2020.12.29

映画『“隠れビッチ”やってました。』(お薦め度★★★)

思った以上に深みはあるものの、ヒロインの人柄は同性から共感できるものなのでしょうか。詰め込み過ぎて病んでいるようにしか感じません。

佐久間由衣は映画初主演ということで、主人公を大胆かつ繊細に熱演しています。ところどころで彼女の表現する心の傷に共感できました。

しかし、ラストシーンでの匂わせは、これまでの葛藤をご破算にするもので頂けません。監督の力量に疑問符が付きました。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2019
制作国:日本
内容時間:114分

<スタッフ>
監督・脚本:三木康一郎
撮影:板倉陽子
音楽:小山絵里奈

<キャスト>
荒井ひろみ:佐久間由衣
小島晃:村上虹郎
大村彩:大後寿々花
安藤剛:小関裕太
三沢光昭:森山未來
ひろみの母:渡辺真起子
ひろみの父:光石研

<イントロダクション>
佐久間由衣が映画初主演したラブストーリー。清楚系女子の振りをして男性を落とす“隠れビッチ”な女性。だが本当の自分を愛してくれる男性に出会った彼女の心は揺れ……。

あらいぴろよの同名コミックエッセイを、「旅猫リポート」や「弱虫ペダル」の三木康一郎監督が脚本も兼ねて映画化。相手の“告白”を求めて男たちを翻弄するが、実は心に傷を持っているヒロインのひろみ役を、佐久間は繊細かつ感情豊かに演じ、座長としての存在感を発揮した。一方ひろみを成長させる役割を担う三沢役を演じた森山未來が佐久間の熱演を受け止め、みごとな助演ぶりを魅せる。また、ひろみのシェアハウス仲間を演じる村上虹郎と大後寿々花がいい位置取りで好演し、初主演の佐久間を盛り上げている。

<放送内容>
26歳、独身のひろみの趣味と特技は異性にモテること。絶妙のタイミングでのスキンシップや会話で相手を翻弄し、本気の告白をされたところでフェイドアウトする。そんな彼女をシェアハウス仲間の小島と彩は、あきれ顔で“最低の隠れビッチ!”とたしなめるが、彼女の耳には届いていなかった。ある日、ひろみはイケメンの安藤と出会うが裏切られ、やけ酒をあおって酔いつぶれているところを同じ職場の三沢に目撃されてしまい……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2020.12.23

ドラマ「この恋あたためますか」[全10話](お薦め度★★★★)

ハッピーな気持ちになれる可愛さ満点のラブストーリーでした。
ただし、毎話ホロッと泣かされました。切なさを絶妙の間で伝える脚本と演出に脱帽です。

設定としては現代版のマイ・フェア・レディなのでしょう。野心満々の若手社長がスイーツ女子を引き上げるという設定です。嫌味な人物が登場しないところも安心して観れました。

主演の森七菜が若くてキュートで魅力的でした。中村倫也との息もピッタリで楽しませてくれました。仲野太賀と石橋静河も、それぞれが良い人過ぎる役を的確に演じてくれて文句無しでした。

SEKAI NO OWARI の主題歌「silent」がドラマをもり立ててくれて、楽曲とともに思い出深い作品となりました。

以下、番組サイトから引用。

<オンエア情報>
TBS、2020年10月20日~12月22日毎週火曜22時放送。

<スタッフ>
脚本:神森万里江、青塚美穂
プロデュース:中井芳彦、黎景怡
演出:岡本伸吾、坪井敏雄、大内舞子
音楽:木村秀彬
主題歌:SEKAI NO OWARI 「silent」(ユニバーサルミュージック)
台本監修(コンビニ):吉岡秀子
商品開発監修:松澤圭子(株式会社トロア)
スイーツ監修:徳永純司(ホテルインターコンチネンタル東京ベイ)
製作著作:TBS

