2020.09.14

映画『武士の献立』(お薦め度★★★★★)

しみじみと良い作品です。
武士の料理人を支えた妻の実直さに心が打たれました。

加賀騒動を背景に扱った脚本が実に見事でした。

登場人物の感情の機微を巧みに伏線に組み込んで、ラストがどうなるのかソワソワさせます。

タイトルからは、連想できない素敵な物語でした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2013
制作国:日本
内容時間:123分

<スタッフ>
監督:朝原雄三
プロデューサー:石塚慶生、三好英明
脚本:柏田道夫、山室有紀子、朝原雄三
撮影:沖村志宏
音楽:岩代太郎

<キャスト>
舟木春:上戸彩
舟木安信:高良健吾
舟木満:余貴美子
舟木伝内:西田敏行
お貞の方~真如院:夏川結衣
今井佐代:成海璃子
今井定之進:柄本佑
大槻伝蔵:緒形直人

<イントロダクション>
上戸彩と高良健吾共演のユーモア満載のヒューマン時代劇。料理上手な女性が嫁いだのは藩に仕える由緒ある包丁侍の家。料理が苦手な年下の夫への料理指南が始まる。

江戸時代の加賀藩を舞台にした「武士の家計簿」に続く時代劇シリーズ。今回は主君とその家族の食事をまかなう武士の料理人が主役となり、実在した“包丁侍”の舟木安信と父の伝内が残した献立書をもとに、武家や庶民たちが実際に食べていた料理が再現される。おいしそうな料理を見るだけでも一見の価値ありだ。年下の夫を心の底から支える女房を演じた上戸彩の健気な姿と、彼女に支えられて一人前に成長していく夫を演じた高良健吾の実直さがストレートに胸を打ち、西田敏行をはじめベテランたちの名演も味わい深い。

<放送内容>
優れた味覚と料理の腕を持つが気の強さがあだとなって嫁ぎ先から1年で離縁された春。ある日、彼女はその料理の才能を買われ、加賀藩の料理方である舟木に息子の嫁にと懇願される。一度は断わるものの、お貞の方の勧めもあって春は2度目の結婚を決意する。春が嫁いだ加賀の舟木家は代々藩に仕える由緒ある包丁侍の家で、夫となる跡取りの安信は料理が大の苦手で4歳も年下。春は姑の満の手を借りながら、安信に料理を教える。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2020.09.09

映画『別離(2011)』(お薦め度★★★★★)

イラン人夫婦の離婚問題なのに、社会派サスペンス的な要素があります。夫婦とその娘の溢れだす心模様のリアリティさに圧倒されます。

タイトルからメロドラマを連想していたのですが、その要素はありません。全く逆の様々な関係性での生々しい諍いに彩られています。

アスガー=ファルハディ監督が描く妻は『セールスマン』でも感じたのですが、かなり意志が強いというか固い性格です。そもそも発端は貴女では、、、と感じます。大陸的というのでしょうか、日本人ではめったに出会うことはない人物たちです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:A Separation
制作年:2011
制作国:イラン
内容時間:123分

<受賞歴>
第61回(2011)ベルリン国際映画祭金熊賞
第61回(2011)ベルリン国際映画祭銀熊賞(男優賞)
第61回(2011)ベルリン国際映画祭銀熊賞(女優賞)
第61回(2011)ベルリン国際映画祭エキュメニカル審査員賞
第61回(2011)ベルリン国際映画祭ベルリナー=モルゲンポスト読者賞
第84回(2011)アカデミー賞外国語映画賞

<スタッフ>
監督・製作・脚本:アスガー=ファルハディ
撮影:マームード=カラリ

<キャスト>
シミン:レイラ=ハタミ
ナデル:ペイマン=モアディ
ホッジャト:シャハブ=ホセイニ
ラジエー:サレー=バヤト
テルメー:サリナ=ファルハディ

<イントロダクション>
イランのテヘランを舞台に、離婚を決めたある夫婦とその周囲の人間模様を生々しく見つめた秀作ドラマ。第84回アカデミー賞の外国語映画賞など世界中の映画賞を席巻した。

