2019.04.08

アニメ「ブギーポップは笑わない」[全18話](お薦め度★★)

物語は魅力を感じるもののの、全体の構成がわかりにくく、さらにキャラクターデザインに特徴が無いため登場人物の区別がつかず、誰が誰でどう繋がっているのか理解出来なくなります。端的に言えばアニメ作品として失敗しています。

エピソードが4つも盛り込んであり、それぞれのエピソードで起承転結をしっかりと描いていないので、消化不良になります。ブギーポップは全てのエピソードに登場しますが、立ち位置がそれぞれで違っていて、煙に巻かれた印象しか残りません。

放送の仕方も面食らいました。1クールは全12話がマックスなのですが、TOKYO MXでは別の時間帯にも放送して帳尻を合わせたようです。アニメは録画して複数話を一気に鑑賞しているのですが、3つ目の「夜明けのブギーポップ」のエピソードは、同時間帯で録画されておらず、#9から#14にスキップしていました。

録画されなかった#10~13は、たまたまamazonプライムビデオで配信されていたので事なきを得ました。

ダークファンタジーとして惹きつけるものが十分にあるのに、それを活かしきれておらず本当に残念です。

以下、公式サイトから引用。

<オンエア情報>
TOKYO MX、2019年1月4日~3月29日毎週金曜22時30分~23時00分放送。

<エピソード>
ブギーポップは笑わない #1~3
VSイマジネーター #4~9 
夜明けのブギーポップ #10~13 
オーバードライブ 歪曲王 #14~18

<スタッフ>
原作:上遠野浩平(電撃文庫 刊)
原作イラスト:緒方剛志
監督:夏目真悟
シリーズ構成・脚本:鈴木智尋
キャラクターデザイン:澤田英彦
副監督:八田洋介
総作画監督:筱 雅律、土屋 圭
美術監督:池田繁美、丸山由紀子
色彩設計:橋本 賢
3DCG監督:廣住茂徳
撮影監督:伏原あかね
編集:木村佳史子
音響監督:はたしょう二
音楽:牛尾憲輔
音楽制作:KADOKAWA
アニメーション制作:マッドハウス
製作:ブギーポップは笑わない製作委員会

<キャスト>
ブギーポップ/宮下藤花:悠木 碧
霧間 凪:大西沙織
末真和子:近藤玲奈
竹田啓司:小林千晃
新刻 敬:下地紫野
紙木城直子:諏訪彩花
早乙女正美:榎木淳弥
田中志郎:市川 蒼
百合原美奈子:竹達彩奈
エコーズ:宮田幸季
谷口正樹:八代 拓
織機 綺:市ノ瀬加那
飛鳥井 仁:細谷佳正
安能慎二郎:長谷川芳明
衣川琴絵:阿澄佳奈
スプーキーE:上田燿司
水乃星透子:花澤香菜
黒田慎平/スケアクロウ:宮内敦士
ピジョン:加隈亜衣
来生真希子:木下紗華
佐々木政則/モ・マーダー:阪口周平
霧間誠一:川田紳司
榊原 弦:竹内良太
寺月恭一郎:大川透
羽原健太郎:村井雄治
橋坂真:内藤有海

<イントロダクション>
ぼくは自動的なんだよ。名を不気味な泡という――。 エンタテインメントノベルでNo.1シェアを誇るレーベル・電撃文庫に
多大な影響を与えた、今なお色褪せることのない名作として、
絶大な支持を集める人気タイトル「ブギーポップは笑わない」シリーズが、
刊行から20年の節目で待望のTVアニメ化! TVアニメを手掛けるのは、
2015年に放送され、大ヒットを記録したTVアニメ「ワンパンマン」で、
世界中のアニメユーザーを唸らせた監督・夏目真悟。
そして同作のシリーズ構成と脚本を務めた鈴木智尋に、
圧倒的なクオリティを実現させた
日本屈指のアニメーションスタジオ・マッドハウスが集結し、
世界に危機が迫ったとき、自動的に浮かび上がるヒーロー、
ブギーポップを中心に繰り広げられるアクションファンタジーを
見事に描き切る!

| | コメント (0)

2019.04.03

アニメ「ポプテピピック TVスペシャル」[全2話×3バージョン](お薦め度★★★★★)

