2020.11.25

映画『欲しがる女』(お薦め度★★★)

ストーカー気質の主人公が犯すおぞましい物語です。
人としてしてはいけないことを繰り返す人物が、何かのキッカケで暴走する様がどうしようもなく描かれています。

誰かが気づいて止めなければならないのに、個人主義のフランスという土壌がそれを許しません。

日本がこのような恐ろしい状況に行かないことを願うだけです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Irr?prochable
制作年:2016
制作国:フランス
内容時間:100分

<スタッフ>
監督:セバスチャン=マルニエ
製作:キャロリーヌ=ボンマルシャン
脚本:セバスチャン=マルニエ、サミュエル=ドゥ
撮影:ロラン=ブリュネ
音楽:ゾンビ=ゾンビ

<出演>
コンスタンス=ボーヴォ:マリナ=フォイス
オドレイ=パイユロン:ジョセフィーヌ=ジャピ
フィリップ=フェラン:ジェレミー=エルカイム
ジル=ランキャン:バンジャマン=ビオレ
アラン:ジャン=リュック=ヴァンサン

<イントロダクション>
失職した40代のヒロインが、当てにしていた仕事を先に得た若く美しい女性への嫉妬心を燃え上がらせて……。ゆがんだ性と欲望が絡み合うフランス製の官能サスペンス。

不動産仲介業者としてパリで働いていた女性が、仕事を失い地方の故郷へと戻ってくる。だが、かつて自分をもてはやしてくれた男性たちは、中年の域にさしかかった彼女に冷たく当たり……。失われていく若さや美貌に焦りを抱くヒロインが、やがて当てにしていた仕事を彼女から奪う形になった若い女性に恨みを募らせていく姿を綴った官能サスペンス。「バレッツ」「ビッグ・ピクチャー 顔のない逃亡者」などのM・フォイスが、次第に常軌を逸していくヒロインを熱演する。

<放送内容>
パリ。不動産仲介業者として働いていた40歳のコンスタンスは、ある事情で失職し、空き物件に勝手に上がり込んで暮らしていた。だがそんな生活も限界に達し、彼女は故郷へ戻ると、かつての職場の元上司に再就職を打診する。前向きな返事をもらって一安心するコンスタンスだったが、直前になってポストが埋まったと断わりの連絡が。落胆する彼女は、自分の代わりに雇われた若く美しい女性オドレイへの恨みを募らせていき……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2020.11.09

映画『フォードvsフェラーリ』(お薦め度★★★★★)

思っていた以上に面白い映画です。
フェラーリを買収寸前まで行ったフォードが、エンツォ=フェラーリとの確執でル・マン24時間耐久レースで対決するという、フォードのトップ、ヘンリー=フォード2世やアイアコッカという伝説の経営者たちが登場する実話なので、ワクワクさせられました。

マット=デイモンとクリスチャン=ベールのW主演の二人による男気あるレースへの挑戦は心が踊りました。

巨大自動車メーカーの参戦は、チーム内での政治的な駆け引きが発生し、単にレースに勝つだけではないという現実は、腹立たしさともどかしさがありドラマ性に富んでいました。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Ford v Ferrari
制作年:2019
制作国:アメリカ
内容時間:153分

<スタッフ>
監督:ジェームズ=マンゴールド
製作:ピーター=チャーニン、ジェンノ=トッピング、ジェームズ=マンゴールド
脚本:ジェズ=バターワース、ジョン=ヘンリー=バターワース、ジェイソン=ケラー
撮影:フェドン=パパマイケル
音楽:マルコ=ベルトラミ、バック・サンダース

<出演>
キャロル=シェルビー:マット=デイモン
ケン=マイルズ:クリスチャン=ベール
リー=アイアコッカ:ジョン=バーンサル
モリー=マイルズ:カトリーナ=バルフ
ヘンリー=フォード2世:トレイシー=レッツ

<イントロダクション>
M・デイモン&C・ベールがW主演を務め、不可能なカーレースに挑む2人の型破りな男たちを熱演。第92回アカデミー賞で編集賞と音響編集賞の2部門を受賞した痛快作。