<キャスト>
井上樹木:森 七菜
浅羽拓実:中村倫也
新谷誠:仲野太賀
北川里保:石橋静河
上杉和也:飯塚悟志(東京03)
李思涵:古川琴音
碓井陸斗:一ノ瀬 颯
三田村敦史:佐藤貴史
土屋弘志:長村航希
藤野恵:中田クルミ
石原ゆり子:佐野ひなこ
清水香織:笹本玲奈
都築誠一郎:利重 剛
一岡智子:市川実日子
神子亮:山本耕史

<イントロダクション>
主演・森七菜
夢破れたコンビニアルバイトに
業界最下位のコンビニチェーン社長が急接近!
「一番売れる」スイーツ開発をしながら2人の甘い恋が爆誕する
オリジナル脚本「スイーツ×ラブ」ストーリー!
若きコンビニ社長役は中村倫也
「社長、好きになってもいいですか?」

さらに、主人公と一緒にスイーツ開発をする開発員役に
仲野太賀、石橋静河が決定!
スイーツ開発と恋の四角関係からも目が離せない!!

TBSでは10月スタートの火曜ドラマ枠で『この恋あたためますか』を放送します。
オリジナル脚本となる本作で主演を務めるのは森七菜。森が今作で演じるのは、21歳のコンビニ店員・井上樹木(いのうえ・きき)。コンビニで無気力にアルバイトをする日々を過ごしていたが、ある日偶然、樹木が働くコンビニチェーンの社長・浅羽と出会い、それが自分の運命を変えることに。趣味でやっていたSNSでのスイーツ批評が浅羽の目に留まり、それがきっかけでコンビニオリジナルの「一番売れる」スイーツ開発を手掛けることになる。

共演には、様々なドラマや映画に出演している中村倫也。中村が演じるのは東京大学を卒業後、Eコマースを扱う外資系企業で輝かしい経歴を歩む浅羽拓実(あさば・たくみ)。会社から業界シェア最下位のコンビニチェーンの改革を託され、社長に就任。偶然に出会ったアルバイトの樹木の知見やアイデアを評価し、彼女の作るスイーツで競合他社を凌ぎ、チェーンの改革とともに自らの成功をたくらむ。

スイーツ製作専門の会社「ドルチェキッチン」に所属し、樹木と共にスイーツ開発をする新谷誠役に仲野太賀。新谷は、樹木の相棒的存在という役どころ。共にスイーツ開発をする中で恋が芽生えるのか!?

また、コンビニ本社「ココエブリィ」商品部スイーツ課に勤務する北川里保役には石橋静河。里保と浅羽との関係は…!?
樹木・浅羽・新谷・北川の、仕事と恋の四角関係にも期待が高まる。

さらに、個性の光る俳優陣が集結!「ココエブリィ」本部専務の神子亮役には山本耕史。スイーツ課の課長・一岡智子役には市川実日子。浅羽の出向元の会社の上司・都築誠一郎役は利重剛。樹木がアルバイトをしている「ココエブリィ」店舗の店長・上杉和也役は、お笑いトリオ・東京03のリーダー飯塚悟志。その店舗で働くアルバイトの中国人・李思涵(リ・スーハン)役は古川琴音。本社スイーツ課所属の三田村敦史役には、佐藤貴史。同じく本社スイーツ課所属の土屋弘志役には長村航希。そして、フレッシュなメンバーとして「ココエブリィ」スイーツ課勤務のOL・藤野恵役で中田クルミ。コンビニの常連客、石原ゆり子役で佐野ひなこの出演がそれぞれ決定しました。

コンビニチェーンの社長とアルバイト。それぞれ歯に衣着せぬ物言いで、ことあるごとに立場を超えて対立する2人がコンビニスイーツの開発を通して、お互いを意識し惹かれあうように・・・。甘く切ない恋の予感も!?
オリジナル脚本のラブストーリー『この恋あたためますか』。
毎週火曜はぜひお好きなスイーツとともにお楽しみください。

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2020.12.15

映画『殺さない彼と死なない彼女』(お薦め度★★★★★)