キャッチコピーは「どうあがいても、クソ。どうあがいても、クソ」です。

”クソアニメ”健在です。
ポプ子とピピ美が1年ぶりに帰ってきました。
いろんなバリエーションの作画を用意して、非常にクオリティが高いです。ただし、内容は相変わらず超ナンセンスです(笑)。

14話の「作:UchuPeople」のポプ子とピピ美が歌う自虐曲が制作陣の本音に思え共感しました。

昨年のTV放送は全12話で、今回は続きとなる13、14話を「朱雀ver.」「青龍ver.」「玄武ver.」の3バージョンでTVスペシャルとしています。各話再放送があるので、1話6パターンで合計12パターンが用意されたことになります。当然声優が入れ替わっており、パターンによってストーリーも異なるようです。「朱雀ver.」のみニコニコ独占配信で4月3日(水)23時59分まででした。

2019年4月1日にTV放送されたのを知らずに見逃しました。シーズン2が始まると勘違いして油断していました。直ぐにGAYO!の無料配信を観ました。

シーズン2を用意して欲しいと思いますが、表現が制限される中で評価される作品を創作するのは至難の業なので、今回のようなスペシャルで今後も継続して欲しいです。

【ポプテピピック TVスペシャル】
・「ポプテピピック TVスペシャル#13 青龍ver.」
・「ポプテピピック TVスペシャル#14 青龍ver.」

・「ポプテピピック TVスペシャル#13 玄武ver.」
・「ポプテピピック TVスペシャル#14 玄武ver.」

<GAYO!配信期間>
2019年4月2日(火) 00:00 〜 2019年4月8日(月) 23:59

<スタッフ>
原作:大川ぶくぶ(竹書房「まんがライフWIN」) 
企画・プロデュース:須藤孝太郎 
シリーズ構成:青木純(スペースネコカンパニー) 
コンセプトデザインワークス:梅木葵 
音響監督:鐘江徹 
音響効果:小山恭正 
音響制作:グロービジョン 
音楽:吟(BUSTED ROSE) 
音楽制作:キングレコード 
シリーズディレクター:青木純(スペースネコカンパニー)、梅木葵 
アニメーション制作:神風動画 
製作:キングレコード

| | コメント (0)

2019.03.25

映画『ブラックハット』(お薦め度★★)

犯行目的が明かされると、あまりのショボさにドン引きです。
こんな竜頭蛇尾の設定はジョーク以外の何物でもありません。


マイティ・ソー役のクリス=ヘムズワースが天才ハッカーという出鱈目さも笑えます。どう見ても頭脳戦のキャラクターではありません。案の定、終盤は武闘派に早変わりでした(笑)。ましてや犯罪グループは愚連隊にしか見えません。


サイバーテロから始まっていろいろな要素をこれでもかとぶち込んでいますが、結局は銃火器の火力によるアクションシーンがメインになっていました。


マイケル=マン監督は才能が枯れたとしか思えない作品です。


以下、WOWOWオンラインから引用。



<作品データ>
原題:Blackhat
制作年:2015
制作国:アメリカ
内容時間:133分


<スタッフ>
監督:マイケル=マン
製作:トーマス=タル、マイケル=マン、ジョン=ジャシュニ
原案:マイケル=マン、モーガン=デイヴィス=フェール
脚本:モーガン=デイヴィス=フェール、マイケル=マン
撮影:スチュアート=ドライバラ
音楽:ハリー=グレッグソン=ウィリアムズ、アティカス=ロス


<キャスト>
ニコラス=ハサウェイ:クリス=ヘムズワース
チェン=リエン:タン=ウェイ
キャロル=バレット:ヴィオラ=デイヴィス
チェン=ダーワイ:ワン=リーホン
エリアス=カサール:リッチー=コスター


<イントロダクション>
サイバーテロリストと対決すべく、服役中だった天才ハッカーが必死に奔走。巨匠M・マン監督が人気男優C・ヘムズワースを主役に迎えて放つ、緊迫のサスペンスアクション。