アカデミー賞以外にも第61回ベルリン国際映画祭金熊賞受賞やゴールデン・グローブ賞、フランスのセザール賞など、世界中の映画賞を席巻した秀作。前作「彼女が消えた浜辺」がベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞したイランのA・ファルハディ監督は、離婚を決めた夫妻を中心とする人間模様を圧倒的リアリズムや膨大な量のせりふを通じて生々しく描き、ヒューマンドラマでありサスペンスでありコメディでもあるという、濃密な空間に昇華。中東の文化圏にとどまることなく、時代や国境を越えて見る者を魅了する逸品だ。

<放送内容>
結婚して10年以上になるテヘランのある夫婦。妻シミンは11歳の娘テルメーの将来を考え、海外に移住したいと望むが、夫ナデルはアルツハイマー型認知症を患う父親を残して引っ越せないと主張。夫婦の意見は平行線をたどり、裁判所に離婚を申請する事態に。しかし離婚は簡単には認められず、夫婦はしばらく別居することに。同じ頃ナデルは父親の介護のため、ラジエーという女性を家政婦に雇うが、彼女はトラブルメーカーで……。

<鑑賞チャネル>
Amazon Prime Video

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2020.09.03

映画『ヒットマン:レジェンド 憎しみの銃弾』(お薦め度★★★★)

いぶし銀的な面白さです。
映像は半世紀前とも思える粗さで、かなり旧さを感じさせるものの、超一級のバイオレンスアクション&サスペンスでした。

思いがけないダイナミックでスリリングな展開に度肝を抜かれます。

情け無用の大抗争に発展し、まさかまさかの、、、

イゴール監督は只者ではありません。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:5 Is the Perfect Number
制作年:2019
制作国:イタリア・ベルギー・フランス
内容時間:107分

<スタッフ>
監督・脚本・美術:イゴール
製作:エルダ=フェッリほか
撮影:ニコライ=ブルーエル

<キャスト>
ペッピーノ:トニ=セルヴィッロ
リータ:ヴァレリア=ゴリノ
トト:カルロ=ブチロッソ
ラーヴァ:ジージョ=モッラ
ニーノ:レレンツォ=ランスロッティ

<イントロダクション>
舞台はイタリアのナポリ。引退した伝説的ヒットマンは殺された息子の復讐のため、巨大ファミリーとの全面対決に挑む。グラフィックノベルを原作にしたハードなアクション。

母国イタリアではコミック界などで活躍し、東京のポップカルチャーからも強く影響を受けたというアーティスト、イゴールが監督・脚本・美術を担当し、自身のグラフィックノベルを実写映画化したバイオレンスアクション。ハードボイルドな空気をたっぷりと漂わせながら、アクション場面は日本でいう劇画タッチなのがユニークだ。「グレート・ビューティー/追憶のローマ」のT・セルヴィッロ、ハリウッド映画「ホット・ショット」のV・ゴリノなど、イタリア出身の国際的スターが集結。WOWOWの放送が日本初公開。

<放送内容>
1972年、ナポリ。第2次世界大戦直後からずっと凄腕ヒットマンとして活躍してきたペッピーノだが、ある暗殺の仕事を同業である息子ニーノがすることに。しかしニーノは標的である青年ギャングによって殺されてしまい、ペッピーノもファミリーのボス、ラーヴァやその手下たちから命を狙われるようになる。ペッピーノは信頼できる仲間であるリータ、トトに協力を求め、ラーヴァとそのファミリーに復讐しようと行動に出るが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2020.08.21

映画『HUMAN LOST 人間失格』(お薦め度★★★★★)

全く予想もつかない世界観に圧倒されました。
まさか、太宰治の「人間失格」から、これほどのSF大作になるとは度肝を抜かれました。

構成とアイデアが素晴らしいです。さらに、アニメーションのクオリティは絶品でした。

久々に超絶驚かされました。超一級エンターテインメントです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2019
制作国:日本
内容時間:110分

<楽曲情報>
m-flo「HUMAN LOST feat. J. Balvin」

<スタッフ>
原案:太宰治「人間失格」より
監督:木崎文智
スーパーバイザー:本広克行
ストーリー原案・脚本:冲方丁
キャラクターデザイン:コザキユースケ
音楽:菅野祐悟
アニメーション制作:ポリゴン・ピクチュアズ