まさか、まさかの面白さです。
現代の若者が常に口にする「死ね」「殺す」を多用したユーモラスな日常会話は抜群でした。

小林啓一監督の作品は初鑑賞ですが、脚本、演出、編集とどれを取っても見事です。何度でも観たくなるでしょう。

本作のような大きな発見があるところに邦画の醍醐味があります。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2019
制作国:日本
内容時間:123分

<スタッフ>
監督・脚本:小林啓一
撮影:野村昌平
音楽:奥華子

<キャスト>
小坂れい:間宮祥太朗
鹿野なな:桜井日奈子
宮定澄子(地味子):恒松祐里
堀田きゃぴ子:堀田真由
大和撫子:箭内夢菜
宮定八千代:ゆうたろう
イケメンくん:金子大地
サイコキラーくん:中尾暢樹

<イントロダクション>
間宮祥太朗と桜井日奈子がW主演した青春ラブストーリー。“殺すぞ”が口癖の男子高校生と“死にたがり”の女子高校生が出会い……。高校生の揺れる心情を鮮やかに描く。

Twitterに投稿され、世代を超えて共感を呼んだ世紀末のデビュー作となった4コマ漫画を「逆光の頃」の小林啓一監督が脚本を兼任して実写映画化。劇中で間宮と桜井、恒松祐里と堀田真由、箭内夢菜とゆうたろうという3組の高校生が登場し、それぞれの物語が交錯する形で進行。ユーモアを交えた会話劇はどこか「セトウツミ」を思わせるが、映画の後半のあるシーンを境に切ない恋物語に変化。それまでの何げない描写が巧みに作用し、見る者をぐっと引き込む。そして“未来”への希望を託した余韻も心地がいい。

<放送内容>
なんにも興味が持てずに退屈な高校生活を送っていた小坂。ある日、彼はリストカットの常習者である“死にたがり”の風変わりな同級生の女子・鹿野に興味を持つ。それまで周囲から孤立していた2人は、教室に入ってきた蜂の埋葬をきっかけに、同じ時間を共有するように。アイスを食べたりゲームをしたりして、不器用なやりとりを続けながら、2人はお互いに癒やされていくが、ある夜、鹿野に小坂の母親から連絡が入る。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2020.12.13

ドラマ「危険なビーナス」[全10話](お薦め度★★★★★)

よく出来たミステリーです。
しかもちょっとコメディチックな妄想シーンを組み込む、心憎い演出で非常に楽しめました。

妻夫木 聡と吉高 由里子が初共演ながら息ピッタリでした。吉高由里子演じる“謎の美女”役のコケティッシュさが抜群で、彼女ならではの魅力が炸裂です。毎週どんな表情や演技を見せてくれるのか心が踊りました。

それにしても、非常に残念だったのは、最終回の前に一般記事が掲載されているニュースサイトで犯人が事前にわかってしまったことです。予期しないサイトでのネタバレに撃沈です(本当に嘆かわしい)。

しかし、ネタバレだったものの、珠玉の人間ドラマだったので大満足です。

以下、番組サイトから引用。

<オンエア情報>
TBS、2020年10月11日〜12月13日毎週日曜21時放送。日曜劇場枠。

<スタッフ>
原作:東野圭吾『危険なビーナス』(講談社文庫)
脚本:黒岩 勉
音楽:菅野祐悟
主題歌:back number「エメラルド」(ユニバーサル シグマ) 
プロデューサー:橋本芙美(共同テレビ)、髙丸雅隆(共同テレビ)、久松大地(共同テレビ)
演出:佐藤祐市(共同テレビ)、河野圭太(共同テレビ)、北坊信一(共同テレビ)
製作:共同テレビ、TBS 