アクション映画界の巨匠マン監督が、マーベル・コミックス原作の人気ヒーロー、マイティ・ソー役でおなじみのヘムズワースを主役に迎えて、現代のネット社会に巣食う闇に迫る戦慄の犯罪サスペンスに挑戦。ヘムズワース扮する天才ハッカーが、正体不明の凶悪犯を追って、シカゴ、香港、マレーシア、ジャカルタと、世界各地を渡り歩くさまを、同監督ならではの迫真の銃撃戦や爆破シーンなどを全編に盛り込みながら、スタイリッシュに活写し、極上の娯楽巨編に仕上がった。共演は「ラスト、コーション」のT・ウェイ。


<放送内容>
ネットワークに不法侵入した何者かの仕業によって香港の原子炉が爆破され、アメリカの金融市場も大打撃を被る中、米中合同の捜査チームは、事件解決の糸口を得るため、ハッキングの罪で服役中だった天才プログラマー、ハサウェイに捜査への協力を依頼。ハサウェイは、大学時代のルームメイトで捜査チームの中国側のリーダー、ダーワイや、彼の妹で優秀なネットワーク・エンジニアのリエンらと力を合わせ、犯人の後を必死で追う。

<鑑賞チャネル>
WOWOW





| | コメント (0)

2019.03.19

映画『ハードコア』(お薦め度★★)

一人称視点という大胆映像で全く面白くありません。チャレンジし過ぎです。
まるで、アクションカメラGoPro(ゴープロ)のプロモーションのようでもあります。

 

しかもタイトル通り、過激なバイオレンスとポルノグラフィのシーンを怒涛のごとく流すのでメリハリがなくなって、逆にある意味平板になってしまいました。折角驚きのアイデアを詰め込んでいるのに効果的ではありません。

 

そもそも、主人公のヘンリーは、目線でしか登場していないのでキャストに名前がなく、存在自体が黒子という不思議な位置付けになってしまっています。ゲームでさえ自分のアバターを操作することで二人称視点(と言うのでしょうか)で黒子になりません。

 

今のところ、エンタメとしての一人称視点はVRのアダルトビデオでしか通用しないのではないでしょうか。

 

映像に関しては超最先端でしたが、それが楽しめるもので無いことが証明されました。

 

以下、WOWOWオンラインから引用。

 

<作品データ>

原題:Hardcore Henry

制作年:2015

制作国:ロシア・アメリカ

内容時間:97分

 

<スタッフ>

監督・脚本:イリヤ=ナイシュラー

製作総指揮:シャールト=コプリーほか

製作:ティムール=ベクマンベトフ、イリヤ=ナイシュラー、インガ=ヴェインシュタイン=スミスほか

撮影:フセヴォロド=カプトゥール、ヒョードル=リャッス、パシャ=カピノス

音楽:ダーシャ=チャルーシャ

<キャスト>

ジミー:シャールト=コプリー

エイカン:ダニーラ=コズロフスキー

エステル:ヘイリー=ベネット

ヘンリーの父親:ティム=ロス

<イントロダクション>

サイボーグとして生まれ変わる主人公の“一人称視点”の映像で描いた、大胆不敵なハードバイオレンスアクション。どうやって撮影したか分からない驚異のアクションを満載。

 

日本のTVでも出演者に取り付けたり、狭い自動車の車内を撮影する際に使われる小型カメラ“GoPro(ゴープロ)”の特注モデルを全編で使用。主人公ヘンリー役のスタントマンたちにカメラを取り付けて撮った場面がほとんどで、観客は自分がヘンリーになったようなリアリティや、FPSゲームのプレーヤーになったかという臨場感を味わえる。VFXも使いつつ、ヘンリーが高所から飛び降りる場面など、どうやって撮影したか分からないマジカル演出を満載。リアル過ぎて時折、映像がぶれるが、慣れるとそれも一興。

 

<放送内容>

記憶を失った男性が目覚めたのは見知らぬ研究所の一室。彼の妻だという美女エステルによれば、彼の名前はヘンリーで、極度の重傷を負っていた彼は一部の手足を手術で機械に交換される。そこへ念力を操る悪党エイカンと武装したその部下たちが押し入ってきて、ヘンリーはエステルとともに研究所の外へ脱出する。だがエステルは敵に捕まり、ヘンリーは単独で窮地を脱する事態に。そんなヘンリーはジミーという男性に救われるが……。

<鑑賞チャネル>

WOWOW

| | コメント (0)

2019.03.17

ドラマ「ハケン占い師アタル」[全9話](お薦め度★★★)

