2020.02.18

映画『パシフィック・リム:アップライジング』(お薦め度★★★★)

こんな巨大ロボットと怪獣のバトル観たことありません。
まるでカンフー映画のようです。巨大ロボットと怪獣が想像を超えた超絶アクションを行います。ハリウッド映画におけるVFXの進化は目を見張ります。

前作『パシフィック・リム 』と違って中国人がメインキャストとして登場します。かなり中国マーケットを意識していることがわかります。にもかかわらず、怪獣映画ということで日本をリスペクトして、東京都心のビル群を壊す壊す壊す!ゴジラも真っ青でした(笑)。

ちょっとだけ気になったのは、本作の巨大ロボットが「トランスフォーマー」シリーズのロボットに近くなってしまったことです。怪獣が登場しない中盤までは、ほとんど区別がつかなくなります。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Pacific Rim: Uprising
制作年:2018
制作国:アメリカ
内容時間:111分

<スタッフ>
監督:スティーヴン=S=デナイト
製作:ギレルモ=デル=トロ、トーマス=タル、ジョン=ボイエガほか
脚本:スティーヴン=S=デナイト、エミリー=カーマイケル、キラ=スナイダーほか
撮影:ダニエル=ミンデル
音楽:ローン=バルフェ

<キャスト>
ジェイク=ペントコスト:ジョン=ボイエガ
ネイト=ランバート:スコット=イーストウッド
アマーラ=ナマーニ:ケイリー=スピーニー
リーウェン=シャオ:ジン=チェン
ハーマン=ゴットリーブ博士:バーン=ゴーマン
森マコ:菊地凛子
リョウイチ:新田真剣佑

<イントロダクション>
2013年に公開されてヒットしたSFアクション映画「パシフィック・リム」の続編。異世界から来た“KAIJU(怪獣)”と人類を守る巨大ロボたちの新たな死闘を描く。

世界を代表する“オタク”と呼んでも差し支えないであろうG・デル・トロ(「シェイプ・オブ・ウォーター」)が監督し、日本の“特撮”界隈で生まれた“怪獣”“巨大ロボ”への愛情をたっぷりと注ぎ、世界的にヒットした「パシフィック・リム」の続編。監督は米TVドラマ界出身のS・S・デナイト監督に交代し、恐らく監督は“夜のシーンが多い”という前作への批判を受けてか、昼のシーンを増やし、“巨大ロボ”たちの新たな活躍を描いた。「スター・ウォーズ」シリーズ第7~9作のJ・ボイエガが新たな主人公役。

<放送内容>
太平洋の海底の裂け目から現われた“KAIJU”たちと、人類を守るための巨大ロボ“イェーガー”たちが激戦を繰り広げてから10年後の2035年。“KAIJU”の再来が不安な環太平洋防衛軍は新世代の巨大ロボを開発し、若いパイロットたちを鍛える。10年前の激戦で戦死した司令官の息子ジェイクは違法行為に手を染めていたがパイロットの教官として復隊し、新たな“KAIJU”たちの出現をきっかけに戦う覚悟を決める。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2020.02.14

映画『パラサイト 半地下の家族』(お薦め度★★)

ポン=ジュノ監督はやはり相性が悪く、面白くありません。
殺人の追憶』『グエムル-漢江の怪物-』と同様の評価です。

カンヌもアカデミー賞も制覇したのでどれほどのものかと思って、新型コロナウイルスが日本でも流行し始めたようですが、映画館で鑑賞しました。リスクを感じながら観るだけの価値はありません。

ブラックコメディ作品ですが、従来の韓国映画の範疇で新しさを感じませんでした。特に大事な場面での息子と父親の行動は全く理解できません。韓国映画が好んで使うバイオレンスはほぼ予想出来ました。

何で世の中、絶賛するのでしょうか。

以下、オフィシャルサイトから引用。

<作品データ>
原題:기생충
制作年:2019
制作国:韓国
内容時間:132分

<受賞歴>
第72回カンヌ国際映画祭 パルム・ドールの受賞(韓国映画初)
第92回アカデミー賞 作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞(非英語作品での作品賞は史上初)