1960年代半ば、モータースポーツ界の頂点に君臨するイタリアのフェラーリを、アメリカ最大の自動車メーカー、フォードの車に乗って打倒せよ。お互いの企業トップの意地と執念を懸けた戦いに駆り出され、デイモン演じる天才カーデザイナーと、ベール扮する一匹狼の敏腕ドライバーがコンビを組み、この熱き戦いに挑戦。熾烈な企業戦争を背景に生み出されたこの実話を、「LOGAN/ローガン」のJ・マンゴールド監督がスリル満点に映画化。そのエキサイティングな勝負の行方は、最後の最後まで目が離せない。

<放送内容>
1963年、アメリカ最大の自動車メーカー、フォードは、自社のブランドイメージを高めるため、カーレース界の頂点に君臨するイタリアのフェラーリの買収を画策するが、同社の創業者からすっかりコケにされて憤慨。かくして、ル・マン24時間耐久レースで連覇を続けるフェラーリを是が非でも打ち負かせ、という至上命令を受けた天才カーデザイナー、シェルビーは、一匹狼の敏腕ドライバー、マイルズと組み、この熱き戦いに挑む。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2020.10.25

映画『ホテル・ムンバイ』(お薦め度★★★★★)

全編、胸が苦しくなるサスペンスでした。
インドで起きた同時多発テロ事件の実話に基づいているので、リアリティが半端ありません。

イスラム過激派が虫けらのように同胞を容赦なく殺戮していく場面は、心底恐怖を感じました。

ホテルの従業員たちが、宿泊客を守るための勇気ある行動には、本当に頭が下がりました。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Hotel Mumbai
制作年:2018
制作国:オーストラリア・アメリカ・インド
内容時間:124分

<スタッフ>
監督:アンソニー=マラス
製作:ゲイリー=ハミルトン、ジュリー=ライアン、ベイジル=イヴァニクほか
脚本:ジョン=コリー、アンソニー=マラス
撮影:ニック=マシューズ
音楽:フォルカー=バーテルマン

<出演>
アルジュン:デヴ=パテル
デヴィッド:アーミー=ハマー
ザーラ:ナザニン=ボニアディ
ワシリー:ジェイソン=アイザックス
サリー:ティルダ=コバン=ハーヴィー
オべロイ料理長:アヌパム=カー

<イントロダクション>
2008年にインドのムンバイで起きた同時多発テロ事件。同地のタージマハルホテルでの惨劇を、迫力たっぷりに再現した緊迫編。同じ題材の「パレス・ダウン」も作られた。

インドのムンバイで起きた同時多発テロ事件で標的の一つになった5つ星の高級ホテル、タージマハルホテル。裕福な外国人が多数滞在していたが、そこには宿泊客たちを守ろうと全力を尽くす、無名だが勇敢な従業員たちがいた……。銃を持ったテロ集団を避けて、客たちをより安全な場所に誘導していく従業員たちの奮闘に胸を打たれる。ハリウッド産ノンストップアクション映画のような銃撃戦などの見せ場を満載し、迫力もスリルもAクラスだ。「スラムドッグ$ミリオネア」のD・パテルなど国際色豊かなキャストが結集。

<放送内容>
ムンバイを代表する高級ホテル、タージマハルホテル。イスラム過激派は街の各所で同時多発的にテロを起こすが、同ホテルもその標的となり、それぞれが銃を持つ集団は同ホテルに押し入り、500人以上もいる宿泊客たち・従業員たちを次々と殺していく。アルジュンら従業員たちはそれでも勇気を奮い、客たちを少しずつでもより安全な場所に誘導しようと挑む。そんな中、米国人宿泊客デヴィッドは、部屋に残した赤ん坊を心配し……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2020.10.07

ドラマ「働かざる者たち」[全6話](お薦め度★★★)