<キャスト>
大庭葉藏:(声)宮野真守
柊美子:(声)花澤香菜
堀木正雄:(声)櫻井孝宏
竹一:(声)福山潤
澁田:(声)松田健一郎
厚木:(声)小山力也
マダム:(声)沢城みゆき
恒子:(声)千菅春香

<イントロダクション>
太宰治「人間失格」を豪華クリエイター陣が大胆に再構築したSF・ダークヒーローアクション。死を克服した昭和111年の東京で、生を実感できずにいた男の運命を描く。

深い死生観と文学性が今なお衝撃を与え続ける不朽の名作、太宰治「人間失格」。そのスピリチュアルを内包し、屈指のクリエイター陣によって再構築された、狂気のSF・ダークヒーローアクション。スーパーバイザー本広克行をはじめ、脚本に冲方丁、主題歌に人気シンガーJ.Balvinをフィーチャリングしたm-flo、アニメーション制作はポリゴン・ピクチュアズ、それらを「アフロサムライ」で世界を驚愕させた木崎文智監督が、美しく、ダイナミックに、エモーショナルにまとめあげた。

<放送内容>
医療革命により、“死”を克服した昭和111年の東京――。大気汚染の広がる“アウトサイド”で薬物に溺れ怠惰な暮らしをおくる“大庭葉藏”は、ある日、暴走集団と行動する謎の男“堀木正雄”とともに特権階級の住まう感情7号線内“インサイド”への突貫に参加し、激しい闘争に巻き込まれる。そこで“ロスト体”に遭遇した葉藏は、不思議な力を持った少女“柊美子”に命を救われ、自分もまた人とは違う力を持つことを知る――。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2020.08.07

ドラマ「ハケンの品格<第2シーズン>」 [全8話](お薦め度★★★)

第1シーズンは全く知らず、第2シーズンから視聴しました。
結構楽しめました。

現在の職場環境を鋭く風刺するエピソードがあって、前半は王道コメディとして笑って泣かせる切れの良さに感心していましたが、後半になるとへんちくりんなエピソードばかりで大分がっかりさせられました。脚本のレベルが上下して率直なところ勿体なかったです。

篠原涼子が扮するスーパーハケンの大前春子の守備範囲が広すぎて、しかも謎めいて魅力的なキャラクターでした。彼女に恋心を寄せる大泉洋が演じる課長も好感が持てました。

コロナ禍で全8話と短くなりましたが、是非とも続編を期待したいところです。

以下、番組サイトから引用。

<オンエア情報>
日テレ、2020年6月17日~8月5日毎週火曜22時放送。

<スタッフ>
脚本:中園ミホ、他
演出:佐藤東弥、丸谷俊平
プロデューサー:櫨山裕子、山口雅俊(ヒント)、秋元孝之
チーフプロデューサー:西憲彦
制作協力:オフィスクレッシェンド
製作著作:日本テレビ

<キャスト>
大前春子:篠原涼子
里中賢介:小泉孝太郎
浅野務:勝地涼
井手裕太郎:杉野遥亮
福岡亜紀:吉谷彩子
千葉小夏:山本舞香
三田貴士:中村海人(Travis Japan/ジャニーズJr.)
近耕作:上地雄輔
宇野一平:塚地武雅(ドランクドラゴン)
東海林武:大泉洋
宮部蓮三:伊東四朗

<イントロダクション>
「ハケンの品格」が13年ぶりに復活!
2007年の篠原涼子主演で話題を呼んだ、日本テレビ系ドラマ「ハケンの品格」。
一匹狼の最強ハケン社員・大前春子が、13年ぶりに帰ってくる!
新卒で会社に就職し正社員になれば将来は安泰、という日本の雇用システムは平成で終わった。
もはや、「サラリーマンになれば一生安泰」なんてものは幻想なのだ。
日本人の仕事に対する考え方も大きな変化を見せている。
「働き方改革」「高齢化」「副業」「アウトソーシング」「AI導入」「過労死」…etc
職場がカオスと化したこの令和の時代、スーパーハケン大前春子はどんな働き方をしているのであろうか?
このドラマは、新しい時代の働く者の品格を問うドラマとなる。

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2020.08.02

映画『劇場版 パタリロ!』(お薦め度★)