<スタッフ>
監督:ポン=ジュノ
脚本:ポン=ジュノ、ハン=ジンウォン
製作:クァク=シネ、ムン=ヤングォン、ポン=ジュノ、チャン=ヨンファン
音楽:チョン=ジェイル
撮影:ホン=ギョンピョ
編集:ヤン=ジンモ

<キャスト>
キム=ギテク:ソン=ガンホ
キム=ギウ:チェ=ウシク
キム=ギジョン:パク=ソダム
チュンスク:チャン=ヘジン
パク=ドンイク:イ=ソンギュン
ヨンギョ:チョ=ヨジョン
パク=ダヘ:チョン=ジソ
パク=ダソン:チョン=ヒョンジュン
ムングァン:イ=ジョンウン
グンセ:パク=ミョンフン
ミニョク:パク=ソジュン

<イントロダクション>
カンヌ国際映画祭では、審査員満場一致で[最高賞]パルムドールに輝いた『パラサイト 半地下の家族』。タランティーノ、ジャームッシュら名匠の話題作を抑え、韓国映画として初の同賞受賞という歴史的快挙を成し遂げた。その後も各国の映画祭を席巻。第92回アカデミー賞®国際長編映画賞韓国代表にも選出され、受賞が有力視されている。メガホンを取ったのは『殺人の追憶』『グエムル-漢江の怪物-』など、世界がその才能を絶賛する若き巨匠ポン・ジュノ。本作では、あらゆるジャンルを完璧に融合させながら、いま世界が直面している貧富格差への痛烈な批判をも内包した、超一級のエンターテインメントとして描き切った。韓国動員1,000万人突破、フランス動員150万人突破、香港・台湾では歴代パルムドール受賞作品において最多動員数を記録。さらには6か国で韓国映画の動員記録を塗り替えるなど、全世界で爆発的盛り上がりをみせる傑作が、いよいよ日本に上陸する。

全員失業中。日の光も、電波も弱い“半地下住宅”で暮らす貧しいキム一家。大学受験に失敗し続けている長男ギウは、ある理由からエリート大学生の友達に家庭教師の仕事を紹介される。身分を偽り訪れた先は、IT企業を経営するパク社長一家が暮らす“高台の大豪邸”。思いもよらぬ高給の“就職先”を見つけたギウは、続けて美術家庭教師として妹ギジョンを紹介する。徐々に“パラサイト”していくキム一家。しかし、彼らが辿り着く先には、誰にも想像し得ない衝撃の光景が待ち構えていた―。ツイストを効かせながら猛烈に加速していく100%予測不能な展開。喜怒哀楽、全ての感情が揺さぶられる、唯一無二の最高傑作が誕生した!

貧しい一家の大黒柱ギテクを演じるのは、『殺人の追憶』をはじめポン・ジュノ監督と4度目のタッグを組む国際的名優ソン・ガンホ。変幻自在な圧巻の演技で、加速していく物語を牽引する。共演には、『最後まで行く』イ・ソンギュン、『後宮の秘密』チョ・ヨジョン、『新感染 ファイナル・エクスプレス』チェ・ウシクなど、個性豊かな実力派の面々が集結。さらには、撮影を『哭声/コクソン』ホン・ギョンピョ、美術を「オクジャ/okja」イ・ハジュンが手掛けるなど、国内外で活躍する一流のスタッフが揃った。生活感溢れる半地下住宅、洗練されたモダンな豪邸、そして周囲の街並み…実在するかのような説得力を持ちながら、驚異的なスケール感がある空間は「道以外すべてセット」という大規模なオープンセットで撮影された。ポン・ジュノ監督のこだわりが細部まで濃密に感じられる完璧な映像は、一瞬にして観る者を魅了し、物語へと引き込んでいく。

<鑑賞チャネル>
TOHOシネマズ錦糸町 オリナス
・映画館は2年ぶり、TOHOシネマズとしては3年ぶり
・リステリンの試供品をもらった。

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2020.02.05

映画『フローズン・ブレイク』(お薦め度★★)

WOWOWが紹介するロシア映画は、外れが少ないので楽しみにしていたのですが、とんだまがいものでした。

子どもたちは絶対に真似しないでねという、あり得ない内容が連続します。人としてやってはいけないことばかりで飽き飽きしました。上映時間が90分にも満たないのに、イライラが募り長く感じられます。