<キャスト>
手島 伯朗:妻夫木 聡
矢神 楓:吉高 由里子
矢神 勇磨:ディーン・フジオカ
矢神 明人:染谷 将太
蔭山 元美:中村 アン
支倉 百合華:堀田 真由
君津 光:結木 滉星
永峰 杏梨:福田麻貴(3時のヒロイン)
手島 一清:R-指定(Creepy Nuts)
矢神 佐代:麻生 祐未
兼岩 順子:坂井 真紀
支倉 祥子:安蘭 けい
支倉 隆司:田口 浩正
矢神 牧雄:池内 万作
矢神 康之介:栗田 芳宏
矢神 康治:栗原 英雄
矢神 禎子:斉藤 由貴
矢神 波恵:戸田 恵子
兼岩 憲三:小日向 文世

<イントロダクション>
東野圭吾の傑作ミステリーで妻夫木聡が16年ぶりに日曜劇場主演!吉高由里子演じる“謎の美女”と30億円の遺産をめぐる壮大な謎解きに挑む!初共演の2人が繰り広げる“危険”なラブサスペンス!

TBSでは、2020年10月スタートの日曜劇場枠で、妻夫木聡主演の『危険なビーナス』を放送する。

原作は多くのベストセラー作品を生み出している東野圭吾の同名小説。ある失踪事件をきっかけに、主人公が謎の美女と共に遺産をめぐる名家の争いに巻き込まれていく壮大なスケールのミステリー。東野の小説が日曜劇場でドラマ化されるのは、『新参者』(2010年)以来10年ぶり。東野ミステリーといえば「引き込まれる世界観」「緻密なトリック」、そして「魅力的な登場人物たち」で多くの読者を魅了している。だが本作はそれだけではない。誰もが驚く「ラストの大逆転」もみどころのひとつ。そんな東野ワールドの脚本を担当するのは『グランメゾン東京』、映画『キングダム』などの話題作を多数手がける黒岩勉。東野作品の個性的なキャラクターを連続ドラマならではのスリリングな手法とタッチで描いていく。

主人公の手島伯朗(てしま・はくろう)を演じるのは、妻夫木聡。数々のドラマや映画に出演し、名実ともに日本を代表する俳優の妻夫木だが、TBSの連続ドラマで主演を務めるのは2004年4月期の日曜劇場『オレンジデイズ』以来。正義感が強く、ウソのつけない独身獣医師だが、困っている女性にめっぽう弱いという一面も併せ持つ。

そして、伯朗の前に突然現れる“謎の美女”=矢神楓(やがみ・かえで)役は、吉高由里子。TBSの連続ドラマは2019年4月期の『わたし、定時で帰ります。』以来で、妻夫木とは今回が初共演。ドラマだけでなく映画、CM、舞台と多ジャンルで活躍する吉高が、本作では明るく聡明な女性ながら、どこかミステリアスな影を持った女性を演じる。

妻夫木聡と吉高由里子、初共演の2人が東野ミステリーで魅せる絶妙なコンビネーションに、ぜひご注目いただきたい。

伯朗は、楓の“危険な”魅力に翻弄されていく

物語の発端になるのは、伯朗の弟・明人の失踪。伯朗にとって明人は異父弟。母が名家「矢神家」の御曹司と再婚してから生まれた弟だ。母の死後、矢神一族とは疎遠になっていた伯朗だが、突然現れた「弟の妻」を名乗る楓から失踪した明人を一緒に捜して欲しいと頼まれる。矢神家直属の血を引く明人は、総額30億とも言われる遺産の相続権を持つ。現当主が危篤状態に陥ったことで、遺産を狙う親族の誰かがさらったのではと楓は疑っているのだ。
美人に弱い伯朗は楓を放っておくこともできず、共に明人の行方を追うことになる。それが巨額の遺産が絡んだ矢神家の争いに巻き込まれていくとも知らずに。そんな中、伯朗は「弟の妻」である楓の魅力に次第に惹かれていき…。

弟の失踪は、「矢神家」の誰かの仕業なのか?
そして、謎の美女は本当に「弟の妻」なのか…!?
壮大な謎と人間の欲望が絡み合う“危険な”ラブサスペンス!!