同じ魔夜峰央の原作を実写化した映画『翔んで埼玉』が大成功したので、本作も面白いだろうと思っていたのですが、こちらは撃沈です。全く笑えません。

加藤諒がパタリロに非常にマッチしていた以外観るべき所はありませんでした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2019
制作国:日本
内容時間:103分

<スタッフ>
監督:小林顕作
脚本:池田テツヒロ
撮影:伊集守忠
音楽:小林顕作

<キャスト>
パタリロ・ド・マリネール8世:加藤諒
ジャック・バンコラン:青木玄徳
マライヒ:佐奈宏紀
タマネギ21号:細貝圭
タマネギ9号:金井成大
タマネギ11号:石田隼
タマネギ17号:吉本恒生
タマネギ19号:三津谷亮
タマネギ35号:小林亮太
アイゼンバーグ/マヤメンズ:吉川純広

<イントロダクション>
魔夜峰央の人気ギャグ漫画「パタリロ!」を実写映画化。舞台版の主要キャスト、スタッフが結集し、2.5次元ミュージカルスタイルでパタリロの巻き起こす大騒動を描く。

ぶっ飛んだストーリーやギャグ、そして美少年趣味を取り入れた耽美的世界観で、単行本100巻以上という少女漫画の枠を越えた長寿ヒット作となっている魔夜峰央の漫画「パタリロ!」を初の実写映画化。パタリロ役の加藤諒、バンコラン役の青木玄徳をはじめ、監督の小林顕作、脚本の池田テツヒロというミュージカル舞台版の主要キャスト、スタッフがそろい、マリネラ王国の皇太子パタリロの奇想天外な騒動を綴る。物語の基本設定や登場人物の人間関係をおさらいできる「パタリロ!」入門編としても楽しめる。

<放送内容>
常春の国マリネラ王国の皇太子パタリロ・ド・マリネール8世が、側近のタマネギ部隊を引き連れ大英帝国にやって来た。マリネラ国内では国王が病床に伏したことから国王派と大臣派による権力争いが激化しており、英国滞在中のパタリロにはMI6のトップ諜報員バンコランが護衛に付くことになった。そんな中、パタリロの密着取材を行なうことになった美少年記者マライヒは、一目見るなりバンコランと互いに惹かれ合うのだが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2020.06.13

映画『パラレルワールド・ラブストーリー』(お薦め度★★★)

期待したほどでもありません。
そもそもメインストリートとなる主人公とヒロインの最初のエピソードに説得力が無いので、結びとしては収まりが悪く、王道のラブストーリーに昇華されていません。

タイトルでパラレルワールドとしていますが、従来からSFで使われる別時空による並行世界とはちょっと違うので、物語が進むにしたがってサスペンス性ばかりが全面に出てしまいました。どこか小難しくてモヤモヤさせる展開でした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2019
制作国:日本
内容時間:109分

<スタッフ>
監督:森義隆
脚本:一雫ライオン
撮影:灰原隆裕
音楽:安川午朗

<キャスト>
敦賀崇史:玉森裕太
津野麻由子:吉岡里帆
三輪智彦:染谷将太
小山内護:筒井道隆
桐山景子:美村里江
篠崎伍郎:清水尋也
柳瀬礼央:水間ロン
岡田夏江:石田ニコル
須藤隆明:田口トモロヲ

<イントロダクション>
東野圭吾のベストセラー小説をKis-My-Ft2の玉森裕太主演で映画化した恋愛ドラマ。目が覚めたら2つの世界に入り込んでいた青年。彼は真実にたどり着けるのか。

映画化不可能といわれてきた原作に、「聖の青春」の森義隆監督が、一雫ライオンの脚本を得て挑戦。冒頭、玉森が演じる主人公の崇史が、吉岡里帆が演じる麻由子を、並走する電車から窓越しに見かけるシーンにまずぐっと引き込まれる。そんな麻由子が、崇史の親友の恋人である世界と崇史の恋人である世界、2つが交錯し、見る者を当惑させる作劇だが、謎を解く鍵は劇中のあるセリフにあるのでぜひ探してほしい。さらに、中盤からの思いもよらぬいきさつに驚かされ、崇史と麻由子の恋の行方の切なさを倍増させる。