ロシア人の国民性なのでしょうか、ロープウェイ運営会社を全く信用していないことだけがひしひしと伝わってくるパニック作品でした。

トラブルに会ったメンバーたちだけでなく、ヒロインの彼氏の無能さは腹立たしくて仕方ありません。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Otryv
制作年:2019
制作国:ロシア
内容時間:86分

<スタッフ>
監督:ティグラン=サハキャン
製作:アルトゥール=アストヴァツァトリャン、アレクサンドル=カルポフ、ティグラン=サハキャンほか
脚本:アレクサンドル=ナザロフ、ティグラン=サハキャン、デニス=コシャコフほか
撮影:セルゲイ=ディシュク

<キャスト>
カーチャ:イリーナ=アントネンコ
キリル:アンドレイ=ナジモフ
マーシャ:アナスタシヤ=グラチョーヴァ
ヴィク:イングリッド=オレリンスカヤ
デニス:デニス=コシャコフ

<イントロダクション>
ロープウエーの故障により、極寒の雪山の上空に取り残された男女4人。次第に絶望感が募る中、果たして彼らに生き残る道はあるのか? ロシア製のサバイバルサスペンス。

新年を雪山で祝うべく、大みそかの晩、ロープウエーに乗って山頂へと向かった若い男女4人組。ところがあいにくの故障により、ロープウエーは途中で停止し、彼らは極寒の雪山の上空で宙づりになったまま、すっかり取り残されてしまう。外部と連絡が取れず、一向に救助される気配がないままむなしく時がたち、次第に追い詰められた彼らは、やむなく自力で懸命の脱出を試みるのだが…。そんな彼らが必死でサバイバルに励むさまを息詰まるタッチで描く。

<放送内容>
親しい仲の男女4人とともに、雪山へ休暇旅行にやって来たカーチャ。大みそかの晩、彼ら5人は、新年を山頂で迎えるべく、ロープウエーに乗って山頂へ向かうが、その直前、カーチャとケンカ別れした恋人のキリルは、ロープウエーに乗るのを取りやめてひとり下山の途に就き、そしてロープウエーは故障により、雪山の上空で途中停止してしまう。一向に救助される気配がなく時が過ぎ、やむなく彼らは、自力で脱出を試みるのだが…。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2020.01.22

映画『運び屋』(お薦め度★★★★)

流石は巨匠です。
クリント=イーストウッドが監督して、自ら主演した文句なしの作品です。夫婦の情に涙しました。大ヒットは頷けます。父と娘の役で実の娘と共演していたのですね。実の娘のアリソン=イーストウッドが父を嫌う演技は完璧なほど見事でした。

実話にインスパイアされて創作されただけのことはあります。物語の構成が絶妙です。主人公だけに寄り添った展開にならず、警察の捜査にリアリティがあって運び屋が紛れもない犯罪であることを明確に表現しています。

そのため、非常に説得力のある内容になっています。老いてもなお悔い改めることができることを教えてくれる秀作です。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:The Mule
制作年:2018
制作国:アメリカ
内容時間:117分

<スタッフ>
監督:クリント=イーストウッド
製作:クリント=イーストウッド、ティム=ムーア、クリスティーナ=リヴェラほか
原案:サム=ドルニック
脚本:ニック=シェンク
撮影:イヴ=ベランジェ
音楽:アルトゥロ=サンドヴァル

<キャスト>
アール=ストーン:クリント=イーストウッド
コリン=ベイツ:ブラッドリー=クーパー
主任特別捜査官:ローレンス=フィッシュバーン
アイリス:アリソン=イーストウッド
メアリー:ダイアン=ウィースト

<イントロダクション>
メキシコの麻薬カルテルの伝説的運び屋の正体は、なんと90歳の気のいい老人だった!アッと驚く仰天実話をC・イーストウッドの監督・主演で映画化した会心の大ヒット作。