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2020.10.19

映画『記憶にございません!』(お薦め度★★★)

上手くまとめた政界コメディです。
三谷幸喜監督らしく、豪華なキャスティングです。
中井貴一の総理大臣役は楽しめました。

奇想天外な物語に発展すれば、もっともっと面白かったと思うのですが、意外とスケール感が想定内で物足りなさがありました。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2019
制作国:日本
内容時間:127分

<スタッフ>
監督・脚本:三谷幸喜
撮影:山本英夫
音楽:荻野清子

<出演>
黒田啓介:中井貴一
井坂:ディーン・フジオカ
黒田聡子:石田ゆり子
鶴丸大悟:草刈正雄
古郡祐:佐藤浩市
番場のぞみ:小池栄子
寿賀さん:斉藤由貴
スーザン・セントジェームス・ナリカワ:木村佳乃
山西あかね:吉田羊

<イントロダクション>
三谷幸喜監督が、中井貴一ら豪華キャストを迎えて描く政界コメディ。突然記憶喪失に陥った“史上最悪の総理大臣”と、その事実を隠そうとする秘書たちの悪戦苦闘を描く。

喜劇の名手・三谷幸喜が監督・脚本を担当、政治の世界を舞台に、支持率低迷にあえぐ総理大臣が記憶喪失に陥ったことから始まるドタバタ群像劇を綴る。中井貴一が、傲慢で利己的、国民からも家族からも総スカンを食らう“史上最悪の総理大臣”役で主演。記憶とともに、政治のイロハも過去のしがらみも忘れた主人公は誠実な人間、誠実な政治家として生まれ変わろうとするが? 切れ者の秘書役のディーン・フジオカや総理夫人役の石田ゆり子をはじめ、草刈正雄、佐藤浩市、小池栄子ら実力派俳優たちの演技合戦も見もの。

<放送内容>
度重なる暴言や強行採決ですっかり国民から嫌われ、私生活でも妻子とはもはや形だけの家族となっている“史上最悪のダメ総理”黒田啓介。ある日、演説中に聴衆から投げられた石が頭に当たって昏倒した彼は、目覚めると政治家になってからのことをすっかり忘れていた。彼の秘書官たちは国政が大混乱に陥ることを恐れ、国民や内閣、総理の家族にさえも記憶喪失の事実を隠し、総理に公務を続けさせようとするのだが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2020.10.13

映画『キューブリックに魅せられた男』(お薦め度★★★★★)

巨匠キューブリックに心酔して、俳優から彼の助手として人生を捧げた男のドキュメンタリーです。そこには究極の自己犠牲が描かれています。

完璧主義の天才に対しての献身ぶりは、想像を遥かに超えていました。キューブリック作品のために生まれてきたかのようです。

監督亡き後に、完璧な形で作品を鑑賞できるのは、本作に登場するレオン=ヴィターリによるものだということが深く理解出来ました。

キューブリックの光と影の両面のうち、光が『キューブリックに愛された男』のエミリオ=ダレッサンドロで、影が本作のレオン=ヴィターリと言えます。両作品を観れて本当に良かったと感じます。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Filmworker
制作年:2017
制作国:アメリカ
内容時間:94分

<スタッフ>
監督・撮影:トニー=ジエラ
製作:エリザベス=ヨッフ、トニー=ジエラ

<出演>
レオン=ヴィターリ
ライアン=オニール
マシュー=モディーン
R=リー=アーメイ
(アーカイブ映像)スタンリー=キューブリック

<イントロダクション>
天才監督S・キューブリックに心酔するあまり、俳優から裏方業に転身し、ひたすら同監督に自らの生涯をささげた男L・ヴィターリの数奇な半生を見つめたドキュメンタリー。

1970年代半ば、当時新進の若手俳優だったヴィターリは、映画「バリー・リンドン」に出演。そこで憧れの天才監督キューブリックに間近で接して、ますます彼への尊敬の念を深めたヴィターリは、以後、俳優の道を捨ててキューブリックの専属アシスタントに転身。キャスティングから子役の世話係、プリントチェックに至る、映画作りのさまざまな雑事をこなし、ひたすらキューブリックのために献身的に働く滅私奉公の人生を送ることに。そんなヴィターリのなんとも数奇な半生を彼自身や関係者の証言を交えて振り返る。