働かない社員たちを通して、働くことの真の意味を考えるチョット粋なヒューマンコメディです。

一生懸命働ことしたり、働くことを諦めて副業に精を出したり、周りの先輩や同僚からの刺激を受けて右往左往する主人公の姿が妙に共感できます。

主人公の優柔不断による悲哀を濱田岳が絶妙に演じています。

今までのドラマパラビ作品は、脚本が薄く、出演者も物足りなくあからさまに低予算と感じられるので見送ってきました。しかし、本作では脚本もキャスティングも一工夫しており、まずまずの内容でした。

以下、番組サイトから引用。

<オンエア情報>
テレビ東京、2020年8月26日〜9月30日毎週水曜深夜0時58分放送。「ドラマパラビ」枠。

<スタッフ>
原作:サレンダー橋本『働かざる者たち』(エブリスタ)
脚本:有働佳史、ニシオカ・ト・ニール
監督:有働佳史
チーフプロデューサー:山鹿達也(テレビ東京)
プロデューサー:北川俊樹(テレビ東京)、木下真梨子(テレビ東京)、塙太志(大映テレビ)
制作:テレビ東京、大映テレビ
製作著作:「働かざる者たち」製作委員会

主題歌:M!LK『HOME』(SDR)

<キャスト>
橋田一:濱田岳
新田啓太:古川雄輝
川江菜々:池田エライザ
鴨志田哲也:大水洋介
八木沼豊:津田寛治
河田誠一郎:林泰文
多野和彦:升毅
風間敦:柳沢慎吾
ウィキさん/三木勲:梶原善
堀孝一:浜野謙太

<イントロダクション>
“働かない人たち”の生態を描く話題の人気漫画をドラマ化

仕事に悩む30男の成長物語…!?
“妖精さん”“50G”勢ぞろいの笑って泣けるヒューマンコメディ!!

原作は小説投稿サイト・エブリスタにて連載され、小学館クリエイティブより単行本が発行された、サレンダー橋本による同名作。働かない人たちの生態を描き、SNSでは「刺さる」「身につまされる」と反響を呼んでいる話題作をドラマ化!
物語の主人公は老舗新聞社「毎産新聞社」の入社7年目のシステム部社員・橋田一。本業はそこそこに副業の同人漫画の執筆に精を出す日々を送っている。しかし、社内に巣食う出世を諦めた勤労意欲ド底辺の“働かざる者たち”に翻弄されるうち、自分の人生はこのままで良いのかと自分の働き方、生き方を模索していくことになる。
“働かざる者たち”に垣間見える、彼らの過去と彼らがこの時代を生きる悲哀は、まさに人生ドラマ。そんな彼らを通して主人公・橋田が見つめ直す働く事の意義、そして幸せな人生とは何なのか・・・。多様な働き方が求められる一方、弱肉強食、適者生存の大義名分の下に大事な何かが切り捨てられる現代に、少しだけ物申すヒューマンコメディです。
本作の主人公・橋田一を演じるのは、「釣りバカ日誌」シリーズ(テレビ東京)の浜ちゃんとしてもすっかりお馴染み、数多くのドラマや映画、CMに引っ張りだこの実力派俳優・濱田岳!そして、脚本・監督は「面白南極料理人」(テレビ大阪)、「私の部下は50歳」(NHK)など数多くのコメディドラマを手掛ける新進気鋭の演出家・有働佳史、さらに演劇ユニット「カミナリフラッシュバックス」を主宰し、自身も女優として活躍するニシオカ・ト・ニールも脚本を手掛けます。

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2020.10.06

映画『フィードバック』(お薦め度★★★★★)

出会い頭にびっくりさせられました。
驚愕のバイオレンス・サスペンスです。
全く予想できない息詰まる展開に圧倒されました。

ペドロ=C=アロンソ監督はスペイン人のようですが、物凄い才能があると思います。やばいです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Feedback
制作年:2019
制作国:スペイン・アメリカ
内容時間:98分

<スタッフ>
監督:ペドロ=C=アロンソ
製作:エマ=ルストレス、ボルハ=ペナ、フアン=ソラ
脚本:ペドロ=C=アロンソ、アルベルト=マリーニ
撮影:アンヘル=イグアセル
音楽:セルヒオ=モウレ