花をこよなく愛する人気園芸家から、メキシコの麻薬カルテルのために大量の麻薬を車で運ぶ伝説的運び屋へ。それまで犯罪とは無縁の生活を送っていた老主人公の身に訪れたアッと驚く人生の転機と、やがて彼が愛する家族のため、人生最大の難しい選択を迫られるに至るさまを、イーストウッド監督が自ら主演も兼ねて硬軟自在に活写。「アメリカン・スナイパー」のB・クーパーに加え、イーストウッドの実の娘アリソンも共演者に名を連ねて息詰まる熱演を披露。全米での興収が1億ドルを突破するメガヒットを記録した。

<放送内容>
花の愛好家たちの間では広く知られた人気園芸家のアール。しかし、ネットの時代になって彼の商売はすっかり暗転。その上、絶えず仕事優先の生活をしてきたせいで、家族からも見放されて、90歳にして孤独を痛感するようになった彼は、ある日、楽なもうけ話があると持ち掛けられ、バイト気分で闇の仕事を引き受ける。実はそれが、麻薬の運び屋だったことを遅まきながら知ってアールは驚くが、なおも彼は運び屋稼業を続行し…。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2020.01.07

映画『バックトレース』(お薦め度★★)

最後は呆れるほどベタな展開となるクライムアクションです。
冒頭のシーンから不自然さが目立ちます。薄っぺらい訳の分からない展開が用意されていますが、ほとんど中身はありません。

あまりに警察がおバカ過ぎてリアリティが無く、大体大金の隠し場所がチープでサスペンスとして成り立ちません。
さらに、ラストの訳の分からない大岡裁き?に降参です。

久しぶりのシルヴェスター=スタローンなので、楽しみにしていたのですが、単に彼にドンパチさせたいがための作品でした。
大スターを使って、あまりにもレベルの低い脚本に驚かされます。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Backtrace
制作年:2018
制作国:カナダ・アメリカ
内容時間:97分

<スタッフ>
監督:ブライアン=A=ミラー
製作:ランドール=エメット、ジョージ=ファーラ、マーク=スチュワートほか
脚本:マイク=メイプルズ
撮影:ピーター=A=ホランド
音楽:ティム=ジョーンズ

<キャスト>
サイクス:シルヴェスター=スタローン
マクドナルド:マシュー=モディーン
ルーカス:ライアン=グスマン
エリン:メドウ=ウィリアムズ
フランクス:クリストファー=マクドナルド
カーター:コリン=エッグレスフィールド

<イントロダクション>
銀行強盗で手にした大金をどこかに隠したまま記憶喪失になった脱走犯をめぐり、さまざまな思惑が交錯する。S・スタローンとM・モディーン共演のクライムアクション。

大金の隠し場所を聞き出すため記憶喪失の銀行強盗犯を脱走させた一味と、犯人を追う刑事、そしてFBI。金と記憶と真実をめぐる争いの行方は? 「大脱出」シリーズのスタローンと「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ」などで健在ぶりを示したモディーンが共演する犯罪アクション。危険な新薬で無理やり呼び覚ました記憶の断片に苦しむ脱走犯役をモディーンが熱演し、過去と現在の事件を執念深く追う刑事役をスタローンが重厚に演じる。やがてたどり着く真相と、クライマックスの激しいアクションが見どころ。

<放送内容>
銀行から大金を奪った強盗犯のひとりマクドナルドは、仲間割れの銃撃戦でひとり生き残るが、けがで記憶を失ってしまった。7年後、彼が収容された医療施設に潜入した青年ルーカスたちは、金の隠し場所を聞き出すためマクドナルドを脱走させ、危険な新薬を投与して強引に記憶を呼び覚まそうとする。一方、7年前の事件を担当した刑事サイクスは、非協力的なFBIに不満を抱きながらも、姿を消したマクドナルドを執拗に追っていた。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.12.12

映画『フロントランナー』(お薦め度★★)

取り立てて面白い作品ではありません。
実話に基づいていても、単に往生際が悪い、情けない男の末路が描かれているだけです。スキャンダルの対処法を誤っているだけならともかく、交際相手に対する配慮が全くなく逃げ隠れする政治家なんてどうしようもありません。