<放送内容>
1970年代初頭、当時イギリスの有望な若手俳優だったヴィターリは、憧れの天才監督キューブリックの新作映画「バリー・リンドン」に出演。撮影初日、監督に初めて出会った瞬間、思わず電流が走ったという彼は、以後、さまざまな厳しい要求にも応えて信頼を勝ち得、キューブリックと親交を結ぶことに。かくしてその後、俳優の道を捨てて同監督の専属アシスタントとなったヴィターリのアッと驚く壮絶な滅私奉公の人生が始まる。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2020.10.12

映画『キューブリックに愛された男』(お薦め度★★★★)

巨匠キューブリックの専属運転手として30年間に渡って彼の身の回りの世話をしたイタリア人を通して、監督の人柄に触れられるドキュメンタリー作品です。

1999年に亡くなってから17年後にアメリカ人監督に縁のある人物を題材にイタリアで作られるのは、如何に世界的に人気があり評価されていたことがわかります。

キューブリックの最後の作品『アイズ ワイド シャット』でダレッサンドロ夫妻が出演という粋な計らいも、どれほど深い交流であったことがわかる逸話です。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:S Is for Stanley
制作年:2016
制作国:イタリア
内容時間:82分

<スタッフ>
監督:アレックス=インファセッリ
製作:インティ=カルボーニ、フェデリカ=パニッチャ、アレックス=インファセッリほか
脚本:アレックス=インファセッリ、フィリッポ=ウリヴィエリ、ヴィンツェンツォ=スクッチマラ
撮影:ジジ=マルティヌッチ、エドアルド=カルロ=ボッリ
音楽:ジョン=カミングズ

<出演>
エミリオ=ダレッサンドロ
アレックス=インファセッリ
(アーカイブ映像)スタンリー=キューブリック

<イントロダクション>
あの天才監督S・キューブリックの専属運転手となり、30年間にわたって彼の身の回りの世話をし続けた愛すべき男、E・ダレッサンドロの半生を振り返るドキュメンタリー。

1970年、とある荷物の運搬を手伝ったのがきっかけで、イタリア系移民のダレッサンドロは、ある人物から、専属運転手にならないかという誘いを受ける。その相手こそ、希代の天才監督キューブリックだった…。以後、車の運転のみならず、さまざまな雑用も日常的にこなすことになったダレッサンドロの口を通して語られる、巨匠キューブリックの意外な素顔が、何とも愉快で興味深いところ。イタリアのアカデミー賞に当たる第61回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で、本作はみごと最優秀ドキュメンタリー賞に輝いた。

<放送内容>
1970年のある雪の晩、ロンドンに住むイタリア系移民のダレッサンドロは、とある荷物の運搬仕事を請け負う。後日、彼の仕事ぶりを気に入った依頼主が、自分の専属運転手にならないかと、ふたたびダレッサンドロに声を掛けてくる。その人物こそ、映画監督のキューブリックだった。車の運転の腕は一流だが、映画のことは何も知らないダレッサンドロはそれを承知し、以後、30年間にも及ぶ2人の不思議な主従関係が始まることに。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2020.10.01

映画『決算!忠臣蔵』(お薦め度★★★)

意外な面白さを秘めた作品です。全体を通じてペーソスなコメディに仕上がっていました。

かかった費用を現代のお金に換算して吹き出しで解説する手法は、非常にユニークでした。
旅費だけでも相当な金額がかかっていたことが理解出来て、討ち入りまでの苦しい台所事情が良く呑み込めました。

限られた予算なのに、野放図な家臣たちのに振る舞いや考えはいつの時代にも通じるものがあります。

戦にはお金が必要という当たり前の事実を改めて本作から教えられました。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2019
制作国:日本
内容時間:126分