<キャスト>
ジャーヴィス=ドラン:エディ=マーサン
アンドリュー:ポール=アンダーソン
クレア:イバナ=バケロ
ブレナン:リチャード=ブレイク
アレックス:オリヴァー=クーパースミス
アンソニー:アレクシス=ロドニー

<イントロダクション>
生放送中の深夜ラジオ番組を覆面の暴漢たちが占拠した。命を脅かされながら放送を続けるパーソナリティーだったが……。二転三転するストーリーに注目のサスペンス。

ラジオ局を舞台に、生放送中のスタジオをジャックした謎の暴漢たちと、人気パーソナリティーとの息詰まる駆け引きが展開するサスペンス。犯人たちは、主人公と、ゲストとして来ていたその相棒が過去に起こした過ちを生放送で告白させようとするのだが……。CMや曲を掛けるわずかな時間を利用して、状況を変えようとする主人公の悪戦苦闘が見どころだ。主人公のパーソナリティー役は「おみおくりの作法」の実力派E・マーサン。さらに「パンズ・ラビリンス」の子役から若手女優に成長したI・バケロが共演する。

<放送内容>
ロンドン。ジャーヴィスは生放送の深夜ラジオ番組「残酷な現実」のメインパーソナリティーを務めていた。彼は過激な発言で人気を集める一方、反感を買うことも多く、脅迫を受けることも日常茶飯事だった。ある日、いつも通り放送を開始した彼は、やがて副調整室が応答しないことに気付く。なんと覆面の暴漢たちが副調整室を占拠し、スタッフを人質にしていたのだ。ジャーヴィスは謎の犯人から放送を続けるよう命じられるが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2020.09.27

ドラマ「半沢直樹<第2シーズン>」[全10話](お薦め度★★★★★)

心に響きました。
一番熱い正義のドラマでした。

声なき声の弱者の代弁者として、誠心誠意、正義を全うする真の勇気の尊さを半沢直樹というキャラクターが具現化してくれました。

前作から7年、待ちに待ったドラマでした。

これほどのカタルシスを与えてくれるとは、コロナ禍において本当に有り難い作品でした。最終回は冒頭から涙、涙、涙、、、感謝です。

以下、番組サイトから引用。

<オンエア情報>
TBS、2020年7月19日~9月27日毎週日曜21放送。「日曜劇場」枠。最終回の平均世帯視聴率は32.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。全10話の期間平均は24.7%。9月6日の代替生放送特番は22.2%。

<スタッフ>
原作:池井戸潤
脚本:丑尾健太郎 ほか
演出:福澤克雄、田中健太、松木彩
プロデューサー:伊與田英徳、川嶋龍太郎、青山貴洋
製作著作:TBS 

<キャスト>
【 第1話〜第4話 】
半沢 直樹:堺 雅人
半沢 花:上戸 彩
渡真利 忍:及川光博
黒崎 駿一:片岡愛之助
森山 雅弘:賀来賢人
浜村 瞳:今田美桜
諸田 祥一:池田成志
広重 多加夫:山崎銀之丞
三木 重行:角田晃広
玉置 克夫:今井朋彦
尾西 克彦:粟島瑞丸
平山 一正:土田英生
郷田 行成:戸次重幸
岡 光秀:益岡 徹
加納 一成:井上芳雄
平山 美幸:南野陽子
銀行イメージキャラクター:夏目三久
ナレーション:山根基世

乃原 正太:筒井道隆
白井 亜希子:江口のりこ
箕部 啓治:柄本 明

三笠 洋一郎:古田新太
女将・智美:井川 遥
瀬名 洋介:尾上松也
伊佐山 泰二:市川猿之助
中野渡 謙:北大路欣也(特別出演)
大和田 暁:香川照之

【 第4話〜 】
半沢 直樹:堺 雅人
半沢 花:上戸 彩
渡真利 忍:及川光博
黒崎 駿一:片岡愛之助
森山 雅弘:賀来賢人
乃原 正太:筒井道隆
白井 亜希子:江口のりこ
谷川 幸代:西田尚美
山久 登:石黒 賢
田島 春:入江甚儀
曾根崎 雄也:佃 典彦
苅田 光一:丸 一太
笠松 茂樹:児嶋一哉
的場 一郎:大鷹明良