そういえば、先に鑑賞した実話劇の映画『プリズン・ランペイジ』と大差ないレベルです。わざわざ映画化するだけの話でもありませんでした。北米において実話での映画化はネタが枯渇しているようにしか感じられません。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:The Front Runner
制作年:2018
制作国:アメリカ・カナダ
内容時間:114分

<スタッフ>
監督:ジェイソン=ライトマン
製作:ジェイソン=ライトマン、ヘレン=エスタブルック、アーロン=L=ギルバート
脚本:マット=バイ、ジェイソン=ライトマン、ジェイ=カーソン
撮影:エリック=スティールバーグ
音楽:ロブ=シモンセン

<キャスト>
ゲイリー=ハート:ヒュー=ジャックマン
リー=ハート:ヴェラ=ファーミガ
ビル=ディクソン:J=K=シモンズ
アイリーン=ケリー:モリー=イフラム
ベン=ブラッドリー:アルフレッド=モリーナ

<イントロダクション>
グレイテスト・ショーマン」の人気男優H・ジャックマンが、1988年米国大統領選挙で有力とされながら恋愛スキャンダルを報道された政治家G・ハートを演じた実話劇。

1988年米大統領選挙、民主党大統領予備選候補で最有力候補(フロントランナー)とされながら、マイアミの地方紙が報道したスキャンダルによって一気に失速していった主人公ゲイリー・ハート。本作はハートとその妻リーの夫婦関係のみならず、当時の大統領選挙の舞台裏、政治とマスコミの関係を赤裸々に暴いたノンフィクション政治サスペンスの秀作。現実に大統領選では共和党のジョージ・H・W・ブッシュが勝利。この報道がなかったら歴史は変わったかもしれない。監督は「ヤング≒アダルト」のJ・ライトマン。

<内容>
1988年。以前から民主党で大統領候補になると評判だったハートは、党の大統領候補予備選に打って出る。しかし私生活で献身的な妻リーがいながら、浮気をしていて問題があると噂されていた。地方の新聞社“マイアミ・ヘラルド”の記者たちは、ある女性から友人がハートと密会しているとの密告を受け、キャンペーンで全米各地を転々とするハートを追ううち、ハートがある女性とひそかに会う場面を目撃し、スクープにするが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.12.07

映画『ヘイト・ユー・ギブ』(お薦め度★★★★)

真に勇気ある行動を取る家族の物語です。
黒人が白人の警官に殺され、黒人が立ち上がるといった単純な話ではありませんでした。黒人同士がそこに住む地域の人間関係や支配関係、家族内での不協和音などありとあらゆる要素があり、日常生活への脅迫を前にして、正義を貫く理念や人間性がいかに尊いかを学びます。

主人公の16歳の少女は、目のまで起こった友人の不幸を二度も経験しており、リスクを回避するのにどれだけの労力をはかって生きてきたかと思うと、彼女の覚悟ははかり知れません。

アメリカにおける根深い人種差別に真っ向から戦う社会派なファミリー映画の秀作です。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:The Hate U Give
制作年:2018
制作国:アメリカ
内容時間:134分

<スタッフ>
監督:ジョージ=ティルマン=ジュニア
製作:ジョージ=ティルマン=ジュニア、マーティ=ボーウェン、ウィク=ゴッドフリーほか
脚本:オードリー=ウェルズ
撮影:ミハイ=マライメア=ジュニア
音楽:ダスティン=オハロラン

<キャスト>
スター=カーター:アマンドラ=ステンバーグ
リサ=カーター:レジーナ=ホール
カリル:アルジー=スミス
カルロス:コモン
キング:アンソニー=マッキー

<イントロダクション>
警官に無実の友人を殺されたアフリカ系少女が立ち上がる……。2009年に起きて全米に大反響を呼んだ実話を下敷きにした、勇気と希望の感動ドラマ。豪華キャストが結集。

米国であった実話にヒントを得た小説「ザ・ヘイト・ユー・ギヴ あなたがくれた憎しみ」を映画化。監督はやはりアフリカ系米国人を主人公にした「バーバーショップ」シリーズ3部作をプロデュースし、自身も監督として活躍するG・ティルマン・ジュニア。日本では惜しくも劇場未公開の本作だが、全米ではヒューマンドラマとして高評価を獲得。社会について深く考えさせられる。映画出演も多い人気歌手コモン、“マーベル・シネマティック・ユニバース”の各作品でファルコン役を演じるA・マッキーら競演陣も見もの。