ひねりの利いたお仕事コメディドラマで楽しめました。
読心術という本作で言うところの占い能力のある主人公が派遣社員として働きながら、行き詰った同僚社員の人生相談をする風変わりな物語です。

毎回新興宗教のような出だしで胡散臭さを醸しながら、日本人が現実にかかえそうな悩み事に対して解決に導く骨のあるアドバイスが刺さりました。

働く人のお悩みを直接占いで救うという発想は、今までありそうでなかったので脚本家・遊川和彦の鋭さに感心しました。

以下、オフィシャルサイトから引用。

<オンエア情報>
テレビ朝日、2019年1月17日〜3月14日毎週木曜21時放送。「木曜ドラマ」。

<スタッフ>
脚本:遊川 和彦 (『家政婦のミタ』、『過保護のカホコ』、『はじめまして、愛しています。』ほか)
音楽:平井 真美子
ゼネラルプロデューサー:黒田 徹也(テレビ朝日)
プロデューサー:山田 兼司(テレビ朝日)、山川 秀樹(テレビ朝日)、太田 雅晴(5年D組)、田上 リサ(5年D組)
演出:遊川 和彦、日暮 謙(5年D組)、伊藤 彰記(5年D組)
制作協力:5年D組
制作著作:テレビ朝日

<キャスト>
的場中(まとば・あたる) :杉咲花
上野誠治(うえの・せいじ):小澤征悦
神田和実(かんだ・かずみ): 志田未来
目黒円(めぐろ・まどか): 間宮祥太朗
品川一真(しながわ・かずま):志尊淳
田端友代(たばた・ともよ):野波麻帆
大崎結(おおさき・ゆい):板谷由夏
代々木匠(よよぎ・たくみ):及川光博
キズナ:若村麻由美

<イントロダクション>
悩み多き“働く人々”と会社を変える
ニュータイプの救世主が登場!
杉咲花×遊川和彦
が仕掛ける
平成最後の新“働き方改革”

■“あらゆるものが見える能力”を持つ派遣社員が、閉塞した会社に風穴を開ける!
働くことって、人って、素晴らしい――明日がもっと楽しくなる“お仕事ドラマ”誕生

官民を挙げて“働き方改革”が叫ばれる現在。しかし、労働時間の短縮や業務の効率化だけではなかなか解決されないのが、“働く人々のリアルな悩み”です。実際、人間関係や仕事との向き合い方で行き詰まり、頭を抱え続ける人は多数…。そんな“人間”だからこそ湧き上がる職場での葛藤や悩みに光を当て、働く人々を希望の道へと導く“ニュータイプの救世主”が、満を持して誕生します!

その救世主とは、派遣社員のアタルこと、的場中(まとば・あたる)。いつもニコニコしながら働くアタルですが、実は“ある秘密”が…。なんと、彼女には悩みや原風景をはじめ、他人のあらゆることが見えてしまう特殊能力があるのです! アタルはそんな一種の占い能力を駆使し、周りの正社員たちが抱える悩みを根本から解決していくことに…。

平成最後の心の大掃除ともいえる新“働き方改革”で、将来への希望と活力を与える、お仕事コメディードラマ『ハケン占い師アタル』。かつてない救世主・アタルの登場で、どんどんポジティブに生まれ変わっていく会社と同僚たちを見れば、明日も元気になれて、もっともっと働きたくなるはずです!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019.03.01

映画『ブリグズビー・ベア』(お薦め度★★★★)

あたたかい感動に包まれました。
浦島太郎状態の主人公が、生みの親との関係性に苦悩しながらも、映画制作で前向きに生きようとする物語に心が揺さぶられました。
しかも、偽りの育ての親に対しても、許そうとするやさしさに人としての大切さを教わります。

マーク=ハミルが偽りの育ての親で出演しており、「スター・ウォーズ」シリーズをオマージュしているところが心憎いです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Brigsby Bear
制作年:2017
制作国:アメリカ
内容時間:98分

<スタッフ>
監督:デイヴ=マッカリー
製作:フィル=ロード、クリストファー=ミラー、アンディ=サムバーグほか
原案:カイル=ムーニー
脚本:カイル=ムーニー、ケヴィン=コステロ
撮影:クリスチャン=スプレンガー
音楽:デヴィッド=ウィンゴ