<放送内容>
大学院生の崇史は、通学途中の電車でよく窓越しに見かける女性に心を奪われながら、彼女と話せずに卒業する。2年後、彼は中学時代からの親友・智彦から交際中だという女性・麻由子を紹介されるが、彼女こそ崇史がよく見かけていた女性だった。智彦に対して嫉妬を覚える崇史だが、ある朝目覚めると部屋には麻由子がいて、2人は同棲生活を送っており、智彦もいない。麻由子の立場が異なる2つの世界を行き来して、崇史は混乱する。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2020.06.08

映画『ファイブ・ウォリアーズ』(お薦め度★★★)

解せないラストです。どう考えても有り得ません。
魅力的な作品ですが、どの国でも一般的に当たり前に通用する展開になりません。南アフリカ映画という特殊性なのでしょうか。

20年経とうが、大事件を起こして去った人間が帰ってくればすぐに分かるでしょう。その前提を無視する展開は、尋常ではありません。ワザとではなく分かろうとしないのかとも思えたのですが、話が進むにつれてそうでもない設定なので、普通に混乱しました。

どんな物語でも敵の敵は味方であり、悪者をやっつけたならお約束の結末が用意されています。しかし、本作は全てを裏切ります。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Five Fingers for Marseilles
制作年:2017
制作国:南アフリカ
内容時間:119分

<スタッフ>
監督:マイケル=マシューズ
製作:アスガー=フセイン、ヤロン=シュワルツマン、マイケル=マシューズほか
脚本:ショーン=ドゥラモンド
撮影:ショーン=ハーリー=リー
音楽:ジェームズ=マッテス

<キャスト>
タウ:ブヨ=ダブラ
セポコ:ハミルトン=ドゥラミニ
レラト:ゼツ=ドロモ
ボンガニ:ケネス=ンコシ
ルヤンダ:ムドゥドゥジ=マバソ

<イントロダクション>
戦士たちに希望を。悪党に裁きを。第14回アフリカ映画アカデミー賞で作品賞をはじめ、計5部門で受賞。これが史上初となる、南アフリカ共和国製のウエスタンアクション。

「ツォツィ」のギャヴィン・フッド、「第9地区」のニール・ブロンカンプなど、南アフリカ共和国に生まれ育ち、その後、ハリウッドにも進出して活躍する実力派監督たちの台頭が近年目立つ中、今回はついに、これが史上初となる南アフリカ共和国製のウエスタンが登場。広大な自然の風景をバックに展開される勇壮なドラマは、迫力と見応え満点で、第14回アフリカ映画アカデミー賞において10部門にノミネートされ、作品賞をはじめ、計5部門で受賞を果たした。監督は、これが長編デビュー作となるM・マシューズ。

<放送内容>
暴力的な白人警官たちが支配する、アパルトヘイト体制下の南アフリカの町マルセイユ。その地で自らの自由を守るために戦っていたのは、〈ファイブ・フィンガーズ〉と呼ばれる血気盛んな5人の少年少女たちだった。グループのリーダーである少年タウは、ある日、上納金を取り立てにやって来た白人警官の2人組を、怒りに駆られてついに射殺すると、町から逃走。それから20年後、成長したタウがマルセイユの町へ戻って来る。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2020.06.01

映画『ブレイム・ゲーム』(お薦め度★★★★★)

切迫した息詰まるポリティカルサスペンスです。
国家と軍需企業の関係が高度に政治的で、正義すらも胸先三寸で変えられてしまう怖さ、一寸先は闇というよりも死の淵へと追いやられる非情さに、身の毛がよだちました。

ドイツ映画の単純ではなく重厚な表現力に圧倒されました。

主人公のロナルト=ツェアフェルトが渋くて良いですね。敵役と思われたアレクサンダー=フェーリングの演技力は見事でした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Das Ende der Wahrheit
制作年:2019
制作国:ドイツ
内容時間:106分

<スタッフ>
監督・脚本:フィリップ=ライネマン
製作:フィリップ=ワーム
撮影:クリスティアン=シュタンガッシンガー
音楽:ゼバスティアン=フィレンベルク

<キャスト>
マーティン=ベーレンス:ロナルト=ツェアフェルト
パトリック=レムケ:アレクサンダー=フェーリング
ヨアヒム=ロットワイラー:アクセル=プラール
オーリス=ケラー:アンチュ=トラウェ
アリン=シリング:クラウディア=ミヒェルゼン