<スタッフ>
監督・脚本:中村義洋
撮影:相馬大輔
音楽:高見優

<キャスト>
大石内蔵助:堤真一
矢頭長助:岡村隆史
大高源五:濱田岳
不破数右衛門:横山裕
大石理玖:竹内結子
瑤泉院:石原さとみ
浅野内匠頭:阿部サダヲ
大野九郎兵衛:西川きよし

<イントロダクション>
堤真一と岡村隆史がW主演したエンターテインメント時代劇。藩主が起こした刃傷沙汰でお取り潰しとなった赤穂藩。限られた予算内で討ち入りの準備をする浪人の奮闘を描く。

「忠臣蔵」の物語を、“予算”という角度から読み解いた歴史学者・山本博文の著書を、「殿、利息でござる!」「忍びの国」の中村義洋監督が映画化。映画の中に出てくる事柄や予算金額が現代の用語や金額に置き換えて解説されるのがユニークで、堤演じる大石内蔵助が関西弁で話し、周囲の人々の言動にツッコミを入れていくさまに大いに笑わされる。これまでの「忠臣蔵」とかなり異なるが、“討ち入りの日”というゴールまで描かれるさまざまな人間模様が魅力。竹内結子、石原さとみなど豪華俳優陣の共演も楽しい。

<放送内容>
幕府の重臣・吉良上野介に切りかかった赤穂藩主・浅野内匠頭は即日、切腹させられる。藩はお取り潰しになり、家老の大石は幼なじみの勘定方・矢頭に力を借りて残務整理の日々を過ごす。御家再興の道が閉ざされた彼らに残された希望は宿敵・吉良邸への討ち入りだが、討ち入りには費用が必要で、使える予算は現在の貨幣価値に換算すると9500万円。生活費や食費、家賃、江戸往復など、お金が出ていくばかりで、大石は頭を抱える。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2020.09.30

ドラマ「課長バカ一代」[全10話](お薦め度★★★)

企業ドラマのギャグコメディです。
尾上松也にとって衝(笑)撃の主演作と言えます。
半沢直樹」でも活躍した尾上松也が徹底的にクドいおバカを演じます。しかも顔芸炸裂です。よくもまぁ、出演をOKしたものです。

企業ドラマのおバカコメディとなると、いずれ破綻して痛い作品になる可能性大ですが、全くブレることなく成立してしまいました。

オープニングは往年の人気ドラマ「Gメン'75」のパロディで、横一列に坂東彦三郎、永尾まりや、木村了、尾上松也、板橋駿谷、武野功雄、ボブ(AIロボット)が歩きながら登場します。そもそも、ボブは人間じゃないし、、、若槻千夏が本人役で天使って何ナノ??

タイトルの課長の活躍と思いきや、「課長補佐代理心得」という訳のわからない肩書での物語です。何とも憎めない邪魔にならない稀有なコメディ作品となりました。

TOKYO MXでの放送は、最終回の後にスピンオフ「課長バカ一代 外伝 係長 前田仁」の予告が流れますが、翌週には放送されないというオチでした。

以下、番組サイトから引用。

<オンエア情報>
TOKYO MX、2020年7月15日〜9月16日毎週水曜19時58分放送。
初放送は、BS12 トゥエルビにて2020年1月12日〜3月22日放送で、全11話=(1話=30分)10話+スピンオフ1話。

<スタッフ>
原作:野中英次『課長バカ一代』(講談社刊)
監督:守屋健太郎、村上大樹、近藤啓介
脚本:村上大樹、近藤啓介
スピンオフ監督・脚本:池浦さだ夢
音楽:牧戸太郎
制作:株式会社TBSグロウディア
制作プロダクション:株式会社ネクスト、the ROOM株式会社
制作協力:株式会社松竹エンタテインメント、株式会社ジャパンコンテンツファクトリープロダクション、調布市、調布市文化・コミュニティ振興財団、「課長バカ一代」製作委員会