福山 啓次郎:山田純大
牧野 治:山本 亨
尾西 克彦:粟島瑞丸
原田 浩平:持田将史
富岡 義則:浅野和之

銀行イメージキャラクター:夏目三久
ナレーション:山根基世

女将・智美:井川 遥
瀬名 洋介:尾上松也
神谷 巌夫:木場勝己
紀本 平八:段田安則
箕部 啓治:柄本 明
中野渡 謙:北大路欣也(特別出演)
大和田 暁:香川照之

<イントロダクション>
2020年、TBS日曜劇場に
あの「半沢直樹」が帰ってくる!
主演:堺雅人
平成の30年間に放送されたドラマで
最終回42.2%の視聴率を弾き出し、堂々の1位に輝いた
驚異のドラマが令和の時代に再び登場!
半沢直樹は新たなフィールドでも
「倍返し」出来るのか!?

TBSでは2020年に放送する日曜劇場枠(毎週日曜よる9時〜9時54分)にて、「半沢直樹」の続編を放送することが決定いたしました。前作に続き、池井戸潤氏の「半沢直樹」シリーズが原作で、今回は『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』(ダイヤモンド社/講談社文庫)の映像化に挑みます!
主演を務めるのは堺雅人。映画、ドラマ、CMなど様々な分野で活躍を続ける堺が、満を持して続編に臨みます。

東京中央銀行のバンカー・半沢直樹が、大阪西支店融資課長から本部営業第二部次長に転じ、銀行内で行われていた数々の不正を明らかにするも、まさかの出向を命じられるという衝撃の展開で最終回を終えた前作。今作は、その半沢が出向先の東京セントラル証券に赴任するところから物語が始まります。
果たして、半沢直樹は出向先でも次々に発生するトラブルを乗り越え、理不尽な要求を突き付ける相手に「倍返し」出来るのか!? 型破りのバンカー、半沢直樹の新たな伝説が、令和の歴史に刻まれます!!
(※視聴率はビデオリサーチ調べ・関東地区)

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2020.09.14

映画『武士の献立』(お薦め度★★★★★)

しみじみと良い作品です。
武士の料理人を支えた妻の実直さに心が打たれました。

加賀騒動を背景に扱った脚本が実に見事でした。

登場人物の感情の機微を巧みに伏線に組み込んで、ラストがどうなるのかソワソワさせます。

タイトルからは、連想できない素敵な物語でした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2013
制作国:日本
内容時間:123分

<スタッフ>
監督:朝原雄三
プロデューサー:石塚慶生、三好英明
脚本:柏田道夫、山室有紀子、朝原雄三
撮影:沖村志宏
音楽:岩代太郎

<キャスト>
舟木春:上戸彩
舟木安信:高良健吾
舟木満:余貴美子
舟木伝内:西田敏行
お貞の方~真如院:夏川結衣
今井佐代:成海璃子
今井定之進:柄本佑
大槻伝蔵:緒形直人

<イントロダクション>
上戸彩と高良健吾共演のユーモア満載のヒューマン時代劇。料理上手な女性が嫁いだのは藩に仕える由緒ある包丁侍の家。料理が苦手な年下の夫への料理指南が始まる。

江戸時代の加賀藩を舞台にした「武士の家計簿」に続く時代劇シリーズ。今回は主君とその家族の食事をまかなう武士の料理人が主役となり、実在した“包丁侍”の舟木安信と父の伝内が残した献立書をもとに、武家や庶民たちが実際に食べていた料理が再現される。おいしそうな料理を見るだけでも一見の価値ありだ。年下の夫を心の底から支える女房を演じた上戸彩の健気な姿と、彼女に支えられて一人前に成長していく夫を演じた高良健吾の実直さがストレートに胸を打ち、西田敏行をはじめベテランたちの名演も味わい深い。