<キャスト>
ジェームス:カイル=ムーニー
エミリー:クレア=デインズ
テッドほか:マーク=ハミル
ヴォーゲル:グレッグ=キニア
エリック:アンディ=サムバーグ
エイプリル:ジェーン=アダムス
スペンサー:ジョージ=レンデボーグ=ジュニア

<イントロダクション>
青春映画の秀作。大人になるまで誘拐犯夫婦に監禁されて育った、無垢な青年ジェームス。彼は長年見続けたお気に入りTV番組「ブリグズビー・ベア」を自分で作ろうとする。

本当の両親ではなく、自分を誘拐・監禁した、いわば犯罪者である夫婦に育てられたという、本当は不幸かもしれない主人公の物語ながら、そんな状況下だからこそ極めてイノセントな存在になった主人公の運命から目が離せなくなる、空前絶後の青春ドラマである。そんな主人公像にまったく響かないという観客まで強く抱きしめるかのような、愚直なまでの寛容さ。新鋭D・マッカリー監督は全米で人気のバラエティ番組「サタデー・ナイト・ライブ」出身で、コミカルな空気を醸しつつも、誰よりも強く主人公を愛してみせた。

<放送内容>
25歳のジェームスはテッドとエイプリルという夫妻のもと、TV番組「ブリグズビー・ベア」を見ながら育ったが、実はテッドたちはジェームスを、彼が子どもだったころに誘拐し、以来ずっと自分たちの子どもとして育ててきた。ついに警察に見つかり、ジェームスは本来の家族と暮らすようになるが、自分が愛してやまない「ブリグズビー・ベア」を新たにできた友人スペンサーらと自分たちで作るようになり、全米の注目を浴びて……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019.02.21

映画『パーフェクト・リベンジ』(お薦め度★★★)

緊張感が半端ありません。最後までドキドキしました。
ビデオチャット先が犯罪の舞台となる設定が秀逸です。しかも、突然のハプニングに対する主人公の行動がリアリティに富んでいます。

さらに、主人公が出張先のスペインから老母の介護の手配をしている様子から、目の前に起こっている事件がいかに日常から逸脱した状況であるかが如実に描かれています。

それにしても認知症の介護は万国共通でアメリカ人にとっても大変なことがわかります。

ところで、邦題ですが、計算され尽くした物語を連想してしまうのでしっくりしません。「パーフェクト」とは真逆でした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Matar el tiempo(英訳でKilling time)
制作年:2015
制作国:スペイン・アメリカ
内容時間:117分

<スタッフ>
監督・脚本:アントニオ=エルナンデス
製作:ベアトリス=ボデガス
撮影:ハビエル=サルモネス
音楽:アントニオ=ガレアーノ

<キャスト>
ロバート:ベン=テンプル
サラ:エステル=メンデス
ボリス:ヨン=ゴンサレス
ディエゴ:アイトール=ルナ
ニコラス:フランク=フェイス
ゼルミラ:タニヤ=デ=ロベルト

<イントロダクション>
ビデオチャットの最中、話し相手の女性の部屋に暴漢が押し入る。主人公の男性は、画面越しに彼女を助けようと頭をフル回転させる。アイデアと緊張感が秀逸なサスペンス。

必死で助けを求める女性に、ビデオチャットを通じて声を掛けることしかできないもどかしさが緊張感を高めていくスペイン産サスペンススリラー。家庭に居場所がなく、出張先のスペインでもホテルと職場を往復するだけの毎日を過ごしていたアメリカ人男性が、ビデオチャットの最中に事件に巻き込まれた女性を救おうと尽力する。当初は地味で面白味のない人物にしか見えなかった主人公が、やがて画面越しに助けを求めるヒロインのために知恵を働かし、時には大胆な行動力を発揮するヒーローとなっていくさまが見どころ。

<放送内容>
家族との関係に悩んでいたアメリカ人ロバートは、仕事で2週間のスペイン出張に赴くことになった。滞在中、ホテルと職場を往復するだけの毎日にうんざりした彼は、ビデオチャットで現地の女性サラと知り合い、情事を楽しんだ。数日後、ロバートが再びサラとビデオチャットで話していると、突然彼女の部屋に2人組の男たちが押し入ってくる。隙を見て助けを求めてきたサラのため、ロバートは必死で何ができるか頭を回転させ……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019.02.20