<イントロダクション>
ドイツ連邦情報局の極秘諜報員である主人公が、思いも寄らぬ謀略に巻き込まれて窮地に陥った末、反撃に打って出るさまをスリル満点に描いた緊迫のポリティカルサスペンス。

「あの日のように抱きしめて」の実力派男優R・ツェアフェルトが、本作ではドイツ連邦情報局の極秘スパイである主人公に扮して息詰まる演技を披露。自ら入手した機密情報をもとに、某国に潜伏中のテロリストへの攻撃を行なったものの、それがかえって国際情勢を揺るがす無差別テロ事件を招く結果となり、その責任を厳しく追及されることとなった彼が、自らを罠に掛けた真犯人を突き止め、決死の反撃に打って出るさまをスリリングなタッチで綴る。共演のA・フェーリングが第69回ドイツ映画賞の助演男優賞を受賞。

<放送内容>
ドイツ連邦情報局、中央アジア地域担当の極秘諜報員を務めるマーティン。ある日彼は、指名手配中のテロの首謀者が某国に潜伏中という重要な機密情報を入手。それをもとに、その地に攻撃がなされるが、数日後、その報復措置とみられる無差別テロ事件がドイツ国内で起き、多くの死傷者が出る事態に。その責任を厳しく問われることになったマーティンは、それが自分を陥れる巧妙な罠であったことに気付き、必死で真相究明に乗り出す。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2020.05.24

映画『ポイズンローズ』(お薦め度★★★★)

意外と楽しめました。
退廃的で閉塞感のある舞台で、昔からの腐れ縁である悪いつながりとを絡ませながら、事件を解明しようと臨むジョン=トラヴォルタ演じる私立探偵が渋いです。

派手さは無いものの、正義のためにきちんと筋を通す男気に感心しました。

実の娘と共演しています。エラ=ブルー=トラヴォルタは初顔ですが、かなりの美人でした。演技も悪くありません。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:The Poison Rose
制作年:2019
制作国:アメリカ・イタリア
内容時間:97分

<スタッフ>
監督:ジョージ=ギャロ、フランチェスコ=チンクェマーニ
製作:ジェフ=エリオット、アヴィ=ラーナー、トニー=グラッツィア
脚本:リチャード=サルヴァトーレ、フランチェスコ=チンクェマーニ、ルカ=ジルベルト
撮影:テリー=ステイシー
音楽:アルド=シュラクほか

<キャスト>
カーソン=フィリップス:ジョン=トラヴォルタ
ドク:モーガン=フリーマン
マイルズ=ミッチェル院長:ブレンダン=フレイザー
ジェーン=ハント:ファムケ=ヤンセン
レベッカ=ハント:エラ=ブルー=トラヴォルタ

<イントロダクション>
J・トラヴォルタが私立探偵の主人公を渋く好演。M・フリーマン、F・ヤンセンら、豪華共演陣に加え、愛娘のE・B・トラヴォルタとも仲良く共演を果たしたネオノワール。

1970年代を物語の舞台に、昔の恋人から依頼を受けて難事件の捜査に乗り出す私立探偵の運命の行方を、往年のハリウッドのフィルムノワールの表現様式にならって、スリリングかつムードたっぷりに描写。「パルプ・フィクション」のトラヴォルタが昔かたぎの私立探偵を渋く好演。「ミリオンダラー・ベイビー」のフリーマン、「X-MEN」シリーズのヤンセン、「ハムナプトラ」シリーズのB・フレイダーらに加え、トラヴォルタの愛娘E・B・トラヴォルタも共演陣に顔をそろえ、見どころの多い一作に仕上がった。

<放送内容>
1978年のLA。私立探偵のカーソンは、ある美女から依頼され、彼女のおばが入院しているテキサス州ガルベストンの病院へ様子を探りに出向く。院長のマイルズと会って何か臭いと感じる一方、カーソンは自らの故郷であるその町で、昔の恋人ジェーンと久々に再会。そんな折、ジェーンの娘レベッカの夫が急死し、日ごろ彼からDVを受けていたレベッカに殺人の容疑が生じたことから、カーソンはその真相究明にも乗り出すことに。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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