主題歌:THE イナズマ戦隊「リーダー論争」(日本クラウン)

<キャスト>
八神和彦:尾上松也
前田仁:木村了
小泉梨花子:永尾まりや
林田一郎:板橋駿谷
井上武治:武野功雄
村上源二郎:坂東彦三郎
ボブ:(声)山本夢
松平芝之助:市川左團次
山下正:有野晋哉(よゐこ)
天使:若槻千夏
坂本小太郎:三河悠冴
高橋浩祐:小村昌士
石野誠:山元駿
野々村さやか:辻本みず希
香坂瞳:春本由香
立花八重子:紺野ぶるま
戸田光穂:キンタロー。
秋野潤一郎:少路勇介
小剣崎宗一:林且弥
人事部長:水道橋博士(浅草キッド)

<イントロダクション>
「ミスターマガジン」(講談社刊)に1996年から2000年まで連載された、野中英次によるギャグ漫画「課長バカ一代」(講談社刊)が実写化。

この物語は、老舗家電メーカー・松芝電機のビジネスマンたちのビジネスと、ビジネス以外の物語である!
商品開発企画課の係長、33歳、八神和彦。ある日上司に呼ばれ、いきなりの昇進。任命された肩書は、「課長補佐代理心得」。微妙な肩書に困惑しながらも、仕事に励む(?)八神。果たして、昇進を果たした八神に、これからどんな試練が待ち受けているのか?!

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2020.08.01

映画『ゴールデン・リバー』(お薦め度★★★★)

ラストがジ~ンと胸に沁みます。
西部劇ながら新しさを感じました。

ジョン=C=ライリーとホアキン=フェニックス、ジェイク=ギレンホールの豪華顔合わせは見応え十分でした。

ジャック=オディアールはフランス人監督ですが、米国王道の西部劇を見事に描いています。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:The Sisters Brothers
制作年:2018
制作国:アメリカ・フランス・ルーマニア・ベルギー・スペイン
内容時間:122分

<受賞歴>
第75回(2018)ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞(監督賞)

<スタッフ>
監督:ジャック=オディアール
製作:パスカル=コシュトゥー、グレゴワール=ソルラ、ミヒェル=メルクトほか
脚本:ジャック=オディアール、トマ=ビデガン
撮影:ブノワ=デビエ
音楽:アレクサンドル=デスプラ

<キャスト>
イーライ=シスターズ:ジョン=C=ライリー
チャーリー=シスターズ:ホアキン=フェニックス
ジョン=モリス:ジェイク=ギレンホール
ハーマン=カーミット=ウォーム:リズ=アーメッド
提督:ルトガー=ハウアー

<イントロダクション>
J・C・ライリー、J・フェニックス、J・ギレンホールらが豪華に競演し、第75回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞(監督賞=J・オディアール)他に輝いた異色の西部劇。

「預言者」で第62回カンヌ国際映画祭グランプリ、「ディーパンの闘い」で第68回カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞しているフランスの実力派監督オディアールが、本作ではハリウッドの人気スターたちを主役陣に迎えて西部劇に初挑戦。ゴールドラッシュに沸く19世紀半ばのアメリカ西部を舞台に、「シカゴ」のライリーと「ジョーカー」のフェニックス演じる殺し屋兄弟らが一獲千金の夢にのめり込んでいくさまを、オフビートな笑い満載で活写。第44回セザール賞でも監督賞など4部門に輝き、高い評価を得た。

<放送内容>
1851年、ゴールドラッシュに沸くアメリカ西部。兄のイーライと弟のチャーリーから成るすご腕の殺し屋兄弟は、雇い主の提督からウォームという名の化学者を始末するよう依頼され、連絡係のモリスともども、彼の後を追う。実はウォームは黄金を見分ける独自の化学式を発見し、黄金を元手に理想の社会を築くという壮大な計画を立てていた。彼の計画にモリスも共鳴し、やがて兄弟も彼らに合流して一獲千金の夢にのめり込んでいく。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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