<放送内容>
優れた味覚と料理の腕を持つが気の強さがあだとなって嫁ぎ先から1年で離縁された春。ある日、彼女はその料理の才能を買われ、加賀藩の料理方である舟木に息子の嫁にと懇願される。一度は断わるものの、お貞の方の勧めもあって春は2度目の結婚を決意する。春が嫁いだ加賀の舟木家は代々藩に仕える由緒ある包丁侍の家で、夫となる跡取りの安信は料理が大の苦手で4歳も年下。春は姑の満の手を借りながら、安信に料理を教える。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2020.09.09

映画『別離(2011)』(お薦め度★★★★★)

イラン人夫婦の離婚問題なのに、社会派サスペンス的な要素があります。夫婦とその娘の溢れだす心模様のリアリティさに圧倒されます。

タイトルからメロドラマを連想していたのですが、その要素はありません。全く逆の様々な関係性での生々しい諍いに彩られています。

アスガー=ファルハディ監督が描く妻は『セールスマン』でも感じたのですが、かなり意志が強いというか固い性格です。そもそも発端は貴女では、、、と感じます。大陸的というのでしょうか、日本人ではめったに出会うことはない人物たちです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:A Separation
制作年:2011
制作国:イラン
内容時間:123分

<受賞歴>
第61回(2011)ベルリン国際映画祭金熊賞
第61回(2011)ベルリン国際映画祭銀熊賞(男優賞)
第61回(2011)ベルリン国際映画祭銀熊賞(女優賞)
第61回(2011)ベルリン国際映画祭エキュメニカル審査員賞
第61回(2011)ベルリン国際映画祭ベルリナー=モルゲンポスト読者賞
第84回(2011)アカデミー賞外国語映画賞

<スタッフ>
監督・製作・脚本:アスガー=ファルハディ
撮影:マームード=カラリ

<キャスト>
シミン:レイラ=ハタミ
ナデル:ペイマン=モアディ
ホッジャト:シャハブ=ホセイニ
ラジエー:サレー=バヤト
テルメー:サリナ=ファルハディ

<イントロダクション>
イランのテヘランを舞台に、離婚を決めたある夫婦とその周囲の人間模様を生々しく見つめた秀作ドラマ。第84回アカデミー賞の外国語映画賞など世界中の映画賞を席巻した。

アカデミー賞以外にも第61回ベルリン国際映画祭金熊賞受賞やゴールデン・グローブ賞、フランスのセザール賞など、世界中の映画賞を席巻した秀作。前作「彼女が消えた浜辺」がベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞したイランのA・ファルハディ監督は、離婚を決めた夫妻を中心とする人間模様を圧倒的リアリズムや膨大な量のせりふを通じて生々しく描き、ヒューマンドラマでありサスペンスでありコメディでもあるという、濃密な空間に昇華。中東の文化圏にとどまることなく、時代や国境を越えて見る者を魅了する逸品だ。

<放送内容>
結婚して10年以上になるテヘランのある夫婦。妻シミンは11歳の娘テルメーの将来を考え、海外に移住したいと望むが、夫ナデルはアルツハイマー型認知症を患う父親を残して引っ越せないと主張。夫婦の意見は平行線をたどり、裁判所に離婚を申請する事態に。しかし離婚は簡単には認められず、夫婦はしばらく別居することに。同じ頃ナデルは父親の介護のため、ラジエーという女性を家政婦に雇うが、彼女はトラブルメーカーで……。

<鑑賞チャネル>
Amazon Prime Video

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2020.09.03

映画『ヒットマン:レジェンド 憎しみの銃弾』(お薦め度★★★★)

いぶし銀的な面白さです。
映像は半世紀前とも思える粗さで、かなり旧さを感じさせるものの、超一級のバイオレンスアクション&サスペンスでした。

思いがけないダイナミックでスリリングな展開に度肝を抜かれます。

情け無用の大抗争に発展し、まさかまさかの、、、

イゴール監督は只者ではありません。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:5 Is the Perfect Number
制作年:2019
制作国:イタリア・ベルギー・フランス
内容時間:107分