映画『パーフェクト・ワールド 世界の謎を解け』(お薦め度★)

ほとんど外れがないロシア映画の中で最低でした。駄作です。
パラレルワールドがテーマですが、SFのアイデアは陳腐で、ファンタジーとして割り引いて観ても、理科室の人体模型のようなVFXでの表現があったりしてドン引きします。

なかなか物語の設定を理解するのに時間がかかり、しかも意味不明な制約があってチンプンカンプンでした。唯一SFらしさを現すマトリョーシカの巨大ロボットが登場しますが、ダサくて悪ふざけにしか感じらません。

主人公は気の抜けた二枚目だし、ヒロインを含めた女優陣の器量の低さにがっかりです。

続編ありきの中途半端過ぎるラストに呆気にとられました。こんなお粗末なレベルで続編が作られたとしたら、逆の意味で驚きです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Chernovik
制作年:2018
制作国:ロシア
内容時間:116分

<スタッフ>
監督:セルゲイ=モクリツキー
製作:ナタリヤ=モクリツカヤ、ミラ=ロザノヴァ、ウリアナ=サヴェルヴァ
脚本:セルゲイ=モクリツキー、マクシム=ブダリンほか
撮影:アレクサンドル=タナノフ

<キャスト>
キリル:ニキータ=ヴォルコフ
レナータ:セヴェリヤ=ヤヌサウスカイト
ローザ:ユリア=ペレシルド
アントン:エフゲニー=ツィガノフ
アンナ:オルガ=ボロフスカヤ
フョードル:ヴィレン=バビシェフ

<イントロダクション>
申し分ない人生を歩んでいたはずの青年が、自分が存在しないパラレルワールドに入り込んだことから数奇な運命を歩み始める。ロシア製の壮大なSFアクションファンタジー。

「ナイト・ウォッチ」で知られるS・ルキヤネンコのベストセラー小説を映画化。誰も自分の存在を知らないパラレルワールドに入り込んだ主人公の男性が、やがてあらゆる世界と世界を結ぶゲートキーパーとしての能力を得て、世界を救うための冒険を繰り広げる。19世紀風の文化とハイテクが融合したスチームパンク的なパラレルワールドや、巨大なマトリョーシカロボットとのバトルなど、壮大な世界観とビジュアルが見もの。ちなみに原作小説には完結編に当たる続編が存在し、そちらも映画化が待たれるところだ。

<放送内容>
天才ゲーム開発者として申し分ない人生を歩むキリル。だが、恋人と破局したときから彼の身に奇妙なことが起き始める。自分のアパートの部屋が別人のものになり、やがて友人知人から彼の記憶が消え、ついには役所の記録さえも消えたのだ。存在しない人間となった彼は、導かれるように古びた塔にたどり着き、自分がパラレルワールドに入り込んだこと、そして世界と世界を行き来するゲートキーパーとして特殊な能力を得たことを知る。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019.02.07

映画『プリースト』(お薦め度★★★★)

モダンクラシックな西部劇で、惚れ惚れする世界観です。
登場する様々なアイテムのデザインが見事でした。特にプリーストたちが乗るバイクのカッコ良さは見どころの一つです。

韓国の漫画家ヒュン=ミンウの同名コミックが原作だそうですが、ハリウッドの目の付け所は流石ですね。ヴァンパイアのグロテスクさはピカイチでしょう。

絶望的な未来社会を舞台にしたヴァンパイアとプリーストの死闘が胸に刺さります。

主人公のプリーストを演じたポール=ベタニーの頼り甲斐のある存在感は、孤高のヒーロー像に相応しいです。リリー=コリンズとマギー=Qの美しさは荒廃した世界の中で際立っていました。

続編を期待したいところですが、動きは無いようです。非常に面白い作品ですが、興行的にヒットしなかったのでしょうか。残念です。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Priest
制作年:2011
制作国:アメリカ
内容時間:88分

<スタッフ>
監督:スコット=スチュワート
製作:マイケル=デ=ルカ、ジョシュア=ドネン、ミッチェル=ペック
脚本:コリー=グッドマン
撮影:ドン=バージェス
音楽:クリストファー=ヤング