<内容>
16歳のスターは収入が少ないアフリカ系住民が多く暮らすガーデン・ハイツに住むが、裕福な白人の家庭の子女が多く通う私立の学校に通っていた。そんなある夜、スターは近所のパーティーで親友カリルと会ったが、それから乗せてもらったカリルの車は警官たちに理由もなしに呼び止められ、銃を持っていると誤解されたカリルは警官に射殺されてしまう。スターは到底納得できないと苦悩した後、警察に対して抗議活動を始めるが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.11.15

映画『フレディ/エディ』(お薦め度★★★★★)

本当に忌ま忌ましい物語です。
絶えず心がねじられる状態で気持ちが落ち着きません。

瓜二つの人間が登場する映画は過去からいろいろなパターンで描かれてきましたが、本作はピカ一でしょう。

主演のフェリックス=シェーファーが演じる二役は見事です。

さらには、ティーン=テルマン監督は何者なのでしょうか。製作も脚本も行っており、しかも長編デビューとは並みの才能ではありません。編集も卓越しており、エンドロールが終わった後の最後の最後まで油断なりません。タイトルも巧みです。

ドイツ映画の底力に脱帽しました。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Freddy/Eddy
制作年:2016
制作国:ドイツ
内容時間:95分

<スタッフ>
監督・製作・脚本:ティーン=テルマン
撮影:マルクス=セリコフスキー
音楽:マイケル=レグナー

<キャスト>
フレディ/エディ:フェリックス=シェーファー
パウラ:ジェシカ=シュヴァルツ
ミツィ:グレタ=ボアチェク
カルロッタ:カタリーナ=シュットラー
ヴァイス博士:ブルクハルト=クラウスナー

<イントロダクション>
人生どん底の危機にある主人公フレディの前に彼とうり二つの男性エディが出現。エディの正体とは? そして彼は果たして実在するのか? 分身を主題にした緊迫のスリラー。

結婚生活が崩壊した画家フレディの前に、彼と見た目がうり二つの男性エディが出現。果たしてエディは、フレディの知られざる双子の兄弟なのか? それとも、孤独に苦しむフレディが妄想で生み出した架空の人物に過ぎないのか? ドイツの注目の新鋭女性監督T・テルマンが本作で念願の長編デビューを果たす一方、性格が好対照の人物をみごとに演じ分ける主演F・シェーファーのひとり2役演技も見もの。さまざまな疑念を観る者の胸にかき立てながら進行するそのスリリングな物語の行く末は、最後まで目が離せない。

<放送内容>
ある日、妻が浮気する現場を目撃した画家のフレディは、妻の浮気相手に暴力を振るったとして傷害罪で逮捕される。自分では身に覚えのないフレディは、無実を訴えるが、妻から離婚された上、愛する息子の親権も彼女に奪われてしまう。やむなく独り暮らしをしながら人生の再スタートを切ったフレディは、隣家に越してきたパウラとミツィという母娘と仲良くなるが、そんな折、フレディの前に、彼とうり二つの男性エディが出現し…。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.11.11

映画『ファースト・コンタクト』(お薦め度★★)

ドキュメンタリータッチのSFで、緊迫感がありテンポよく展開するものの、最後はSFとは呼べません。宗教的なファンタジーと表現すべき内容です。

ヒューマン2.0と称するサイボーグが登場しますが、趣味が悪いというかホラーチックな佇まいでした。科学が発達していながら、非人道的でちぐはぐな印象しか残りません。

壮大な冗談というか、狐につままれたような気分にさせられる作品です。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:The Beyond
制作年:2017
制作国:イギリス
内容時間:92分

<スタッフ>
監督・脚本:ハズラフ=ドゥルール
製作:ハズラフ=ドゥルール、リー=マーフィ、ポーラ=クリッカード
撮影:アダム=バッチェラー
音楽:マシュー=ウィルコック、アリーア=モリソン=バス

