラーは新しいものの、かなり設定に苦労している印象です。

本作の存在はWOWOWで放送されて知ったので、話題に登っていなかったと思われます。段々とレベルダウンしているようなので、Jホラーの旗手としては物足りません。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Flight 7500
制作年:2014
制作国:アメリカ
内容時間:80分

<スタッフ>
監督:清水崇
製作:一瀬隆重、ロイ=リー
脚本:クレイグ=ローゼンバーグ
撮影:デヴィッド=タッターサル
音楽:タイラー=ベイツ

<キャスト>
ブラッド:ライアン=クワンテン
ピア:エイミー=スマート
ローラ:レスリー=ビブ
スージー:ジェイミー=チャン
リズ:ニッキー=ウィーラン
リック:ジェリー=フェレーラ

<イントロダクション>
ロサンゼルスから東京に向かって飛ぶ旅客機7500便の中で、乗員乗客たちが恐るべき呪いに襲われていく。「呪怨」シリーズの清水崇監督が手掛けたハリウッド第3作。

THE JUON:呪怨」「呪怨 パンデミック」の2作を撮り上げた清水崇監督が、新たなホラーストーリーに挑んだハリウッド進出第3弾。今回は航空機という一種の密室を舞台に、さまざまな事情を抱えた乗客たちの群像ホラーが展開する。「呪怨」シリーズ同様、怪異を惜しげもなく画面に登場させて恐怖を積み重ねていく演出は本作でも健在。さらには逃げ場のない空の上という緊迫感が加わり、恐怖のジェットコースターと呼ぶべきスリルが味わえる。出演はTVドラマ「トゥルーブラッド」のR・クワンテンなど。

<放送内容>
ロサンゼルスから東京に向かって飛ぶ旅客機7500便の中で、乗員乗客たちが恐るべき呪いに襲われていく。「呪怨」シリーズの清水崇監督が手掛けたハリウッド第3作。

ビスタパシフィック航空7500便は、大勢の乗客を乗せ、ロサンゼルスから東京へのフライトを開始した。だが太平洋上で突然の乱気流に襲われ、機内はパニックに陥る。ようやく気流が落ち着いたと思いきや、今度は機内に怪しげな木箱を持ち込んでいたビジネスマン風の男性乗客が苦しみだし、血を吐いて絶命する。この奇怪な死を皮切りにして機内では次々と怪奇現象が発生、7500便は空飛ぶ化け物屋敷と化していく。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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