<スタッフ>
監督・脚本・美術:イゴール
製作:エルダ=フェッリほか
撮影:ニコライ=ブルーエル

<キャスト>
ペッピーノ:トニ=セルヴィッロ
リータ:ヴァレリア=ゴリノ
トト:カルロ=ブチロッソ
ラーヴァ:ジージョ=モッラ
ニーノ:レレンツォ=ランスロッティ

<イントロダクション>
舞台はイタリアのナポリ。引退した伝説的ヒットマンは殺された息子の復讐のため、巨大ファミリーとの全面対決に挑む。グラフィックノベルを原作にしたハードなアクション。

母国イタリアではコミック界などで活躍し、東京のポップカルチャーからも強く影響を受けたというアーティスト、イゴールが監督・脚本・美術を担当し、自身のグラフィックノベルを実写映画化したバイオレンスアクション。ハードボイルドな空気をたっぷりと漂わせながら、アクション場面は日本でいう劇画タッチなのがユニークだ。「グレート・ビューティー/追憶のローマ」のT・セルヴィッロ、ハリウッド映画「ホット・ショット」のV・ゴリノなど、イタリア出身の国際的スターが集結。WOWOWの放送が日本初公開。

<放送内容>
1972年、ナポリ。第2次世界大戦直後からずっと凄腕ヒットマンとして活躍してきたペッピーノだが、ある暗殺の仕事を同業である息子ニーノがすることに。しかしニーノは標的である青年ギャングによって殺されてしまい、ペッピーノもファミリーのボス、ラーヴァやその手下たちから命を狙われるようになる。ペッピーノは信頼できる仲間であるリータ、トトに協力を求め、ラーヴァとそのファミリーに復讐しようと行動に出るが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2020.08.21

映画『HUMAN LOST 人間失格』(お薦め度★★★★★)

全く予想もつかない世界観に圧倒されました。
まさか、太宰治の「人間失格」から、これほどのSF大作になるとは度肝を抜かれました。

構成とアイデアが素晴らしいです。さらに、アニメーションのクオリティは絶品でした。

久々に超絶驚かされました。超一級エンターテインメントです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2019
制作国:日本
内容時間:110分

<楽曲情報>
m-flo「HUMAN LOST feat. J. Balvin」

<スタッフ>
原案:太宰治「人間失格」より
監督:木崎文智
スーパーバイザー:本広克行
ストーリー原案・脚本:冲方丁
キャラクターデザイン:コザキユースケ
音楽:菅野祐悟
アニメーション制作:ポリゴン・ピクチュアズ

<キャスト>
大庭葉藏:(声)宮野真守
柊美子:(声)花澤香菜
堀木正雄:(声)櫻井孝宏
竹一:(声)福山潤
澁田:(声)松田健一郎
厚木:(声)小山力也
マダム:(声)沢城みゆき
恒子:(声)千菅春香

<イントロダクション>
太宰治「人間失格」を豪華クリエイター陣が大胆に再構築したSF・ダークヒーローアクション。死を克服した昭和111年の東京で、生を実感できずにいた男の運命を描く。

深い死生観と文学性が今なお衝撃を与え続ける不朽の名作、太宰治「人間失格」。そのスピリチュアルを内包し、屈指のクリエイター陣によって再構築された、狂気のSF・ダークヒーローアクション。スーパーバイザー本広克行をはじめ、脚本に冲方丁、主題歌に人気シンガーJ.Balvinをフィーチャリングしたm-flo、アニメーション制作はポリゴン・ピクチュアズ、それらを「アフロサムライ」で世界を驚愕させた木崎文智監督が、美しく、ダイナミックに、エモーショナルにまとめあげた。

<放送内容>
医療革命により、“死”を克服した昭和111年の東京――。大気汚染の広がる“アウトサイド”で薬物に溺れ怠惰な暮らしをおくる“大庭葉藏”は、ある日、暴走集団と行動する謎の男“堀木正雄”とともに特権階級の住まう感情7号線内“インサイド”への突貫に参加し、激しい闘争に巻き込まれる。そこで“ロスト体”に遭遇した葉藏は、不思議な力を持った少女“柊美子”に命を救われ、自分もまた人とは違う力を持つことを知る――。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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