<キャスト>
プリースト:ポール=ベタニー
ブラックハット:カール=アーバン
ヒックス:キャム=ギガンデット
プリーステス:マギー=Q
ルーシー:リリー=コリンズ
セールスマン:ブラッド=ダーリフ

<イントロダクション>
荒廃した未来世界を舞台にヴァンパイアとの戦いを義務づけられた修道戦士=プリーストの活躍を描く。韓国のカルトコミックをハリウッドで実写映画化したホラーアクション。

韓国で熱狂的人気を誇るコミックを「レギオン」のS・スチュワート監督と主演P・ベタニーのコンビで実写映画化したSFホラーアクション。迫力のアクション場面に加え、目が退化したヴァンパイアの造形や荒廃した未来の城塞都市、荒野を疾走する超高速バイクなどオリジナリティーあふれるダークな世界観やSFガジェットが見どころ。共演は「スター・トレック」のK・アーバン、TV「NIKITA/ニキータ」のマギー・Qなど。。

<放送内容>
ヴァンパイアとの戦いで荒廃した未来、人類は高い壁に囲まれた城塞都市で修道会の支配のもとで暮らす。ある日、修道会の戦士《プリースト》の一員である男のもとに、兄の家族がヴァンパイアに襲われ、幼いめいがさらわれたとの知らせが届く。プリーストは、安全なはずの都市に再びヴァンパイアの脅威が訪れたことを訴えるが、修道会は聞く耳を持たない。プリーストはめいを救うため、やむなく掟を破って都市の外へと旅立つが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019.02.04

映画『バイオレンス・マックス』(お薦め度★★★)

まあまあですが、邦題に騙されました。
バイオレンスが最大だと思ったら、主人公マックスのバイオレンスでした。
しかも、バイオレンスシーンは冒頭あるものの内容は知的な泥棒といったところです。
かなり物語が端折られていて、分かりにくかったのですが、イントロダクションにある通り、アクション映画「ニトロ」の続編でした。前編は観ていませんが、本作からはそれほど魅力のあるキャラクターではありません。

主人公である父と息子の関係も伝わってこないし、ましてやヒロインとの奇妙な三角関係も理解できませんでした。

ただし、事件の顛末は意外性があり、スッキリしています。予測不能な展開はそれなりに楽しめました。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Nitro Rush
制作年:2016
制作国:カナダ
内容時間:97分

<スタッフ>
監督:アラン=デロシェール
製作:アントネッロ=コゾリーノ
脚本:マルタン=ジラール
撮影:トビー=マリエ=ロビタイユ
音楽:フランソワ=モーリス=ルシール

<キャスト>
マックス:ギヨーム=ルメ=ティヴィエルジュ
テオ:アントワーヌ=デロシェール
ダフネ:マドレーヌ=ペロカン
コロス:アレクサンドル=ゴイエット

<イントロダクション>
妻の心臓移植手術のため、法を犯して刑務所に入ったタフな主人公マックスは愛する息子を救おうと、新たな危険なチャレンジへ。カナダ産のアクション映画「ニトロ」の続編。

邦題からは連想できないが、本作の主演男優G・ルメ=ティヴィエルジュが同じマックス役で主演した、2007年の痛快アクション映画「ニトロ」の続編でもある本作。「ニトロ」におけるマックスは元ストリートレーサーという設定だったが、本作はその片鱗を残しつつも、マックスはとにかく強いタフガイという役どころに調整され、ど派手な肉弾アクションが見もの。前作を未見の人も楽しめる。共演陣では、ダフネ役のM・ペロカンのセクシーな美貌が鮮烈な印象を残す。監督は「ニトロ」に引き続いてA・デロシェール。

<放送内容>
妻の心臓移植用に臓器売買業者から心臓を買おうとして刑務所に入ったマックスは、思春期の息子テオの近況を自分の父親から聞いて心配する。テオはうつ病だったが悪の“弁護士”の部下たち、ダフネらと付き合ううち、ハッカーとしての才能を彼らに認められていた。“弁護士”から最新の合成麻薬“ニトロラッシュ”の情報を聞き出すよう刑務所長に依頼されたマックスは“弁護士”を脅しつつも刑務所から脱獄し、テオのもとへ向かう。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