<キャスト>
ジリアン=ラルー:ジェーン=ペリー
アレックス=グラント:ナイジェル=バーバー
ジェシカ=ジョンソン/ジェシカ2.0:ノーリーン=カミスキー
クレシュ=パテル:エズラ=カーン
ジム=マルセル:ウェス=ナイキ
デイビッド=ジョンソン:ブライアン=ディーコン
メアリー=ラルー:ルイーザ=ホルウェイ

<イントロダクション>
衛星軌道上に謎の異常体が発生。それは異星からのメッセージなのか? やがて地球各地の上空に黒い飛翔体が出現し……。人類と異星生命の接触を題材にしたSFスリラー。

人類と異星の知的生命体との初の接触=“ファースト・コンタクト”をテーマにしたSFスリラー。VFXマンとして「ダークナイト」「ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー」などに参加した経歴を持つH・ドゥルールが、脚本を兼ねて長編監督デビューを果たした。決して大作とはいえないが、ワームホールのように宇宙の彼方と地球を結ぶ異常体“ヴォイド”や、人間の脳を強靱な人工のボディーに移植したハイブリッド人間“ヒューマン2.0”など、SFらしいアイデアが光る掘り出し物的作品に仕上がっている。

<放送内容>
突然衛星軌道上に出現した謎の異常体“ヴォイド”。それは一種のワームホールのように宇宙のどこかと地球をつないでいるらしいと分かる。そんな中、各地の上空に黒い固まりのような球形の飛翔体が出現する。異星からの来訪者か、侵略の先鋒か? 判断に悩む科学者たちは、生身の体では耐えられないであろうヴォイド探索のため、人間の脳を機械のボディーに移植した“ヒューマン2.0”をヴォイド内部へと送り込む計画を実行する。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.11.02

映画『ビブリア古書堂の事件手帖』(お薦め度★★★)

クライマックスの仕上げを失敗しています。
そもそも、主人公は脅迫や放火などの悪質な犯罪から身を守らなければならないにも関わらず、一切警察が登場しません。防犯の構えがないというリアリティの無さが終盤のもどかしさに繋がってしまいます。犯人が最後にすかしているのは全く意味不明で台無しでした。

黒木華の演技が良かったので、連続TVドラマよりもましかなぁのレベルです。

現実社会から乖離した脚本で作ろうとする邦画の志の低さには、本当にがっかりさせられます。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2018
制作国:日本
内容時間:121分

<スタッフ>
監督:三島有紀子
脚本:渡部亮平、松井香奈
撮影:阿部一孝
音楽:安川午朗

<キャスト>
篠川栞子:黒木華
五浦大輔:野村周平
稲垣:成田凌
五浦絹子(50年前):夏帆
田中嘉雄:東出昌大
大輔の母:神野三鈴
五浦絹子(老年):渡辺美佐子

<イントロダクション>
人気女優・黒木華が主演した、ミステリー仕立てのラブストーリー。亡くなった祖母が残した夏目漱石の本。孫がその本を古書堂に持ち込んだことから、ある秘密が明かされる。

2013年に剛力彩芽主演でTVドラマ化もされた三上延の小説を「幼な子われらに生まれ」の三島有紀子監督が映画化。本の知識は豊富だが、人見知りの古書堂店主・栞子役の黒木が静かなたたずまいながらも本に対する情熱を持つ女性を持ち前の演技力で表現し、さすがの存在感を放つ。彼女の相棒となる大輔役の野村周平は、黒木を脇で支えつつも自らの出生に関する謎に迫る青年を好演。文豪・夏目漱石と太宰治の作品を巧みに引用し、現在のパートと過去のパートを、色彩を変えることで描き分けた三島監督の手腕が光る。

<放送内容>
鎌倉の片隅にある古書店“ビブリア古書堂”の店主・栞子は極度の人見知りだが、優れた洞察力と推理力を持つ女性。ある日、活字が苦手な青年・大輔が、亡き祖母が残した夏目漱石の「それから」に記されたサインの真偽を鑑定してほしいとやって来る。本を見た栞子はサインの謎を解き明かすだけでなく、大輔の祖母が秘密の恋をしていたことまでも見抜いてしまう。感服した大輔は、これを機にビブリア古書堂で働き始めるのだが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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